2024年8月7日水曜日

▼自民・木村次郎議員が威圧的言動 元秘書「繰り返しパワハラ」訴え

自民・木村次郎議員が威圧的言動 元秘書「繰り返しパワハラ」訴え

 

2024年8月7日() 15:56 共同通信

 

 自民党の木村次郎衆院議員(56)=青森3区=の元私設秘書の男性(46)が在職中に木村氏からパワハラを繰り返し受けたと訴え、木村氏は7日、威圧的言動など一部を認めて「深く反省している」とするコメントを発表した。

 

 男性は今年78日に採用され、青森県弘前市の事務所で勤務。ストレスによる体調不良で5日間で退職したという。

 

 男性によると、木村氏は男性が運転する車に乗った際、赤信号で「行ってしまえ。時間がもったいない」と強要した。次期衆院選の他党候補予定者のポスターを見かけた際は、運転しながら撮影するよう指示。運転席を後部からたたいたこともあったとしている。

 

 男性は6日に青森県庁で記者会見。秘書が何人も退職していると指摘した上で「一番の原因は、木村氏の高圧的かつ個人の尊厳を軽視した態度にある」と訴えた。

 

 一方、木村氏は7日、信号無視などについて「道交法違反を教唆する指示はしていない」と書面で反論。運転席の殴打なども否定した。ただ「一部行きすぎた言動があったのは事実だ」とも説明した。

 

 

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元秘書からの指摘に木村次郎衆院議員「一部行き過ぎた言動があった」と謝罪

 

2024年8月7日() 19:27 青森朝日放送

 

木村次郎衆議院議員の私設秘書として勤務していた男性が、パワハラ行為を受けたと打ち明けました。これに対し木村議員は、一部行き過ぎた言動があったと謝罪しました。

 

パワハラ行為があったと指摘したのは、木村議員の私設秘書だった46歳の男性です。男性は、78日から12日まで5日間、秘書として勤務していました。

 

男性によりますと、木村議員を乗せた移動中の車内で新聞紙に折り目を付けたことで激高されたほか、目的地へ向かう際に赤信号で停止しようとすると、進むよう指示されたということです。

 

こうした元私設秘書の指摘に対し木村議員は、事実と異なる部分もあるものの、一部行き過ぎた言動があったことは事実と認め、「今般のことで不快な思いをされた方に心よりおわび申し上げます」と文書でコメントしました。

 

元秘書の男性は、このほかに5日間の勤務時間が、法定の労働時間を大幅に超えていたことを労働基準監督署に相談していて、この点について木村議員側は、労働環境の改善に努めていくとしています。

 

 

 

自民木村次郎衆院議員「行き過ぎた言動あった」と謝罪 元秘書が訴え

 

2024年8月7日() 18:45 朝日新聞(野田佑介)

 

 自民党・木村次郎衆院議員(56=青森3=の私設秘書だった40代の男性が木村氏からパワーハラスメントを受けたと訴え、木村氏が7日、文書で「一部行き過ぎた言動があったことは事実」と認め、謝罪した。

 

 男性が6日、青森県庁にある青森県政記者会を訪れ、説明した。男性によると、男性は青森県弘前市にある木村事務所に採用され、78日から働き始めた。男性が青森県内で赤信号で停車しようとした際、木村氏が信号無視を指示したり、後部座席に座っていた木村氏が助手席をたたいたり、蹴ったりしたこともあったという。男性は木村氏の威圧的な言葉や行動に苦しみ、体調を崩したため、12日まで働き、退職した。

 

 木村氏は7日、事実確認を求めた記者会に対して書面で回答した。木村氏は信号無視の指示など車内での行為は否定したものの、「一部行き過ぎた言動があったことは事実で、真摯(しんし)に反省する。不快な思いをされた方に対して心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 

 また、男性は平均労働時間が1日約16時間だったとして、弘前労働基準監督署に相談。木村氏は「雇用主として、快適な労働環境を提供できなかったことについて深くお詫(わ)び」するとともに「秘書の労働環境改善に取り組んで参る」とした。




木村次郎衆院議員、元秘書のパワハラ訴え受け謝罪
 「一部行き過ぎた言動あった」 交通違反指示は否定

 

2024年8月8日() 9:00 東奥日報

 

 自民党の木村次郎衆院議員の私設秘書を務めた男性(46)が、同氏から繰り返しパワハラを受けたと報道各社に被害を訴え、木村氏は7日、東奥日報などが加盟する青森県政記者会の取材に対し、秘書を威圧するような発言をしたことを認めた。木村氏は文書で「一部行き過ぎた言動があったことは事実。心を痛めた事務所スタッフや不快な思いをした方におわび申し上げる」と謝罪した。

 

 男性は6日、県庁内で、78日から弘前市の木村氏事務所で勤務した際の状況を説明。男性によると、木村氏を車で送迎中に赤信号で停止しようとしたところ、「いいから行ってしまえ。時間がもったいない」と指示され、信号無視を強要された。同じ衆院青森県3区に出馬する立憲民主党の候補予定者のポスターを運転しながらスマートフォンで撮影するよう命じられ、留守だった訪問先の表札の撮影も指示されたとした。

 

 採用の面接で勤務時間は午前9時から午後6時までとされていたが、実際は1日平均16時間働いたという。男性はことあるごとに「激高」されたとし、動悸(どうき)や不眠などの症状が出て5日間で退職。他にも何人も秘書が退職しているとした。男性は長時間労働などについて弘前労働基準監督署に相談したという。

 

 一方、木村氏は報道機関に宛てた文書の中で「道路交通法違反を教唆するような指示はしていない」と信号無視や運転中の撮影の指示を否定。表札の撮影は「備忘録の意味だったが、プライバシーへの配慮に欠け、軽率だった」とした。

 

 秘書の退職が相次いだ原因については「秘書の個人的理由もあるが、多忙さや私自身の行き過ぎた言動が要因となった面もあるかと思う」とし、今後は秘書の労働環境改善に努める意向を示した。 


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