法廷で母親「事実究明と謝罪を」小学校の新任教師(当時24)が自殺
約9000万円の損害賠償求める裁判 福岡地裁
2024年8月27日(火) 16:39 テレビ西日本
福岡県春日市の市立小学校で5年前、新任の男性教師が自殺したのは長時間労働やパワハラが原因だとして遺族が市などに損害賠償を求めている裁判の第1回口頭弁論が27日、開かれました。
訴えによりますと2019年、春日市の市立小学校で勤務していた当時24歳の男性教師が自殺しました。
その原因は月平均100時間の時間外労働や同僚たちの前で指導教師から何度も激しく叱責されたことが原因だとして、遺族が市と県に対し約9000万円の損害賠償を求めています。
福岡地裁で27日に開かれた第1回口頭弁論で、教師の母親は「息子がどうしてこうならないといけなかったのか、事実の究明と学校からの謝罪を強く求めます」と訴えました。
一方、市と県は請求棄却を求めた上で、詳しい理由は今後の裁判で明らかにするとしています。
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