2024年8月27日火曜日

▼福岡県大野城市、ハラスメント検証する第三者委員会設置へ …副市長の言動が「パワハラ」と一部市議指摘

福岡県大野城市、ハラスメント検証する第三者委員会設置へ
…副市長の言動が「パワハラ」と一部市議指摘

 

2024年8月27日() 11:51 読売新聞

 

 福岡県大野城市は、市役所内でのハラスメント事案を調査検証する第三者調査委員会を設置する方針を明らかにした。一部の市議からは毛利伸彦副市長の市職員への言動がパワーハラスメントに当たるのではないかとの声が上がっており、9月議会に関して26日に行われた記者会見で、毛利副市長は「私に伴う報道で、市民に市政に対する不信感を抱かせてしまった」と陳謝した。

 

 ハラスメント問題を巡っては、6月、複数の市議が対策を求める要望書を井本宗司市長に提出。市は92日に開会する市議会定例会に、第三者委の委員への報酬費300万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案する。

 

 委員は3人以内で、法律や労働の専門家で構成。市職員へのアンケートで実態把握を行い、年度内にも報告書を市長に提出する。

 

 毛利副市長はこの日の会見で、過去にハラスメントを行った認識があるかを問われ、「すべての記憶が明確にあるわけではないが、業務の範ちゅうを超えた叱責であるとか、机をたたくといった威圧的なものを行った認識はない」と説明した。

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