【清水港男性遺体】川に入らせ溺死させた疑い
会社役員を再逮捕 日常的にパワハラか
2024年8月7日(水) 13:03 静岡新聞
清水港で男性会社員の遺体が見つかった事件で、清水署は7日、川に入るよう指示し溺死させたとして、重過失致死の疑いで静岡市清水区村松、自動車販売会社役員の男(42)=暴行罪で起訴=を再逮捕した。男性は容疑者の会社の従業員。同署は日常的なパワハラがエスカレートした可能性があるとみて慎重に捜査している。
再逮捕容疑は6月24日深夜、それまでの暴行などで畏怖させていた社員の男性=同区美濃輪町、当時(33)=に対し、同区の巴川に入るよう指示し、注意義務を怠った重大な過失により溺死させた疑い。男性の遺体は6月27日に清水港内の折戸湾で、全裸で発見された。巴川沿いには男性の衣類が置かれていたという。
関係者によると、2人は少なくとも10年近く前から知り合いだったとみられ、男性は最近4年間は容疑者が経営する会社で働いていた。男性は勤務先の近くで1人暮らしをしていて、日付が変わるまで働くことも多かった。容疑者から大声で一方的に叱責(しっせき)される様子が日常的に目撃され、過去にも同容疑者の指示で勤務先近くの巴川に飛び込んだことがあったという。
近所の女性(84)は「男性が川に飛び込んだ1週間くらい前、『若いからといって働き過ぎないで。命があってこそだよ』と話した。『ありがとうございます。心配かけてすみません』と返事をしていた」と振り返った。
川入らせ部下溺死させたか、静岡 重過失致死疑い、男を再逮捕
2024年8月7日(水) 12:56 共同通信
静岡県警清水署は7日、静岡市清水区の巴川で、会社の部下である太田滉基さん=当時(33)、同区=に川に入るよう指示し溺死させたとして、重過失致死の疑いで、同区の会社役員望月一行容疑者(42)=暴行罪で起訴=を再逮捕した。望月容疑者は太田さんに蹴りや頭突きなどをした疑いで2回逮捕されていた。県警は日常的にパワハラをしていた可能性もあるとみて調べている。
再逮捕容疑は6月24日夜、太田さんに巴川へ入るよう指示し、注意義務を怠って溺死させた疑い。県警は認否を明らかにしていない。
同27日に湾内で服を着ていない太田さんの遺体が発見された。太田さんは裸で川に飛び込んだとみられる。
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