2025年5月31日土曜日

▼神奈川県立学校「セクハラ被害」生徒172人 昨年度の県教委調査

神奈川県立学校「セクハラ被害」生徒172人 昨年度の県教委調査

 

2025年5月31日() 19:10 テレビ神奈川

 

神奈川県教委は、昨年度、県立学校でおきた「セクハラ」被害のアンケート結果を公表し、172人の生徒から、自身や他の生徒が「被害を受けた」との回答があったことが分かりました。

 

調査は、県立の高校や特別支援学校などの生徒と教員、およそ132000人を対象に、去年7月と12月の2回に分けて行われました。

 

生徒を対象とした調査では、91人が「自分自身が被害を受けた」と回答したほか、「他の生徒が受けた」も81人に上り、あわせて172人に。 このうち36人は「先生」からのセクハラだったということです。

 

「自身が被害を受けた」と回答した生徒に被害の内容を尋ねたところ、

●性的なからかいや冗談などを言われた

●必要もないのに体を触られた

 が最も多く過半数を占め、

●携帯電話などで性的なメッセージや画像を送られたり送るよう迫られたりの被害も8件ありました。

 

 県教委は、校内研修などを行い、セクハラ未然防止に向け啓発に努めるほか、被害を受けた生徒の相談窓口の周知に取り組むとしています。


メンタルケア指針を教職員向けに策定 県教委、データで周知へ

メンタルケア指針を教職員向けに策定 県教委、データで周知へ

 

2025年5月31日() 15:20 琉球新報

 

 県教育委員会は30日、公立学校教職員向けのメンタルヘルスケアの指針「メンタルサポートガイドライン」を策定したと発表した。教職員に特化したメンタルヘルスのガイドラインは全国的にも例が少ないといい、県では初めての取り組みとなる。各県立学校や市町村教育委員会にデータで提供し、周知を図る。

 

 ガイドラインでは、心の不調に陥りやすい教員の職場環境の特徴などを説明し、メンタルヘルスの必要性を訴えているほか、心の不調の予防やケアについて、同僚や管理職、外部資源など5つの視点から説明している。医療機関や電話相談窓口の情報もまとめて掲載し、利用しやすくした。

 

 精神疾患の病気休職者が右肩上がりの教職員現場では、自分自身で心の不調に気づけないことや、対応方法が分からないことなども課題となっているという。

 

 メンタルヘルスにおける教職員現場の特徴として、児童・生徒や保護者などの感情に働きかけて仕事を進めることが求められ、やりがいを感じる一方で疲弊しやすい側面があるという。風邪などと同じように、早期に気づいて対応することが重要となっている。

 

 半嶺満県教育長は「自分の状態に気づいて具体的に対処ができる環境をつくっていきたい。先生方が内容を確認できる場を持ちたい。しっかり学校に周知していきたい」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

教職員の仕事量は増える一方の上に、些細な事で苦情を入れて来る保護者対応。
しかも、自分等だけの意見を押し込もうとする、所謂モンスターペアレンツ対応。
管理職も防波堤にはならず、担任に対応を一任する状態。
児童生徒の身体に悪意無く触れても「パワハラ」「セクハラ」に発展。
超過勤務が増えても、特例措置で満額支給はされない。
こんな環境では「メンタルヘルス不調が起きる土壌」と言えます。
指針を示すことも大切ですが、本来やるべきことは
メンタルヘルス不調が発生しない職場作りなのです。
指針を示したから職務完了ではありません。


▼福岡県田川市長セクハラ問題、第三者調査委設置を市側に求め審査終了…市公平委「女性側の意見くみ取りを」

福岡県田川市長セクハラ問題、第三者調査委設置を市側に求め審査終了
…市公平委「女性側の意見くみ取りを」

 

2025年5月31日() 12:06 読売新聞

 

 福岡県田川市の村上卓哉市長が不倫関係と認識していた女性職員からセクハラ被害を訴えられた問題で、市公平委員会が、事実関係を究明する第三者調査委員会の設置などを市側に求め、審査終了を通知していたことが分かった。通知は29日付。

 

 通知では、市長を含む特別職のハラスメントから職員を守る条例を市議会に提案することも求めているという。女性側が3月末、セクハラ被害を訴えた際、市公平委に同様の対応を求めていた。

 

 市公平委は付帯意見として「女性側の意見をくみ取り、一日も早く進める」ことを市側に求めているという。市幹部は「通知に基づき、第三者委の設置などの準備を進める」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月22日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼女性職員「不倫ではなくセクハラ」田川市長「お互いの理解がなかったと捉えていなかった」市長は職員を提訴へ 福岡
これの続報です。

▼「議員からハラスメント」2割 大町町、職員アンケート 対策を講じるよう要請

「議員からハラスメント」2割 大町町、職員アンケート
 対策を講じるよう要請

 

2025年5月31日() 7:22 佐賀新聞(小野靖久)

 

 大町町は30日、係長以上の職員に行った「町議会議員からのハラスメント実態調査」の結果を公表した。威圧的言動など2割が「ハラスメントを受けた」と回答した。町は同日、全議員に結果を伝え、対策を講じるよう要請した。

 

 町によると、以前から一部議員によるハラスメント行為があり、20229月〜244月に4回にわたって対応の要請や抗議を行った。心身を病んで休職する職員も出た。今年3月にも威圧的行為が確認され、他市町でもハラスメントが問題になっていることを受け、調査結果を示して対応を求めることにした。

 

 調査は係長以上の36人にハラスメント経験の有無、議員名、内容、業務や体調への影響などを聞いた。

 

 ハラスメントを受けたと回答したのは7人(194%)で、執務室や議会の委員会、勉強会での「威圧的な言動や態度」「2時間以上の拘束」が多かった。仕事への影響(複数回答)では「議会対応をしたくなくなった」(41%)「業務効率低下」(25%)などが示され、体調面では「疲労感」「ストレス反応」(いずれも26%)といった回答だった。

 

 水川一哉町長は「要請や抗議を重ねてきたが、一向に前進がなく、実態調査に踏み切った。研修実施や条例制定を求めたい」と述べた。諸石重信議長は「調査結果を重く受け止める。研修を行い、条例を制定する方向で進める」との考えを示した。

▼「同志の分断や苦悩を看過できない」 沖縄・南城市の元職員20人、セクハラ認定の市長の辞任を求め要請書

「同志の分断や苦悩を看過できない」
 沖縄・南城市の元職員20人、セクハラ認定の市長の辞任を求め要請書

 

2025年5月31日() 7:04 沖縄タイムス

 

 沖縄県南城市の第三者委員会が同市の古謝景春市長のセクハラとパワハラを認定し、辞職を提言したことを受け、同市の元職員有志が30日、市長の辞職を求める要請書を文書で市に提出した。

 

 要請書は「行政の現場で働く同志であり仲間である職員が、分断されたり苦悩したりする姿をこれ以上看過できない」と訴えた。

 

 有志は計20人。そのうち要請書に氏名を記載したのは8人で、他は親族が市役所で働いているなどの理由でためらったという。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月28日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 【速報】南城市長、辞任を否定 セクハラ行為「肩や手に触れた」認めるも「ほかは事実と異なる」 沖縄
これの続報です。

2025年5月30日金曜日

▼町議会議員が威圧的な言動を繰り返していたとされる問題 町長が中間報告で第三者委員会設置などの方針示す【岡山・早島町】

町議会議員が威圧的な言動を繰り返していたとされる問題
 町長が中間報告で第三者委員会設置などの方針示す【岡山・早島町】

 

2025年5月30日() 18:32 山陽放送

 

岡山県早島町の一部の町議会議員が職員に威圧的な言動を繰り返していたとされる問題です。町民の有志から説明を求められていた町長が、きょう(30日)、中間報告で第三者委員会設置などの方針を伝えました。

 

この問題は、早島町議会の一部の議員が町の職員に対して、威圧的な言動や、人格を否定するような発言を繰り返していたとされるものです。町では、2年間で福祉課の課長ら4人が休職を余儀なくされたとして、町民の有志が佐藤町長に実態調査や対処などについての報告を求めていました。

 

佐藤町長は、きょう(30日)町民の有志に対して、パワハラについての事実関係を調査する第三者委員会の設置や、今後、ハラスメント防止条例の制定を実施する方針を示したということです。

 

同じく説明を求められていた議会も、パワハラについての調査を行う議会特別委員会の設置に向けて動くとともに、町の第三者委員会が設置された際は調査に協力していきたいと述べました。

 

(町議会健全化を求める町民有志 八木茂代表)

「議会も一つになり、そして町と双方が早島前進のためにお互い力をあわせて前へ進めていただきたいという思いが強いです」

 

なお、佐藤町長は第三者委員会の設置の詳細などについて、来月(6月)6日に開会する町議会で説明するとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月21日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼早島町の一部の町議会議員がパワハラ行為か 職員に対し「バカ」や人格を否定するような発言など 町民有志が町長などに要望書を提出【岡山】
これの続報です。


▼部下の寝顔撮影、「フォルダに写真増えたわ」 警部補のセクハラ認定

部下の寝顔撮影、「フォルダに写真増えたわ」 警部補のセクハラ認定

 

2025年5月30日() 18:30 朝日新聞(原野百々恵)

 

 勤務中に女性巡査の寝顔を無断で撮影するセクシュアルハラスメントをしたとして、兵庫県警が、東播地区の警察署に勤務する50代の男性警部補を本部長訓戒の処分にしたことが、朝日新聞の情報公開請求でわかった。処分は428日付。

 

 警部補は「おもしろ半分に撮影した。女性として意識したわけではなく、セクハラになると思っていなかった」と話しているという。

 

 県警によると、警部補は昨年911月、交番の休憩室などで椅子に座ってうたた寝をしていた女性巡査の姿などをスマートフォンで複数回撮影し、同じ交番勤務の職員らのグループチャットに送ったという。

 

 巡査に対し「また寝とったぞ、フォルダーに写真が増えたわ」と言ったといい、県警は性的に不快な気持ちにさせたとしてセクハラと認定した。

 

 また県警は、阪神地区の警察署の50代男性警部補について、パワーハラスメントを繰り返したとして417日付で本部長訓戒の処分とした。

 

 警部補は20233月~昨年2月、部下2人に対し、他の職員の前で最大2時間にわたり高圧的な叱責(しっせき)を繰り返したうえ、うち20代の巡査長(当時)から75万円を借金し、長期間返さなかったという。

 

 警部補は「借金の理由は言いたくない」と説明し、組織に迷惑をかけたくないとして依願退職した。

最上広域消防のパワハラ 認定された職員2人を含む7人を減給や戒告の懲戒処分

最上広域消防のパワハラ 認定された職員2人を含む7人を減給や戒告の懲戒処分

 

2025年5月30日() 18:27 山形放送

 

職員2人がパワーハラスメントを行ったと認定された最上広域市町村圏事務組合は29日付けで、パワハラを認定された職員2人を含む7人を減給や戒告の懲戒処分としました。

 

事務組合は、最上広域消防の職員へのパワーハラスメント・いわゆるパワハラ疑惑浮上を受けて去年9月、第三者委員会を設置。委員会は4月、職員1人が年上の職員2人からパワハラを受けていたと認定しました。

調査結果を受けて事務組合は29日付けでパワハラをした50代の男性職員と40代男性職員を減給10分の11カ月の懲戒処分を発表しました。また、監督責任を問い60代の男性消防長を減給10分の13か月。60代の男性前消防次長を減給1カ月10分の1の懲戒処分としています。処分を受けて事務組合は「職員の綱紀保持と粛清を徹底し住民の皆様からの信頼回復に取り組む」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

最上広域消防の消防長ら職員7人を懲戒処分
 パワハラと不適正な業務の執行で

 

2025年5月31日() 10:24 テレビユー山形

 

最上広域市町村圏事務組合は530日、最上広域消防に関する第三者調査委員会からの答申に基づき、懲戒処分審査会の意見を聴取し、理事会で審査した結果、職員7人が「パワーハラスメント」「不適正な業務の執行」「管理監督不適正」に該当するとして懲戒処分にしたと発表しました。「不適正な業務の執行」は新消防庁舎の設計に関して上司の職務命令に従うことを求める地方公務員法に違反し、嘆願書を提出したことに絡むものです。組合は「今後、なお一層、職員の綱紀の保持と粛正を徹底し、住民の皆様からの信頼回復に取り組んでまいります」とのコメントを発表しています。

 

処分は529日付。
(1)「不適正な業務の執行及び管理監督不適正」
 消防長(60代男性)減給3か月、10分の1
 前消防次長(60代男性)減給1か月、10分の1
 課長級職員(50代男性)減給1か月、10分の1
 課長級職員(50代男性)戒告、
 課長補佐級職員(50代男性)戒告 
(2)「不適正な業務の執行及びパワーハラスメント」
 主査兼係長級職員(50代男性)減給1か月、10分の1 
(3)「パワーハラスメント」
 主査兼係長級職員(40代男性)減給1か月、10分の1 
(4)
「不適正な業務の執行」
 嘆願書に署名した職員 口頭による厳重注意 


 

 

パワハラ認定された消防職員を減給処分
 最上広域市町村圏事務組合

 

2025531日(土) 11:00(斎藤徹)

 

 【山形】後輩職員を強い言葉で叱責(しっせき)したなどとして、最上広域市町村圏事務組合消防本部の職員が第三者委員会から4件の行為をパワーハラスメントと認定された問題で、組合は30日、50代と40代の主査兼係長級男性職員を、それぞれ減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 

 処分は29日付。ほかに、管理監督が不適正だったとして、消防本部消防長ら上司5人を減給3カ月~戒告の処分とした。

 

 第三者委は、職員2人の行為について「優越的な関係を背景に業務上必要な範囲を超えた言動を行い、後輩職員に精神的な苦痛を与えた」と認定した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月28日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「職員が委縮するような叱責」最上広域消防本部でのパワハラ 第三者委員会が認定 山形県
これの続報です。
パワハラに関する処分は、二人の主査兼係長級職員が共に減給1か月、10分の1
となりました。
男性職員4人が相次いで休職する様な状況ですから、
パワハラ加害も大きなものだと思います。
ところが、それにしては軽い処分ではないでしょうか?
やはり、事案発生直後に対処しなしいと、職場内でも今更感が漂い、
重い処罰にし難い可能性は否定出来ません。

被害者の皆様へ
とても納得出来る様な加害者への懲戒処分ですが、
第三者委員会を設置し、加害者への処分がされただけでも、
現状ではマシなのかも知れませんので、
ここは諦めるしかないでしょう。
または、加害者に対して損害賠償請求を提訴するかです。
組織としては処分を行い完了ですので。


2025年5月29日木曜日

▼「家出をして戻ってくるつもりない」メール後、そのまま無断欠勤…相模原市の男性主事を懲戒免職 現在も行方不明

「家出をして戻ってくるつもりない」メール後、そのまま無断欠勤
…相模原市の男性主事を懲戒免職 現在も行方不明

 

2025年5月29日() 22:00 神奈川新聞

 

 相模原市は29日までに、自宅を出たまま戻らず計41日間無断欠勤したとして、健康福祉局生活福祉部中央生活支援課の男性主事(27)を懲戒免職処分にした。

 

 市によると、男性主事は昨年12月28日午後10時ごろに同居の親族に「家出をして戻ってくるつもりはない」という趣旨のメールを送った後、連絡が取れなくなった。承認を得ていた今年1月28日までの年次有給休暇の期間経過後、翌29日から3月31日までの間、計41日間無断欠勤した。

 

 現在まで連絡が取れず、親族が警察に行方不明者届を出している。家を出た理由は分かっていない。

 

 市はまた、部下職員に対するパワーハラスメントをしたとして、都市建設局の男性課長(54)と、南区役所の女性所長(52)をいずれも戒告の懲戒処分にした。

高松市が職員2人を懲戒処分を発表 正当な理由なく欠勤を繰り返した職員と暴力行為によるパワーハラスメントがあった職員【香川】

高松市が職員2人を懲戒処分を発表
 正当な理由なく欠勤を繰り返した職員と
暴力行為によるパワーハラスメントがあった職員【香川】

 

2025年5月29日() 17:13 山陽放送

 

香川県高松市は、正当な理由なく欠勤を繰り返した男性職員と、暴力行為によるパワーハラスメントがあった男性職員をそれぞれ懲戒処分にしました。

 

正当な理由なく欠勤を繰り返したとして停職6か月の処分を受けたのは、環境局の54歳の男性技師です。高松市によりますと、男性は今年1月から3月にかけてあわせて28日間、無断欠勤しました。職場からの連絡にも応じず、その後の聞き取りに対し「自宅でめまいがして転倒し療養していた」などと話しているということです。男性は、去年10月にも、家族を看護するためと偽り仕事を休んだなどとして減給処分を受けていました。

 

一方、パワーハラスメント行為があったとして減給10分の11か月の処分を受けたのは、消防局に勤める43歳の消防司令補の男性です。男性は今年3月下旬、部下が職務中に談笑していると勘違いし、頬を平手打ちするなどの暴力行為があったということです。

 

 

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「部下の顔を平手打ち」パワハラ認定の消防司令補を処分 高松市

 

2025年5月30日() 10:15 朝日新聞(山田健悟)

 

 高松市は29日、部下の職員に平手打ちなどをしたとして、消防署に勤務する男性消防司令補(43)を減給(10分の11カ月の懲戒処分とし、発表した。処分は同日付。

 

 市消防局総務課によると、消防司令補は今年321日、20代の男性職員の顔を平手打ちしたり、帽子をはじき飛ばしたりした。市はこの行為をパワハラと認定した。消防司令補は、職員が訓練後の片付けをさぼっていると誤解していたという。組織風土が原因の一つとして、今後、消防局内でハラスメント対策を行うとしている。

 

 また、市は同日、環境局の男性主任技師(54)を、今年13月に計28日無断欠勤をしたとして、停職6カ月の懲戒処分とした。以前に虚偽の理由で特別休暇を取得し、処分を受けていたことも踏まえて処分を重くした。


《カウンセラー松川のコメント》

平手打ちは一般的に暴力行為と見做されるでしょう。
そうなると、パワハラ認定も当然と言えます。
暴行の原因は「部下が職務中に談笑していると勘違い」とのこと。
何事でも叱責する際には、相手から事情を聴くのが先決です。
叱責に値する行為でも、理由がある場合もありますから。

被害者の方へ
平手打ちをされて納得出来る訳はないと思います。
ところが、加害者が懲戒処分となった以上は、
これでパワハラ事案は終了です。
しかし、加害者は意趣返しをする可能性も否定出来ませんから
今後の動向にも注意しましょう。

▼防府南基地の隊員“同僚の裸を撮影・拡散”で懲戒処分「悪ふざけの延長だと思っていた」

防府南基地の隊員“同僚の裸を撮影・拡散”で懲戒処分
「悪ふざけの延長だと思っていた」

 

2025年5月29日() 16:16 テレビ山口

 

航空自衛隊防府南基地(山口県防府市)の隊員が、同僚の裸を撮影しSNSで拡散したとして、29日、停職の懲戒処分を受けました。

 

停職の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊防府南基地のいずれも20代の空士長2人です。

 

基地によりますと去年11月、隊員が基地内で同僚の裸を動画で撮影して送り、受け取った隊員が静止画に加工して、被害者や撮影した隊員を含む数人が参加するSNSに投稿したということです。

 

被害にあった隊員が投稿に気づき、申告して発覚しました。

 

調べに対して撮影した隊員は「悪ふざけの延長だと思っていた」と話したということです。

 

自衛隊では隊員らの行為が、ハラスメントだったと認定。

 

撮影した隊員を停職5か月、拡散した隊員を停職60日の懲戒処分としました。

 

防府南基地では、処分された隊員の性別や職種などについて、明らかにできないとしています。

 

山脇康博司令は「隊員の教育を徹底し再発防止に努める」とコメントしています。

2025年5月28日水曜日

部下の腕にライターの火近付ける パワハラで副参事を減給処分 香取広域組合消防

部下の腕にライターの火近付ける
 パワハラで副参事を減給処分 香取広域組合消防

 

2025年5月28日() 20:00 千葉日報

 

 香取広域市町村圏事務組合消防本部は26日、部下の腕にライターの火を近づけるなどのパワハラを行ったとして、50代の男性副参事を減給10分の12カ月)の懲戒処分としたと発表した。処分は15日付。

 

 同本部によると、昨年度のアンケート調査でパワハラの情報提供があり発覚。副参事は部下にライターの火を近づけたり、体当たりをしたりするなどの行為を日常的に行った。管理監督者の当時の消防署長を訓告とした。

 

 増田和久消防長は「綱紀保持と服務規律を徹底し、再発防止に努めるとともに、信頼回復に全力で取り組む」とコメントした。

 

 多古町消防団が小型動力ポンプ付軽積載車1台を車検切れの状態で使用していた問題では、多古分署の50代男性主幹2人と当時の分署長を厳重注意とした。


《カウンセラー松川のコメント》

50代にもなって部下に根性焼きですか?
こんな事をしているから「消防は脳筋だらけ」と揶揄されるのです。
いや、揶揄でなく真実ですよ。

被害者の方へ
この程度でも副参事になれる組織です。
きちんと仕事をして、上を目指して、健全な職場を作ってください。


「強くなければダメ」と苦しむ人に3つの「ほっと」…救急救命士、惨事ストレスの経験基に提言

「強くなければダメ」と苦しむ人に3つの「ほっと」
救急救命士、惨事ストレスの経験基に提言

 

2025年5月28日() 18:11 読売新聞(竹村文之)

 

 消防職員が業務改善のアイデアなどを発表する全国大会に、兵庫県の三田市消防署の救急救命士、三好結友(ゆう)さん(27)が近畿代表で出場する。提言するのは声をかけ合う職場環境の大切さ。職務で負った心の傷を、先輩らに打ち明けたことで克服した経験を基にしている。

 

全国大会を前に気持ちを高める三好さん(兵庫県三田市で)

 

 三田市初の女性消防職員として2019年に採用された三好さんが、心に変調をきたしたのは2年目の春。ドクターカーで駆け付けた死亡事故の現場だった。遺体の状況や、泣き叫ぶ家族の声、見物人の「早く助けろ」という怒号に動揺し、立ちすくんでしまった。

 

 無力感から自分を責め、「一人になるとフラッシュバックして涙が出た」といい、不眠や食欲不振が続くまま数か月間、勤務した。

 

 転機は心理カウンセラーと話す機会を得て、少し心が軽くなったこと。勇気が出て、職場の先輩にも苦悩を打ち明けたところ、親身になって聞いてくれた。「胸の内を吐き出す大切さを知った」。先輩とは何でも相談できる間柄となった。

 

 自身のしんどさが、災害や事件、事故などで受ける「惨事ストレス」によるもので、心の正常な反応だったことも知った。自責の念からも逃れられたという。

 

 私以外にも、強くなければダメだと葛藤に苦しむ職員は多いはず――。そう考えていた昨秋、「全国消防職員意見発表会」の希望者募集があり、手を挙げた。

 

 仕上げた原稿の題名は、「ほっトーク しませんか?」。ほっとする、放っておかない、温かい(ホット)と三つの意味を込めた。

 

 思いを打ち明ける座談会のような場を設け、安心できる雰囲気の醸成を勧める内容で、「仲間の気持ちに気付くきっかけになる」と強調。チームプレーや信頼関係の向上、ストレスケアにつながる効果を説く。

 

 4月に神戸市であった県大会では「誰だってつらい時はつらい」と訴える部分で「以前の自分に語りかけているような気持ちになった」。涙をこらえながら制限の5分間で発表し、県内各地区から集まった8人のうち最優秀に選ばれた。「他の発表者からも『感動した』と声をかけてもらい、伝わったんだと実感できた」と振り返る。

 

 530日に広島市で開かれる全国大会では、9支部から集まった計10人が、育児休業の取得や防火教育の大切さなどをテーマに語る。

 

 あの現場の情景は、今も目に浮かぶ。しかし、支えられている安心感を得て、前向きになれたという三好さん。「共感し、寄り添い合うことの重要性を伝えたい」と意気込んでいる。


《カウンセラー松川のコメント》

「心理カウンセラーと話す機会を得て、少し心が軽くなったこと」
心理職の一人として私もほっとしております。
そして、この様に誰かの支えになれた事は本当に良かったと思います。
県予選とブロック予選を勝ち抜いて来た職員が一堂に会しての大会。
是非、好成績を収めて頂きたいです。


【速報】南城市長、辞任を否定 セクハラ行為「肩や手に触れた」認めるも「ほかは事実と異なる」 沖縄

【速報】南城市長、辞任を否定
 セクハラ行為「肩や手に触れた」認めるも「ほかは事実と異なる」 沖縄

 

2025年5月28日() 15:51 琉球新報

 

 【南城】古謝景春南城市長は28日に南城市役所で記者会見を開き、古謝市長のセクハラを認定した第三者委員会の報告書について「職員の肩や手に触れた行為は事実」として認めたが、「そのほかは事実と異なるため、改めて否定する」との見解を述べた。

 

 進退については「来年2月の任期満了まで職務を全うする」と説明した。

 

 代理人弁護士の大城純市弁護士は、報告書の内容に「適正、中立さに欠けている」などの問題点があるとして、第三者委員会委員長の赤嶺真也弁護士宛に反論書を提出するという。

 

 会見は市によって録画されており、翌日の午前10時ごろをめどに市公式ホームページで公開される。

 

 市長の会見を受け、南城市議会(中村直哉議長)はあす29日に各派代表者等会議を開き、今後の議会対応について話し合う。


  

 ※ 他社のニュースも掲載致します

セクハラ疑惑の沖縄県南城市長、辞職否定
 第三者委の報告書「事実と異なる点多い」

 

2025年5月28日() 16:54 産経新聞

 

沖縄県南城市が設置した第三者委員会が古謝景春市長(70)による一連のセクハラ行為を認定し、辞職を提言したことを受け、古謝市長は28日、同市内で記者会見を開いた。古謝市長は「私の行為に対し不快に思われた職員には心よりおわび申し上げる」と陳謝する一方、第三者委の報告書については「事実もあったが、事実と異なる点も多くあった」と述べ、「任期満了まで職務を全うする」と辞職を明確に否定した。

 

古謝市長は会見で「肩や手に振れた行為は、コミュニケーションの一環として激励の意味を込めて行っていた」と釈明。弁護団の大城純市弁護士は、第三者委の報告書について「被害者の一方的な言い分をうのみにし、事実誤認をしている」「適正、中立、公平性に反している」などと指摘した。

 

第三者委が今月16日、古謝市長に手渡した報告書では、出張に随行した女性職員に対する古謝市長のキス行為や女性秘書や別の女性職員に対する太腿を触るなどのセクハラ行為などを認定し、「決して許されない行為」と指摘。このほか、脇の下や肩、手などを触る行為についても認め、「セクハラについての理解・認識が欠如していると考えざるを得ない」とした。

 

古謝市長は、走行中の公用車内で運転手だった女性にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ容疑で沖縄県警に書類送検されたが、那覇地検は今年2月、嫌疑不十分で不起訴処分としていた。

  

 

 

南城市長セクハラ認定を受けて会見
/行為の一部を認め公務遂行を明言 沖縄

 

2025年5月28日() 17:13 琉球朝日放送

 

南城市が設置した第三者委員会が、古謝市長のセクハラ行為を認定したことをうけ、古謝市長は、行為の一部を認めたうえで「辞職しない」と考えを示しました。

 

古謝南城市長は「辞職については考えておらず、来年2月の任期満了まで職務を全うする所存」と述べました。

 

この会見は、古謝景春南城市長による複数のセクハラ被害を調査するために市が設置した第三者委員会が、2025516日、市長のセクハラ行為を認定、辞職を提言したことを受け開かれたものです。

 

そのなかで市長は、「肩や手を触ったのはコミュニケーションの一環」と釈明した一方、キスなどの行為を否定し辞任しない考えを示しました。また会見に同席した弁護士は、委員会の調査報告書は被害者の主張を一方的に鵜呑みにしていると反論。「内容は適正、中立、公平さに欠けたもので辞職勧告に応じることはできない」と擁護しました。

 


 

「私への聴取内容が公平に扱われなかった」と反論
 ハラスメント認定は「事実と異なる」古謝南城市長が会見で辞職否定

 

2025年5月28日() 18:17 琉球放送

 

第三者委員会からセクハラ行為があったとして辞職を求められていた南城市の古謝景春市長が28日会見し、辞職せず任期満了まで続投する考えを強調しました。

 

▼会見冒頭で古謝市長

「辞職の提言を受け、大変驚いており、調査の一環として実施された私への聴取内容が公平に扱われなかったことは大変残念であります」

 

南城市の古謝景春市長は、28日午後に開いた記者会見で、今月16日に第三者委員会が公表した最終報告書でセクハラ行為だと認定された職員からの訴えについて「事実と異なる」と否定しました。

 

また、再発防止策として「市長が今後市政に関与しないこと」と辞職を求められたことについては強く否定しました。

 

「辞職については考えておらず、来年2月の任期満了まで職務を全うする所存でございます」

 

会見には3人の弁護士が同席し、第三者委員会の報告書が辞職を求めたことは目的を逸脱し、公平さに疑問があるとし批判しました。セクハラの認定についても「現在の基準を適用して遡ってセクハラと認定するのは不合理」だと反論しました。

 

古謝市長は、任期までの期間、職員がセクハラなどの被害を訴えやすいような環境を作っていきたいとして、関係部署ですでに取り組みを始めたと明らかにしました。

 


 

古謝市長によるセクハラ問題の経緯と今後の動向

 

2025年5月28日() 19:42 沖縄テレビ

 

こちらは第三者委員会が認定したセクハラ行為の一覧です。

委員会からは辞職が提言され、市議会や地元住民からも厳しい目が向けられている古謝市長。一連の経緯と今後の動向についてまとめました。

 

南城市では、3年前に古謝市長の運転手だった女性から「市長にセクハラを受けた」と申告があったことを受け、20245月に職員を対象としたアンケートを実施しました。

 

回答した263人のうち47人がハラスメントを受けたことがあると答え、「キスをされた」「太ももを触られた」といったセクハラ被害を訴える声が9件寄せられました。

 

これを受けて市は202410月に第三者委員会を設置。

 

被害を訴えた職員や市長本人に聞き取りを行うなど調査を進めたところ…

 

第三者委員会 赤嶺真也委員長:

訴えられている行為は、我々としては全部あったと判断しております

 

職員の証言は全面的に信用できるとして、寄せられた9件すべてをセクハラ行為と認めました。

 

そのうえで…

 

第三者委員会 赤嶺真也委員長:

我々としては再発防止、雇用管理上の対応措置としては、古謝市長が辞職して南城市の市政に関与しないということが最も有効な方法だと考え提言する次第です

 

委員会は市長のハラスメント行為への認識の欠如に加え、長期間在任する市長に誰も注意することができなくなっていたのではと指摘しました。

 

第三者委員会による提言後、地元の市民団体が行った辞職を求めるオンライン署名にはおよそ24000人が賛同するなど地域からも厳しい目が向けられています。

 

これまで一貫してセクハラがあったことを否定してきた古謝市長。

 

28日の会見では報告書の内容を一部認めながら「キスをしたことなどは事実ではない」と職を辞さない意向を示しました。

 

市長を支える与党会派からも厳しい声が出ている市議会は29日、会派長会議を開き、23日に野党・中立会派から提案された、「市長の不信任」や「辞職勧告決議」の扱いについて協議することにしています。

 

 

 

第三者委にセクハラ認定された市長 「事実と異なる」一部を否定

 

2025年5月28日() 21:00 朝日新聞(金子和史)

 

 市職員へのセクハラ行為などを市設置の第三者委員会に認定された沖縄県南城市の古謝景春(こじゃけいしゅん)市長(70)が28日、市役所で記者会見した。ハラスメントと認定された一部の行為を「事実と異なる」と否定し、第三者委が提言していた辞職については「任期まで職務を全うする」と述べた。

 

 古謝市長は会見で、認定されたハラスメント行為のうち、職員の肩を触ったことは認めて謝罪した。ただこれらも「コミュニケーションの一環で、激励の意味を込めてやった」と弁解した。

 

 一方、女性職員にキスしたり、太ももを触ったりしたと認定された行為については、第三者委の調査で否定したにもかかわらず認定されたと主張。「私への調査が公正・公平に扱われず大変残念だ」と述べた。

 

 会見に同席した市長の代理人を務める大城純市弁護士も「(第三者委が)被害者の一方的な言い分をうのみにしている」として、ハラスメントの認定は「不合理で不当だ」と反論。辞職の提言についても「第三者委の目的を逸脱したもので、到底承服できない」と述べた。

 

 第三者委は今月16日、被害を訴えていた女性職員ら4人と古謝市長への聞き取り調査などを踏まえ、古謝市長が出張先や飲み会で、職員に複数のハラスメント行為があったと認定。古謝市長が、被害を訴えた女性職員に直接確認しようとしたことなども問題だとして、市長の辞職を提言していた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月26日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼セクハラ認定の南城市長、28日に会見へ 第三者委報告受け「一部認め、一部否認」か 沖縄
これの続報です。
5月26日の報道での予測どおり「一部認め、一部否認」でした。
北海道の江差高等看護学院でのパワハラ事案検証でも、
知事は第三者委員会の認定を否認していますが、
それでは第三者委員会とはいったい何者なのでしょうか?
ここまで否定されてしまう組織で良いのか心配になります。
そして、セクハラやパワハラでの典型的な言い訳
「コミュニケーション
の一環」
もう、聞き飽きました。
本当に悪意が無いのならば、もう少しましな言い訳を出して欲しいです。
そして、市長側の弁護士から
「(第三者委が)被害者の一方的な言い分をうのみにしている」
とのことですが、それは加害者の弁よりも、
被害者の弁が採用されたに過ぎないだけのことかも知れません。
勿論、故意過失によって加害者の弁を封殺している可能性も否定は出来ませんが、
その可能性は低いと思います。

 

▼人権侵犯事件、職場のハラスメント行為が最多に 法務省「救済に全力」

人権侵犯事件、職場のハラスメント行為が最多に 法務省「救済に全力」

 

2025年5月28日() 12:19 産経新聞(大島真生)

 

学校や職場でのいじめ、性別・障害などによる差別…。こうした行為について法務省は相談窓口を設けて被害者の救済に取り組んでいるが、昨年確認された人権侵犯事件は、パワハラなどの労働権関係が最多だったことが明らかになった。これまでは個人情報の漏洩(ろうえい)といったプライバシー関係がトップだったが、法務省関係者は「ハラスメント行為に泣き寝入りしない、という意識の高まりが背景にあるのではないか」と推察している。

 

■個人情報の漏洩も

 

法務省人権擁護局によると、昨年の人権相談件数は174292件。このうち、同省が人権侵犯事件として新規に救済手続きを開始したのは8947件で、前年(8962件)からほぼ横ばいだった。

 

救済手続きを開始した種類別では、労働権関係が1663件(186%)とトップ。続いてプライバシー関係1437件(161%)学校でのいじめ1202件(134%)虐待(暴行含む)1025件(115%)差別907件(101%)-となっている。

 

令和5年はトップのプライバシー関係が1554件(173%)、2位の労働権関係が1487件(166%)で、ともに前年から件数は増加した。法務省関係者は「職場でのパワハラやセクハラ、顧客からのカスハラといったハラスメント被害の訴えが増えている」と指摘。「単純にハラスメント行為が増加したというより、権利侵害には立ち向かうとの意識が高まっている側面が大きいのではないか」と分析する。

 

■障害者に差別発言

 

被害者の属性に注目すると、障害のある人の被害件数は、差別待遇が171件と最多。暴れることなどを口実に、ベッドに縛り付けたり部屋に軟禁したりする「人身の自由」に関する事案が52件、社会福祉施設職員らによる人権侵害が40件と続いた。

 

具体的な差別行為としては、精神障害を抱える人が賃貸物件を借りようとした際、不動産会社がオーナーの意向も確認せずに障害だけを理由に仲介を拒否した▽身体障害のある人が採用の内定先の会社役員から差別的発言を受けた-などの例があった。

 

昨年7月には、旧優生保護法下で障害などを理由に不妊手術を強制された被害者が国に損害賠償を求めた訴訟で最高裁が旧法を憲法違反とする判断を示した。法務省は「障害を理由とする偏見や差別の解消に改めて努めている」としている。

 

■ネット被害は高水準

 

近年では、インターネット上での人権侵害も大きな課題となっている。ネット上での人権侵犯事件は1707件。このうちプライバシー関係が635件(372%)と最も多く、次いで人種や病歴、性癖、部落出身などの個人情報を無断で指摘する「識別情報の摘示」が475件(278%)、名誉棄損が329件(193%)だった。

 

識別情報の摘示の具体例では、住所氏名、電話番号をさらされたプライバシー侵害や、勤務先から懲戒処分を受けたと投稿された名誉棄損などがあった。

 

ネット被害救済のため法務省はプロバイダーに1610件の削除要請を行い、このうち1028件(639%)が削除された。法務省関係者は「ハラスメントは社会問題であり、今後も救済に注力していく。人権侵犯の一掃に全力を尽くす」と語った。

2025年5月27日火曜日

▼「原告らの請求は根拠を欠くもの」自殺職員遺族が福島県を訴えた裁判 県側は争う姿勢

「原告らの請求は根拠を欠くもの」自殺職員遺族が福島県を訴えた裁判
 県側は争う姿勢

 

2025年5月27日() 17:04 福島中央テレビ

 

県中教育事務所に勤務していた男性職員が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だったとして、遺族が県に8400万円あまりの損害賠償を訴えた裁判が27日から福島地方裁判所で始まりました。

 

訴えによりますと、50代の男性職員は、2021年度に上司に早く帰宅することを許されないなどのパワーハラスメントを受けたほか、100時間を超える超過勤務が連続であったとされています。

 

裁判で県側は、「原告らの請求は根拠を欠くもの」などと争う姿勢を示し請求棄却を求めています。

 

 

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100時間超の超過勤務、パワハラ原因と訴え自殺職員の遺族が県提訴
 県は争う姿勢 福島

 

2025年5月27日() 17:06 テレビユー福島

 

福島県の県中教育事務所に勤務する男性職員(当時57)が、パワハラなどが原因で自殺したとして、遺族が県を提訴しました。27日、第1回の口頭弁論が開かれ、県は争う姿勢を示しました。

 

訴えによりますと、2022年、県中教育事務所に勤務していた男性職員(当時57)が、上司に早く帰ることが許されなかったうえ、パワハラを受けたことが原因で、自殺したとされています。

 

男性の遺族は、県に対し、8400万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こしていて、27日、福島地裁で口頭弁論が行われました。

 

遺族は、男性が独自に残した勤務時間の記録で、亡くなるまでの直近3か月間、超過勤務がいずれも100時間を超えていたとしています。また、男性がほかの職員に書類の確認を依頼したところ、男性の上司が「甘えるな、自分1人でやれ」と言ったなどと訴えています。

 

県は、TUFの取材に対し「請求の棄却を求める答弁書を提出した」と話し、争う姿勢を示しました。

 

 

 

男性県職員の自死は超過勤務やパワハラ
 遺族が福島県に損害賠償を求めた裁判 県が請求棄却求め争う姿勢

 

2025年5月28日() 11:58 福島テレビ

 

超過勤務などを原因に自殺に至ったとして、福島県職員の男性の遺族が県に損害賠償を求めた裁判で、福島県側は争う姿勢を示した。

 

この裁判は県中教育事務所に勤務し、3年前、自ら命を絶った50代の男性県職員の遺族が福島県に約8468万円の損害賠償を求めているもの。

訴状の中で遺族は、男性職員が自死に至る直前の3カ月間は超過勤務時間が100時間を超えていた他、上司からパワハラを受けたことで心身の健康を害し自死に至ったと訴えていて、県が注意義務を怠ったとしている。

 

527日は第一回口頭弁論が開かれ、福島県側は請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示している。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月13日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼自殺職員遺族が福島県提訴 長時間労働、パワハラ原因と訴え
これの続報です。

約270件の「行政文書」を外部へ持ち出した50代の自衛官と隊員に「パワハラ行為」の40代の幹部自衛官を懲戒処分に 海上自衛隊大湊地区隊

270件の「行政文書」を外部へ持ち出した50代の自衛官と
隊員に「パワハラ行為」の40代の幹部自衛官を懲戒処分に
 海上自衛隊大湊地区隊

 

2025年5月27日() 6:06 青森テレビ

 

海上自衛隊大湊地区隊は、取り扱いに注意が必要な約270件の行政文書を外部へ持ち出した50代の自衛官や、隊員にパワハラ行為をした40代の幹部自衛官に対し、懲戒処分にしました。

 

海上自衛隊によりますと、大湊衛生隊に所属する50代の海曹は、行政文書の取り扱いを行う部署に所属していた20226月〜12月にかけ、取り扱いに注意が必要な274件の行政文書を管理者の許可を得ることなく、部隊外にある本人の住居へ持ち出したということです。

 

聴き取りに対して海曹は「異動が決まり、私物の片付けに使っていた段ボールに入っていたのを気づかず、気づいた後も放置していた」と話していて、「ご迷惑をおかけし申し訳なく思っております」と反省しているということです。

 

自衛隊は26日付けで、この海曹に対して停職3日の懲戒処分としました。

 

また、海上自衛隊は202310月〜12月にかけ、同僚隊員1人に対し、大声で怒鳴ったり、威圧的な言動をしたりして同僚隊員や周りにいた事務官のあわせて3人に精神的苦痛を与えたパワハラ行為をしたとして、大湊地区総監部の幹部自衛官の40代の尉官を26日付けで戒告の懲戒処分としました。

 

海上自衛隊は個人の特定に繋がるとして、2人の階級については今回、明らかにしていません。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

274件の「行政文書」を自宅に持ち出した自衛官を停職処分
パワハラ行為の幹部自衛官は戒告処分 海上自衛隊大湊地区隊

 

2025年5月27日() 11:10 青森放送

 

むつ市の海上自衛隊大湊地区隊は、行政文書を許可無く外部に持ち出した自衛官と、同僚にパワーハラスメントにあたる行為をした自衛官の2人を懲戒処分にしました。

 

このうち今月26日付けで停職3日の処分を受けたのは、大湊衛生隊に所属する50歳代の海曹です。

海上自衛隊によりますと、海曹は2022623日段ボールに入った274件の行政文書を、管理者の許可なくおよそ半年間、部隊の外の自宅に持ち出したということです。

同僚が自宅を訪れたときに見つけました。

聞き取りに対して海曹は「私物と思って職場から持ち出した段ボールの中に文書が含まれていた」と話したということです。

 

また、202310月から12月にかけて、複数回にわたり同僚隊員を大声で怒鳴りつけて精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させるパワハラ行為をしたとして、大湊地区総監部幹部自衛官の40歳代の尉官を今月26日付けで戒告処分にしました。

同僚の隊員が業務を急に変更したことに尉官は「なぜ変更したのか」など強い不満を述べ、その後も威圧的な言動を続けたということです。

同じ部屋で勤務する同僚隊員が上司に相談し発覚しました。


《カウンセラー松川のコメント》

「海上自衛隊は個人の特定に繋がるとして、
2人の階級については今回、明らかにしていません。」
とのことですが、民間企業ではなく、公務員であるならば、
非違行為の中には国や自治体、市民に対して損害が発生する可能性や
現実に損害が発生する事案もあるでしょう。
過失でなく故意であるならば、個人を特定されない配慮よりも、
公益として行為者の特定かせされても止む無しだと思います。

部下にパワハラ 海上自衛隊、50代の2等海佐を戒告 複数回威圧的な言動 「反省している」

部下にパワハラ 海上自衛隊、50代の2等海佐を戒告
 複数回威圧的な言動 「反省している」

 

2025年5月27日() 5:31 神奈川新聞

 

 部下隊員にパワーハラスメント行為をしたとして海上自衛隊は26日、艦船補給処(横須賀市田浦港町)に所属する50代の2等海佐を戒告の懲戒処分とした。

 

 横須賀地方総監部によると、2佐は2023年3月から4月までの間、当時の所属部隊の部下隊員に対し、複数隊員がいる前で「ばか」などの暴言や威圧的な言動を複数回行い、精神的苦痛を与えるとともに、職場環境を悪化させた。

 

 被害を受けた部下隊員が上司に報告して発覚した。調査に対し、2佐は「被害者への罪悪感を感じており、反省している」と話している。


《カウンセラー松川のコメント》

複数回の暴言も、度重なるミスに対してなら当然でしょう。
上席者も人間です。感情的になっても不思議ではありません。
勿論、自衛隊員として作戦行動中に感情で動かれても困りますが、
完璧を求めるのは無理だと思います。
報道では具体的な加害行為や背景が描かれていないので、
加害者が恣意的にパワハラをしていたのか、
偶発的な行為なのか判断出来ない為に、
詳しくコメントを表せないでおります。

被害者の方へ
「被害者への罪悪感を感じており、反省している」
と加害者の弁もありますから、ここは一旦手打ちにして、
再発がないか様子見としてはいかがでしょうか?


2025年5月26日月曜日

「権力の暴走がほかでも起こらないことを願う」パワハラでの解雇処分が撤回された男性に名誉教授の称号 山梨大学

「権力の暴走がほかでも起こらないことを願う」
パワハラでの解雇処分が撤回された男性に名誉教授の称号 山梨大学

 

2025年5月26日() 19:34 テレビ山梨

 

学生へのパワハラを理由に山梨大学を一度解雇され、先月 その処分が撤回された元教授の男性に大学から名誉教授の称号が授与されました。

 

山梨大学医学部の教授だった竹田扇さんは、4年前 学生へのパワハラを理由に諭旨解雇処分となりましたが、処分の無効を求め東京地裁に提訴しました。

 

そして先月、大学側が竹田さんが大学のガイドラインに抵触する人権侵害を行ったとする当時の結論と諭旨解雇処分を撤回することで和解が成立しています。

 

竹田さんには名誉教授の称号が授与されることになり、26日大学で行われた授与式に出席し、その後 取材に応じました。

 

山梨大学 竹田扇名誉教授:

「きょう名誉教授をいただいて大学とは和解しました。大変ありがたい」

「権力の暴走がどこでも起こっていて、こういったことがほかでも起こらないことを願っています」

 

なお竹田さんと大学の雇用契約は昨年度末をもって合意の上、終了したということです。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月2日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラで諭旨解雇処分の元教授 処分撤回求め争っていた大学側と和解 山梨大学
これの続報です。
和解に続いて、名誉教授の称号を授与され、円満解決となりました。
しかし、被害者となった竹田扇さんの失われた時間は取り戻せません。
機会があれば、被害者となった竹田さんを講師として、
ハラスメント対応の危険な点について、しっかりと関係者に知って欲しいです。


▼セクハラ認定の南城市長、28日に会見へ 第三者委報告受け「一部認め、一部否認」か 沖縄

セクハラ認定の南城市長、28日に会見へ
 第三者委報告受け「一部認め、一部否認」か 沖縄

 

2025年5月26日() 17:31 琉球新報

 

 【南城】古謝景春南城市長によるセクハラを認定した第三者委員会の報告を受け、古謝市長が28日午後に市役所で会見を開く。

 

 ハラスメント事案に関する第三者委員会の調査報告書を受け、古謝市長がコメントを発表する。市長秘書によると「16日に手交された報告書の内容について、一部認め、一部は否認する」とした。「会見で進退について言及することはない」としており、市長は秘書を通じて改めて「辞めない」と辞任の意思がないことを示している。

 

 南城市議会の中村直哉議長が市議会全体の意見として、古謝市長に対して会見を要望する要請書を23日に提出していた。

 

 古謝市長の会見は事前録画したメッセージを流す案も検討されていたが、通常通り対面で行われる。市長以外の出席者や発表の内容は未定。質疑応答の時間も準備されているが、16日の会見では質疑を打ち切り約240秒で終了している。

 

 昨年11月に元運転手の女性の胸を触ったとして、沖縄県警に強制わいせつ容疑で書類送検された際の記者会見で、古謝市長は本紙記者への回答を拒否し、会見時間を短時間で打ち切った。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

沖縄・南城市長、28日に記者会見へ
 セクハラ・パワハラ 第三者委の認定受け見解説明
 現時点「辞職の意向なし」

 

2025年5月26日() 17:57 沖縄タイムス

 

 沖縄県南城市の第三者委員会が同市の古謝景春市長のセクハラとパワハラを認定し、辞職を提言したことを受け、古謝市長は28日(水)午後3時半から、同市役所内で記者会見する。事前収録した動画を流す案もあったが、古謝市長本人が出席する。第三者委員会が出した報告書に対する見解を説明した上で、記者団の質疑に応じる。辞職の意向はないという。

 

セクハラ認定の南城市長との一問一答

 

 市関係者によると、市長側の弁護士が出席するかどうかは調整中。複数弁護士が一緒に臨む「弁護団方式」を取るかどうかも調整中だという。

 

 古謝市長は、第三者委の報告を受け取った16日にも会見したが、「内容を精査し、弁護士と相談して対応する」として約2分で打ち切っていた。市議会は与野党の総意として23日、会見を開くよう文書で要請していた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月23日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼"セクハラ認定"の南城市長に市議会「早期の会見を」 市長は「弁護士にとめられている」と無言
これの続報です。


▼学校でセクハラ感じ「不快」が3割増 千葉県教委調査、小学生は2倍に

学校でセクハラ感じ「不快」が3割増 千葉県教委調査、小学生は2倍に

 

2025年5月26日() 12:35 産経新聞

 

千葉県教委が児童・生徒を対象に実施しているセクハラに関する実態調査で、学校生活でセクハラと感じて不快だったと答えた児童・生徒が昨年度は517人に上り、令和5年度の402人に比べて3割近く増えていたことがわかった。教職員に不必要に体を触られたり、性的な話や冗談を言われた、容姿を話題にされたといった回答が目立つ。

 

調査は千葉市立学校を除く県内すべての公立小中学校、高校、特別支援学校などに在籍する児童・生徒や職員を対象に実施した。

 

セクハラと感じて不快だったと答えた児童・生徒の内訳は高校が147人(5年度167人)、特別支援学校が5人(同6人)、中学校が261人(同185人)、小学校が104人(同44人)となり、小中学校での増加が顕著だった。

 

具体的には「不必要に体に触られた」が小中学校、特別支援学校、高校の合計で202件、「容姿などの身体的な特徴を話題にされた」が57件、「性的な話・冗談をいわれた」が57件、「『男のくせに』『女のくせに』などといわれた」が47件-と続いた(複数回答)。

 

場面としては「部活動の指導の一環と言われ、腰や肩を触られた」「部活動顧問から体重の話をされた」「授業中、いつも特定の女子生徒が指名されたり、プリントなどの配布を頼まれる」などの声があがった。

 

その一方、セクハラ以外のハラスメント(嫌がらせ)を受けて不快だったと答える児童・生徒の数も増えている。昨年度は1404人と、5年度の1239人と比べて1割以上増加した。「自分としては頑張っているのに教員から頑張っていないといわれた」「部活動顧問から、活動中にけがをした際に軽んじた対応をされた」といった回答が目立った。

 

県教委の担当者は、セクハラで不快と感じた小学生が2倍以上に増加した要因について、アンケート記入前に視聴させた「水着で隠れる部分は触られたりしたらいけない」といった啓発動画の影響が大きいと分析。その上で「セクハラに関して児童の意識が高まってきた」と述べた。

 

 

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学校で「セクハラ感じた」517人 小学生は前年度の2.3倍 千葉

 

2025年5月26日() 14:34 毎日新聞(中村聡也)

 

 千葉県教育委員会は26日、県内の公立小中学校、高校、特別支援学校計1112校(千葉市立校を除く)の児童・生徒を対象にした、2024年度のセクシュアルハラスメント(セクハラ)と体罰の調査結果を公表した。教職員の言動をセクハラと感じたのは517人(前年度比3割増)で、調査開始以来3番目に多かった。

 

 対象の児童・生徒約46万人の9割が回答した。517人の内訳は小学校104人、中学校261人、高校147人、特別支援学校5人。特に小学生は前年度から23倍に増えた。

 

 セクハラの種類は「不必要に体に触られた」が最多の202人で、「容姿などの身体的特徴を話題にされた」「性的な話・冗談を言われた」がともに57人だった。体罰は確認されなかった。

 

 また、県立の中学校、高校、特別支援学校の職員12575人に調査したところ、76人が勤務先でセクハラと思われる言動を受けたと回答した。

 

 県教委は、セクハラと感じた児童・生徒が増えた要因について、「児童らのセクハラに対する意識が高まったが、教職員の意識改革のスピードが児童・生徒に追いついていない」と分析した。

 

 

 

「セクハラと感じ不快」公立小中学生で増加傾向
 千葉県教委が調査結果を公表

 

2025年5月27日() 12:49 千葉テレビ

 

 千葉県教育委員会が県内の公立の小学校から高校までの児童、生徒を対象に2024年度実施したセクハラの調査の結果、小中学生で「セクハラと感じ、不快であった」という回答が2024年度よりも増えていることがわかりました。

 

 調査は、千葉市立学校を除いた県内すべての公立の学校に在籍する児童・生徒を対象とし、 約417000人から回答を得ました。

 

 その結果、教職員の言葉や行動を「セクハラと感じ不快であった」と回答した児童・生徒は、517人と2024年度から115人増えました。

 

 高校生では減少傾向が見られた一方、小中学生では136人増えています。

 

 内容としては「不必要に体を触られ、不快だった」という回答が最も多くなっています。

 

 県教委は2024年度から調査の前にプライベートゾーンに関する動画を流すなどしていて、今回の結果はこうした活動により、児童や生徒のセクハラへの意識が高まったためと分析しています。

 

 

 

教職員から「セクハラ感じた」、小中学生で増加
…千葉県教委「教員側の意識改革追いついていない」

 

2025年5月27日() 14:45 読売新聞

 

 千葉県内の公立小中学校と高校、特別支援学校の児童生徒を対象に、2024年度に実施したセクシュアルハラスメント実態調査で、教職員からセクハラを受けたと感じた児童生徒は、前年度比115人増の517人だったことが、県教育委員会のまとめでわかった。県教委は「啓発の効果で児童生徒の(セクハラに対する)意識は向上している。一方、教員も意識が変わってきているが、追いついていない」としている。

 

 調査は昨年12月2日から今年1月末まで、千葉市立学校を除く公立学校計1112校で実施し、児童生徒41万7118人から回答を得た。

 

 セクハラと感じて不快だったと回答したのは、中学生が261人(前年度比76人増)で最多。高校生が147人(同20人減)、小学生が104人(同60人増)、特別支援学校生が5人(同1人減)と続いた。

 

 項目別では「不必要に身体に触られた」「容姿など身体的特徴を話題にされた」などが多かった。具体的な事例では「部活動の指導の一環と言われ、腰や肩を触られた」「部活動顧問から体重の話をされた」などの声が寄せられた。

 

 特に今回は小学生での増加が多かった。県教委は「プライベートゾーンなどに関する啓発動画を視聴してからアンケートに回答したことで、小学生児童の意識が高まった」とする一方、「教員側も意識が変わってきているが、追いついていない部分もある」と分析する。

 

 県教委は調査結果を踏まえた今後の対策として、県や学校のセクハラ相談窓口を周知して相談することの大切さを伝えるほか、今年改訂されたガイドラインに沿って教職員の意識改革を進めるという。


2025年5月25日日曜日

▼「無能」と言われガムテープ投げつけられ…うつ病発症し労災認定の男性、トヨタ子会社を提訴

「無能」と言われガムテープ投げつけられ
…うつ病発症し労災認定の男性、トヨタ子会社を提訴

 

2025年5月25日() 10:46 読売新聞

 

 出向先で上司からパワハラを受けたとして、自動車販売「トヨタモビリティ東京」(東京)に勤める横浜市内の男性社員(33)が21日、東京都内で記者会見を開き、同社などに対し慰謝料など計約1200万円を求める訴訟を横浜地裁に起こしたことを明らかにした。提訴は昨年4月5日付。男性は休職中で、「パワハラに毅然(きぜん)とノーと言う会社になってほしい」と訴えた。

 

 訴状などによると、男性は2020年、「トヨタユーゼック」(千葉県)の横浜市内の職場で上司の50歳代男性から「お前は無能だ」などの暴言や、ガムテープを投げつけるなどの暴行を受けた。男性は適応障害やうつ病を発症し、23年10月に横浜南労働基準監督署から労災認定を受けた。

 

 トヨタモビリティ東京は読売新聞の取材に対し、社員へのパワハラ行為があったことを認め、今後については「全般的に弁護士と相談したい」と話した。

2025年5月23日金曜日

▼新体操威圧的な指導問題で村田強化本部長が謝罪「全てのことは私の責任」「選手一人ひとりと真摯に向き合う」鈴木主将も「目標が達成できるように」

新体操威圧的な指導問題で村田強化本部長が謝罪
「全てのことは私の責任」「選手一人ひとりと真摯に向き合う」
鈴木主将も「目標が達成できるように」

 

2025年5月23日() 18:39 デイリースポーツ

 

 日本体操協会は23日、新体操において日本代表選手が村田由香里強化本部長から威圧的な指導を受けたと訴えていた問題で、情報を一般公開し、「組織ガバナンス不良を原因に多くにご心配ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。すでに選手とともにどのような組織がいいのか議論を重ね、選手からの要望を基本として新たな体制立ち上がりました。まずは8月に控える世界選手権大会で成果が出せるよう、今回立ち上げた強化体制を評価・確認しながら進むことについて御理解、御協力いただければ幸いです」とコメントした。

 

 協会は調査で村田氏の言動や男性トレーナーによるセクハラ疑惑を把握し、村田氏を一時的に休養させ、監督責任の不備で厳重注意処分した。複数の関係者によると、村田氏は練習中に怒鳴る、叱責するなどし、精神状態が悪化して代表チームを離脱した選手もいたという。強化体制を問題視した4選手が合宿中の強化拠点から抜け出すことを図っていたことも判明した。協会は3月に選手の所属先コーチ、保護者向け説明会で藤田会長が謝罪。5月に入り、サポート役に山崎浩子前強化本部長を任命した新体制を発足させた。

 

 村田強化本部長もコメントを発表。「このたびの件により、選手をはじめ関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。強化現場で起きた全てのことは統括する立場にある私の責任であると重く受け止めております。今後は新たな体制のもと、強化活動において選手一人ひとりと真摯に向き合い、その声に耳を傾けながら、選手たちが安心して力を発揮できる環境を求め、信頼回復に努めてまいります。今後ともご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」とコメントした。

 

 また主将の鈴木歩佳も「これまでよりより練習体制などについて、選手、指導者、多くの関係者と話し合いを重ねてきました。そして、私たちの目標は、まずは8月の世界選手権においてメダルを獲得することであり、私達がやるべきことはその目標に向けて練習に集中していくことだと確認をしました。新たな体制のもと、目標達成ができるよう取り組んでいきたいと思います。これからも新体操を応援していただけるとうれしいです」と、コメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月19日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼新体操日本代表で威圧的指導か 選手が被害訴えも強化本部長続投
これの続報です。

▼"セクハラ認定"の南城市長に市議会「早期の会見を」 市長は「弁護士にとめられている」と無言

"セクハラ認定"の南城市長に市議会「早期の会見を」
 市長は「弁護士にとめられている」と無言

 

2025年5月23日() 18:17 琉球放送

 

職員へのセクハラがあったとして、市が設置した第三者委員会に辞職を提言された南城市の古謝景春市長。

 

いまだ自ら説明する場を設けていませんが、市議会は23日、市長に対し早急に会見を開くよう求めていくことを決めました。

 

古謝市長による職員へのハラスメントについて調査するため市が設置した第三者委員会は先週、最終報告書を公表し、市長によるセクハラなどを認めたうえで市長に対し辞職するよう提言しました。

 

これを受け、今後の対応を協議してきた市議会は23日、各会派の代表者による会議を開き、野党・中立会派からは被害を受けた職員を守るためにも早急に市長の職務停止を求めるべきだとの意見が出されました。

 

これに対し与党会派からは「市長自らが説明する場を設けるのが先だ」などとして慎重な意見が出されたため、速やかに会見を開いて説明するよう市長に求めていくことで一致しました。

 

一方、古謝市長はこの日も通常通り公務を続けていて、自らの進退や会見の実施予定については「弁護士からとめられている」ことを理由に、無言を貫いています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼南城市長「弁護士と相談」会見打ち切り セクハラ、第三者委の辞職提言に 沖縄
これの続報です。


▼「この部署から出ていってほしい」 50代薬剤師が部下に対し不適切発言 まつもと医療センターがパワハラ事案を公表【長野・松本市】

「この部署から出ていってほしい」
 50代薬剤師が部下に対し不適切発言
 まつもと医療センターがパワハラ事案を公表【長野・松本市】

 

2025年5月23日() 17:30 長野朝日放送

 

国立病院機構まつもと医療センターにおけるパワハラ事案が公表されました。

 

去年3月、50代の薬剤師が業務中、部下に対して、「コミュニケーションが取れない」「この部署から出ていってほしい」と発言したということです。

職員は22日付で「減給半日」の処分を受けています。

▼宮崎大学医学部の男性教員、職員1人にハラスメント行為…停職2週間の懲戒処分

宮崎大学医学部の男性教員、職員1人にハラスメント行為停職2週間の懲戒処分

 

2025年5月23日() 13:48 読売新聞

 

 宮崎大は22日、職員1人にハラスメント行為をしたとして、医学部の男性教員(50歳代)を停職2週間の懲戒処分にしたと発表した。22日付。

 

 同大によると、被害を受けた職員から202310月に申し出があり、大学が設置した調査委員会で調査してパワーハラスメントにあたると認定した。行為の詳細や期間は被害者のプライバシーを考慮し、公表しないとしている。

不倫・セクハラ問題で福岡県田川市長、法的措置の対象は女性側…「認識の違いがある」「私の名誉もある」

不倫・セクハラ問題で福岡県田川市長、法的措置の対象は女性側
…「認識の違いがある」「私の名誉もある」

 

2025年5月23日() 11:58 読売新聞

 

 福岡県田川市の村上卓哉市長が不倫関係と認識していた女性職員からセクハラ被害を訴えられた問題で、村上氏は22日、法的措置を講じる意向を公表していた対象が女性側だと明らかにした。長期にわたるセクハラ行為があったとの女性側の指摘が「事実のように広まっている」ことを理由としている。

 

 村上氏は2日、「セクハラ行為を行った事実は一切ない」として法的措置を取る意向を文書で表明。訴える相手など具体的な内容について、報道陣の取材に応じていなかった。

 

 22日の定例記者会見で、村上氏は、自身と女性職員の関係性について「認識の違いがある」と説明。「市長に訴えられた職員は恐怖を感じるのではないか」との質問に対し、女性の立場に一定の理解を示しながら、「私の名誉もある」と語った。損害賠償請求や刑事告訴など手段については明言を避けた。

 

 また、自らの進退を決める根拠について、これまで女性側が設置を求めている第三者調査委員会の調査結果としていたが、司法の判断に変わる可能性があるとも言及した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月2日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 不倫相手とされた職員は「セクハラ」と主張 田川市長が職員を提訴へ 東京出張で同行
これの続報です。
「不倫ではなくセクハラ」と主張することで不倫による損害賠償回避を狙う者。
「セクハラは一切無い」と主張することで清廉潔白を狙う者。
当に泥沼の戦いと化している様相です。

▼「絶交しています」…熊本大学大学院の教授2人がハラスメント行為で懲戒処分

「絶交しています」
…熊本大学大学院の教授2人がハラスメント行為で懲戒処分

 

2025年5月23日() 11:55 熊本朝日放送

 

 熊本大学は、外部の医師や、部下へのハラスメント行為があったとし、大学院の、教授2人を戒告の懲戒処分としました。

 

 熊本大学によりますと、戒告処分を受けたのは、大学院生命科学研究部の2人の50代の教授です。

 

 1人は去年1月、県内の医療機関の医師が診療支援業務を担当する、別の医療機関に対し業務に従事させないよう要請し、医師の就労環境を不当に阻害しました。以前にも同じ行為で大学から注意を受けていました。

 

 もう1人の教授は去年1月、関係者に対し、熊本大学病院の部下のことを「絶交しています」と話すなどし、部下に精神的なショックを与え出勤できなくさせました。

 

 小川久雄学長は、事態を真摯に受け止め、ハラスメントの防止に取り組み、再発防止と信頼回復に努めるとしています。

 

 

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熊本大が教授2人を戒告処分 学外の医師や部下にパワハラ

 

2025年5月24日() 9:25 熊本日日新聞(堀江利雅、植木泰士)

 

 熊本大は22日、学外の医師や職場の部下にパワーハラスメント行為をしたとして、いずれも熊本大病院の医師で大学院生命科学研究部の50代の教授2人を戒告の懲戒処分にしたと発表した。21日付。

 

 熊本大によると、一人の教授は関係する医療機関に勤務していた医師を診療業務に従事させないよう勤務先の医療機関に要請し、就労環境を不当に害した。昨年1月、医師から大学に相談があった。教授は以前にも同様の行為で大学から注意を受けていたという。

 

 熊本日日新聞は4月、熊本大病院神経精神科の教授が、国立病院機構熊本医療センター(熊本市中央区)に対し、特定の医師を精神科の「診療支援」に従事させないよう求めていたと報じた。熊本大は「報道は承知しているが、関連するかは言えない」としている。

 

 一方、もう一人の教授は昨年1月、職場の部下に関して仕事の関係者に「絶交を突き付けている」などと部下の評価を下げるような発言をした。関係者からその話を聞いた部下は精神的苦痛で出勤できなくなり、その後、退職した。

 

 両処分について小川久雄学長は「ハラスメント被害を受けた方に心よりおわびする。人権意識の高揚と再発防止に努める」とのコメントを出した。




過去にパワハラで注意も
 熊本大学がパワハラで50代の教授2人を懲戒処分
 診療支援させないように圧力や「絶交を突き付けている」

 

2025年5月26日() 11:02 テレビ熊本

 

熊本大学は大学院 生命科学研究部の50代の教授2人を、パワハラで戒告の懲戒処分としたことを明らかにした。今回の懲戒処分に対して、熊本大学の小川久雄学長は「再発防止と信頼回復に努める」とコメントしている。

 

パワハラで50代の教授2人を戒告

戒告の懲戒処分を受けたのは、熊本大学大学院生命科学研究部に所属し、熊本大学病院の医師でもある50代の教授2人。

 

熊本大学によると、1人目の教授は、20241月に他の病院に勤める医師に対して、熊本市内にある病院で診療支援させないように、関係者を通じて圧力をかけたパワハラを行ったという。

 

教授の圧力により、医師は市内の病院の診療支援から外され、熊本大学に訴えを起こしていた。この教授は、過去にも同じように圧力をかけ、診療支援から外すなどのパワハラを行い、口頭で注意を受けていた。

 

また、2人目の教授は20241月ごろ、同じ生命科学研究部に勤務する部下について、関係者に電話で「絶交を突き付けている」などと発言。

 

その事実を知った部下がショックを受け、出勤できなくなり、大学にパワハラを訴えたという。

 

「再発防止と信頼回復に努める」

大学はそれぞれ調査委員会を立ち上げ、522日付で2人を戒告の懲戒処分とした。大学は2人の認否や態度などは明らかにしていない。

 

今回の懲戒処分に対して、熊本大学の小川久雄学長は「ハラスメントが起こったことは誠に遺憾。再発防止と信頼回復に努める」とコメントしている。




熊本大大学院教授が外部の医師に医療行為させないよう働きかけ
・職員を名指しして「絶交している」…戒告処分

 

2025年5月28日() 11:02 読売新聞

 

 民間病院の医師や部下に対するパワハラ行為があったとして、熊本大は同大大学院生命科学研究部の教授2人(いずれも50歳代)を戒告の懲戒処分にした。処分は21日付。

 

 発表によると、教授は昨年1月、熊本市内の病院に外部から来ている医師に医療行為をさせないよう、関係者に働きかけた。別の教授は同月、部下の職員を名指ししたうえで「絶交している」などと学外の関係者に電話で伝えた。職員は関係者からその話を聞いて大学に来られなくなり、その後退職したという。

 

 小川久雄学長は「ハラスメントが起こったことは誠に遺憾。真摯に受け止め、防止に取り組む」との談話を出した。

2025年5月22日木曜日

▼女性職員「不倫ではなくセクハラ」田川市長「お互いの理解がなかったと捉えていなかった」市長は職員を提訴へ 福岡

女性職員「不倫ではなくセクハラ」
田川市長「お互いの理解がなかったと捉えていなかった」
市長は職員を提訴へ 福岡

 

2025年5月22日() 18:42 福岡放送

 

福岡県田川市の市長が認めた、女性職員との不倫問題についてです。不倫ではなく市長のセクハラだったと主張する女性職員に対し、市長は22日、女性との認識の違いを正すとして訴えを起こす準備をしていることを明らかにしました。

 

■田川市・村上卓哉市長

「長期にわたりハラスメントをやってきたと、既成の事実かのように広まっている。お互いの理解がなかったというふうには少なくとも私の中では捉えてはいなかった。」

 

田川市の村上卓哉市長は22日の定例会見で「女性との認識の違いを正し、みずからの名誉の回復のため訴えを起こす準備に入っている」と話しました。

 

村上市長は、去年とことしの東京出張の際に同行した女性職員と不倫があったことを認め、謝罪しました。

 

一方、女性職員は不倫ではなく市長のセクシュアル・ハラスメントだったと主張し、第三者調査委員会の設置などを求めています。

 

■村上市長

「第三者委員会を軽視しているということではなく、最終的に苦渋の決断。」

 

女性の代理人弁護士は13日付で改めて、市の「公平委員会」に対し、早急な第三者調査委員会の設置を求めていて「速やかな措置を取ってほしい」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月23日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 不倫・セクハラ問題で福岡県田川市長、法的措置の対象は女性側…「認識の違いがある」「私の名誉もある」
これの続報です。


2025年5月21日水曜日

▼LINEで複数回「好きだよ」 熊本市、セクハラ行為などで職員処分

LINEで複数回「好きだよ」 熊本市、セクハラ行為などで職員処分

 

2025年5月21日() 10:36 朝日新聞(林国広)

 

 熊本市は20日、知人女性にわいせつ行為をした男性職員ら3人を停職や減給とする懲戒処分を公表した。3人はいずれも認めているという。

 

 市人事課によると、総務局の職員(39)は今年、熊本市内の飲食店で複数人で飲食した際、知人女性の服を無理やり脱がせ体を触った。職員は当時、酒に酔った状態だったという。20日付で停職6カ月の処分を受け、同日付で依願退職した。

 

 50代職員=所属非公表=は昨年度、女性職員に対し、複数回にわたりLINEで「好きだよ」といった不適切な送信をしたり、肩に手を回したりするなどのセクハラ行為をしたという。325日付で減給6カ月(10分の1)となった。

 

 西区役所の課長補佐(60)は2023年度から約2年間、当時の職場で勤務時間中に貸与されたパソコンを使って、マンガや芸能ニュースなど業務と無関係のサイトを閲覧していた。20日付で減給5カ月(10分の1)の処分。業務外サイトの閲覧は計約180時間に及ぶといい、その間の給料約47万円は市に返還させる方針。

2025年5月20日火曜日

▼議員からハラスメント2割、小樽 市職員が回答

議員からハラスメント2割、小樽 市職員が回答

 

2025年5月20日() 16:04 共同通信

 

 北海道小樽市議会が市職員を対象に市議によるハラスメントについて調査を行い、2割がパワハラやモラハラを受けたことがあると回答したことが20日、議会への取材で分かった。議会は個人が特定されないよう詳しい結果を非公表とし、防止策を検討する。

 

 匿名のウェブアンケートで3月に実施。課長職以上の管理職194人が対象で、152人が回答。被害を受けたと答えたのは33人で、内容別ではパワハラが22人、モラハラが12人だった。セクハラはいなかった。被害には引退した元市議から過去に受けたものも含まれている。

 

 「政党機関紙を購読しなければ議会で質問するとプレッシャーをかけられた」という内容の回答も複数あった。

【速報】複数の女性職員にセクハラ 香川県立病院の男性看護師(46)を停職6カ月の懲戒処

【速報】複数の女性職員にセクハラ
 香川県立病院の男性看護師(46)を停職6カ月の懲戒処

 

2025年5月20日() 14:02 瀬戸内海放送

 

 香川県は県立病院に勤務する係長級の男性看護師(46)を停職6カ月の懲戒処分にしました。

 県によると男性看護師は2021年から2025年にかけて、勤務先の病院で複数の女性職員に対して、相手の意に反して体をさわるなどのセクシャルハラスメント行為を行いました。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

同僚女性職員4人に体を触るなどセクハラ
 香川県立病院の46歳男性看護師に停職6カ月の処分【香川】

 

2025年5月20日() 15:56 岡山放送

 

香川県立病院に勤務する46歳の男性看護師が2021年度から2025年度にかけて女性職員4人に対し体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、5月20日付けで停職6カ月の懲戒処分を受けました。

 

懲戒処分を受けたのは香川県立病院に勤務する46歳の看護師の男性主任です。香川県によりますと男性主任は2021年度から2025年4月までに、勤務先の病院で同僚の女性職員4人に対し二の腕や尻を触るなどのセクハラ行為を行ったということです。

 

2025年3月に女性職員から訴えがあり発覚したもので、男性主任への聞き取りなどから4人の被害を特定しました。

 

県の聞き取りに対し男性主任は「被害者に嫌な思いをさせて申し訳ない」と話しているということです。今後について県は「ハラスメントを含めた研修を行い指導を徹底したい」としています。

 

 

 

胸触るセクハラ停職6カ月 香川県立病院の男性看護師

 

2025年5月20日() 16:36 共同通信

 

 香川県は20日、県立病院に勤務する看護師の男性主任(46)が同僚女性4人の胸を触るなどのセクハラをしたとして、停職6カ月の懲戒処分にした。男性主任は「嫌な思いをさせて申し訳ない」と話しているという。県は「信頼を著しく損ない、県民の皆さまに深くおわびする」と謝罪した。

 

 県によると、男性は202125年度に勤務先の病院で女性職員に対し、胸や尻を触るセクハラをした。他の職員から「距離が近い」と指摘があり、部署を異動する配置換えの措置を講じていたが被害は続いた。今年3月に被害者から訴えがあり、調査していた。





男性看護師(46)をセクハラ行為で停職6か月の懲戒処分
 香川県内の県立病院で複数の同僚女性に【香川】

 

2025年5月20日() 17:32 山陽放送

 

香川県内の県立病院に勤める男性看護師が、勤務先で複数の女性職員にセクハラ行為を行ったとして停職6か月の懲戒処分を受けました。

 

「みなさまに対して深くお詫び申し上げます」

 

停職6か月の懲戒処分を受けたのは、香川県内の県立病院に所属する46歳の係長級の男性看護師です。県立病院課によりますと、男性看護師は2021年から今年4月までの間、勤務先の病院で同僚の女性4人に対し体を触るなどのセクシャル・ハラスメントを行ったということです。

 

病院はこれまでに男性看護師に対し女性職員との距離が近いことを指導。去年4月に病院内での配置替えも行いましたが、その後もハラスメント行為は続き、今年3月に被害女性から訴えがあったということです。

 

男性看護師は「被害者全員に対し嫌な思いをさせて申し訳ない」などと話しているということです。

 

 

 

同僚女性4人の二の腕や胸などを複数回触る
 香川県立病院の男性看護師(46)を停職6カ月の懲戒処分

 

2025年5月20日() 18:03 瀬戸内海放送

 

 香川県の県立病院の男性看護師が、複数の女性職員にセクハラをしたとして、懲戒処分を受けました。

 

 20日付で停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、香川県の県立病院の係長級の男性看護師(46)です。

 

 香川県病院局によると、男性看護師は、2021年度から20254月にかけて勤務先の病院で、4人の同僚女性の二の腕や胸などを複数回、触りました。

 

 20253月、被害女性から病院に訴えがあり、発覚しました。

 

 これまでにも女性職員との距離が近いということを男性看護師の上司は認識していて、男性看護師に指導を行ったり、一度、部署替えを行ったりしました。

 

 香川県病院局県立病院課の聞き取りに対して男性看護師は「被害者全員に対して嫌な思いをさせて申し訳ない」と話しているということです。

 

 県立病院課の渡邉美明課長は「職員に対し、常に県職員としての立場を自覚し、県民の不信を招くことのないように行動するなどの指導を徹底して参ります」とコメントしています。

 

 

 

同僚にセクハラ行為を繰り返す、男性看護師に停職6か月の懲戒処分

 

2025年5月21日() 12:03 読売新聞

 

 同僚にセクハラ行為を繰り返したとして、香川県は20日、県立病院の係長級の男性看護師(46)を停職6か月の懲戒処分にした。

 

 発表では、男性看護師は20214月から今年4月までに複数回、勤務先の病院内で同僚の女性職員4人の胸や尻などを触るセクハラ行為をした。うち1人が今年3月に、上司に被害を申告していた。

 

 男性看護師は以前も女性との距離が近いという指摘が院内であり、上司から口頭で指導を受けた。病院側が昨年4月に別の部署に異動させたが、男性看護師の態度は改善しなかったという。県の県立病院課は「ハラスメント研修を実施するなどして再発防止に努める」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

セクハラとの報道ですが、内容を見ると
「勤務先の病院内で同僚の女性職員4人の胸や尻などを触る」
とのこと。
これ、公共交通機関の車内で女性4人の胸や尻などを触るでも、
セクハラで済むのでしょうか?
世間では「痴漢」と言いますし、逮捕や警察への連行も免れない行為です。
しかも、誤って触れたのではなく、作為的に触れているのですから、
完全に犯罪と言えましょう。
この様な者には、研修受講程度で改善は望めません。
職場内で痴漢行為をする者が公務員としての適性を有しているとは思えません。
これだけ悪質ならば、分限免職で十分です。

被害者の皆様へ
長年に渡り、嫌な体験をさせられて本当に辛かったと思います。
再発の可能性もありますから、被害に遭ったら躊躇なく報告をしてください。