2024年8月1日木曜日

【北海道庁でパワハラ懲戒】後輩の30代女性職員に「なぜ遅い」「聞いてないぞ」声を荒げ…以前から“熱くなりやすい”と指摘の63歳男性職員「謝罪の気持ちしかない」

【北海道庁でパワハラ懲戒】
後輩の30代女性職員に「なぜ遅い」「聞いてないぞ」声を荒げ
以前から熱くなりやすいと指摘の63歳男性職員
「謝罪の気持ちしかない」

 

2024年8月1日() 11:01 北海道放送

 

 北海道は、後輩の女性職員に対し、声を荒げてくり返し強い口調で叱責したとして、63歳の男性職員を戒告の懲戒処分としました。

 

懲戒処分を受けたのは、北海道総務部の63歳の男性職員です。

 

道によりますと、男性職員は今年6月、期限までに仕事が間に合わなかった他部署の30代の女性職員に対し「なぜ遅い!」などと声を荒げました。

 

そして期限に間に合わないことの事前報告がなかったことに対して「聞いていないぞ!」などと、くり返し強い口調で厳しく叱責しました。

 

女性職員が、ハラスメント相談窓口に相談し、道が事実確認をすると、当時複数の職員もその様子を目撃していて、道は著しい精神的な苦痛を与えたとして、7月31日付けで男性職員を戒告の懲戒処分としました。

 

男性職員は熱くなりやすい性格で、以前にも、指導の仕方について言い過ぎるという指摘を受けていたということです。

 

処分を受けて、男性職員は「謝罪の気持ちしかない」と、女性に謝罪をしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

63歳の北海道職員 パワハラで戒告の懲戒処分】
「なんでこんなに遅いんだ!」公衆の面前で声を荒げて厳しく叱責
強い口調で繰り返す 「攻撃する意図なかった」と弁明

 

2024年7月31日() 21:09 北海道文化放送

 

 他の課の職員に声を荒げて、繰り返し強い口調で厳しく叱責し、著しい精神的苦痛を与えたとして、札幌市内の北海道総務部で勤務する男性職員(63)が戒告の懲戒処分を受けました。

 

 男性職員は今年6月、自分の北海道庁の執務室内で、他の部署の後輩職員に「なんでこんなに遅いんだ。聞いていないぞ」などと声を荒げました。

 

 被害を受けた職員とはある仕事で連携していて、情報共有が遅かったことから、繰り返し強い口調で叱責(しっせき)。周囲の人に聞こえるような大声で10分以上にわたって繰り返し追及しました。

 

 数日後、被害を受けた職員が北海道庁内の各部署にあるハラスメント相談窓口に報告。北海道の調査に、加害者の男性職員は「(仕事の締め切りまで)時間が足りないと思い、焦ってしまった」とハラスメント行為をしたと認めています。

 

 「相手を攻撃する意図はなかった」と弁明したうえ、「自分の行いはハラスメントで許されない行為だと責任を感じている。相手に謝罪する気持ちしかない。職場にも迷惑をかけた」と話しています。

 

 

 

繰り返し強い口調で叱責パワハラ、懇親会で首絞める
60代の道職員2人に訓告の懲戒処分

 

2024年7月31日() 18:22 札幌テレビ

 

北海道は2024731日付けで、職員2人を懲戒処分したと発表しました。

 

総務部に所属する男性職員(63)は、他の部署の職員に対して声を荒らげて、繰り返し強い口調で厳しく叱責するなどのパワハラをし、精神的苦痛を与えたとしています。

 

また根室振興局に所属する男性職員(61)は、関係団体などとの会議後に開催された懇親会で、酒に酔って被害者の首のあたりを絞めるような暴行を加えたということです。

 

いずれの男性職員も、訓告の懲戒処分となりました。


《カウンセラー松川のコメント》

この事案のそもそもの原因は被害者側にあります。
期限を設けられている業務で、その期限に間に合わないならば、
事前に報告をするべきです。
期限を過ぎてしまったばかりに、業務遂行が不可能となっても、
その責任が取れるとは限りません。
叱責の方法に問題があったのかも知れませんが、
仕事で期限を守れない者は社会人失格と言えます。

被害者へ
どうして期限までに任務完了が出来ない事を報告しなかったのですか?
期限までに終わると確信していたけど、予想外の事態で間に合わなかったのならば、
それは事故であり不幸かも知れませんが、それでも期限内に報告はするべきです。
あなたのミスで、あなたが責任を取るだけに済むなら簡単ですが、
上司とか他部署や第三者に迷惑を及ぼすとしたら大問題です。

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