歯科医師の男に「一部の職員が命令口調で不適切な言動」
ハラスメント行為疑われる事案も
歯科医の男が女性職員にけがをさせた事件で報告書 宮城・大崎市
2024年8月29日(木) 11:22 東北放送
今年4月、宮城県の大崎市民病院で歯科医の男が女性職員にけがをさせた事件を受け再発防止委員会は、病院に対しハラスメント研修の拡充などを求める報告書をまとめ、市に提出しました。
報告書は28日、大崎市の並木健二病院事業管理者に提出されました。
この事件は今年4月、大崎市民病院で歯科医だった蜂矢眞也被告(35)が女性職員2人の首を絞めるなどしてけがをさせたとして逮捕・起訴されたもので現在、公判が行われています。
報告書では蜂矢被告について「診療中に診察室を出ることがあった」「意思疎通を図ることが上手ではなかった」などと指摘。その上で蜂矢被告が一部の職員から命令口調で不適切な言動を受けていたと明らかにし所属長も十分な注意をしていなかったと問題点を指摘しています。
大崎市 並木健二病院事業管理者:
「このようなことが二度と起こらないように報告書に沿って迅速に対応したいと思います」
再発防止委員会は、病院に対し、ハラスメント研修の拡充に加え職員へのアンケートを新たに実施するなど相談態勢を強化するよう求めています。
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