2024年8月23日金曜日

▼「俺の言うことを聞かないやつは懲戒免職」・「退職金もらえなくしてやろうか」…市長パワハラ調査に職員回答

「俺の言うことを聞かないやつは懲戒免職」・
「退職金もらえなくしてやろうか」
…市長パワハラ調査に職員回答

 

2024年8月23日() 6:53 読売新聞

 

 秋田県鹿角市の関厚市長が部下にパワハラと受け取られる言動をした疑いがあるとして、全職員を対象に実施された調査の結果がまとまった。「パワハラやパワハラ的な言動を受けたことがあるか」の問いでは、「ある」が25人、「目撃した」が50人に上り、計29・5%がパワハラ的な言動があったと答えた。

 

 調査は全職員273人を対象に匿名で行われた。回答率は94%で21日に公表された。具体的な記述では、「俺の言うことを聞かないやつは懲戒免職にしてやる」、「おまえ、退職金をもらえなくしてやろうか」など、脅しともとれる高圧的な発言もあった。

 

 関市長は2021年6月の選挙で初当選し、現在1期目。22日の取材に、「高圧的な言動と受けとめられたとしたら大変申し訳なかった。謝罪したい」と述べた。また、「一部に誤った事柄も含まれる」とし、弁護士と相談して事実関係を精査するという。

 

 調査には、「市長への発言やコミュニケーションが十分にできず、建設的な議論が難しい」、「職員に責任転嫁するかのような発言もあり、トップとして資質に欠ける」など、市の業務に影響が出ているとする回答もあった。

 

 市は特別職を対象にしたパワハラ防止条例の制定や、市長の言動を調査する第三者委員会の設置を検討している。舛屋修美副市長は「管理職の半数がパワハラがあったと答えており、責任を感じている。市長は職員に謝り、信頼関係を再構築してほしいと申し上げた」と述べた。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

鹿角市長のパワハラあった3割 「懲戒免職にしてやる」

 

2024年8月22日() 12:35 共同通信

 

 秋田県鹿角市が、市職員を対象に、関厚市長(70)からのパワハラに関するアンケートを行った結果、調査に応じた職員の約3割が被害を受けたり目撃したりしたと答えたことが22日、市への取材で分かった。関氏は取材に「高圧的だったり声が大きかったりしたことは謝罪したい。内容には事実と違うところもあるため精査する」と話した。

 

 市は7月、インターネットを使って、管理職を含む正規職員全273人に、パワハラを受けたことがあるかなどを無記名で尋ねた。 パワハラの具体的な内容では「俺の言うことを聞かないやつは懲戒免職にしてやる」「退職金をもらえなくしてやろうか」などの発言があったとする回答があった。

 

 

 

「懲戒免職にしてやる」などの発言も
 秋田・鹿角市長のパワハラ調査、約3割が受けた”“見たと回答

 

2024年8月21日() 21:11 秋田テレビ

 

秋田県鹿角市の関 厚市長のパワーハラスメントが疑われる言動について、市は21日、職員を対象にした調査の結果を報告した。約3割が「パワハラを受けた」などと答えている。

 

6月の鹿角市議会で、市の幹部職員が「関市長の言動がパワハラを疑う発言だったと感じている」と話した。

 

このほか、職員が関市長に大声で叱られている事実も確認され、市は7月に職員を対象に実態を調査し、821日に結果を報告した。

 

調査に回答した257人の職員のうち、約3割が「パワハラを疑う言動を受けた」あるいは「見たことがある」と答えた。具体的には「俺の言うことを聞かないやつは懲戒免職にしてやる」「退職金をもらえなくしてやろうか」など、脅すような発言が挙げられた。

 

関 厚市長は「内容等が明らかに違うところもあるので精査しているところ。職員の意見があったことは真摯に受け止めたい」と話した。

 

また、調査を取り仕切った舛屋修美副市長は「市長・副市長などの特別職も対象に含めたパワハラ防止に関する新たな条例の制定に向けて検討したい」と話した。

 

 

 

秋田・鹿角市長に関するパワハラ調査
 約3割の職員が「ある」または「目撃した」と回答

 

2024年8月21日() 19:04 秋田朝日放送

 

秋田県鹿角市の関市長による職員へのパワハラが疑われる言動があったとして、職員全員を対象とした調査結果が報告されました。約3割の職員がパワハラを受けたことが「ある」または「目撃したことがある」と回答しています。

 

調査内容は鹿角市議会の総務財政委員会で報告されました。調査は無記名で鹿角市の職員273人を対象に行われ、パワハラの具体的な内容や職場に与える影響などを聞きました。

 

273人のうち257人が回答し、関市長からパワハラやパワハラ的な言動をうけたことが「ある」または「目撃したことがある」と答えた人の数は75人で、回答者の約3割に上りました。「俺の応援をしない議員の地域には事業予算を付けないと激昂し、困惑した」といった回答があったということです。

 

報告書を受け取った関市長が取材に応じました。

 

鹿角市 関厚市長:「このアンケート調査は市長への調査はなかった。今のところは事実をきちんと把握しておきたいと思っている」

 

今回の報告書は関市長のパワハラを事実認定したものではないため、舛屋修美副市長は第三者委員会を設けてパワハラの事実認定をするか対応を検討したいと話しています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月24日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「市長の言動がパワハラ的なものに感じた」鹿角市幹部職員の議会での発言を受け 職員へ無記名のアンケートを実施 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。


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