2022年7月13日水曜日

福島大学の50代教授に懲戒処分 学生にアカハラとセクハラを繰り返す<福島県>

福島大学の50代教授に懲戒処分
 学生にアカハラとセクハラを繰り返す<福島県>

 

2022年7月13日() 16:50 福島テレビ

 

2022713日付けで停職2ヵ月の処分を受けたのは、福島大学の50代の男性教授。

大学によると、男性教授は研究室で複数の学生に対して、常識的な指導の範囲を超えて怒鳴るなど長時間の叱責を繰り返していた。また、学生を不快にさせるような性的な発言も繰り返し行っていたという。

 

202112月末に複数の学生から大学側に申し立てがあり、大学が調査をしたところ、男性教授のハラスメント行為が発覚した。

 

男性教授は、事実関係を認めていて、大学では再発防止に向けガイドラインや研修などを活用しながらハラスメント対策に力を入れるとしている。



※ 他社のニュースも掲載致します

福島大教授がアカハラ、出勤停止2カ月 学生に叱責や性的発言

 

2022年7月14日() 11:00 福島民友新聞

 

 福島大は13日、研究室で学生を怒鳴ったり、長時間叱責(しっせき)したりするアカデミックハラスメントや、学生に性的発言をするセクハラ行為があったとして、50代男性教授を出勤停止2カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 

 福島大がアカハラ行為で教員を懲戒処分にしたのは初めて。被害者の特定につながる恐れがあるとして、具体的な内容を公表していない。

 

 昨年12月と今年2月、研究室に所属する学生と大学院生からハラスメント行為があるとの申し出があり、大学が調査していた。教授は反省しているという。大学は再発防止に向け、ハラスメント行為の防止に向けた研修会などの取り組みを一層、強化する方針。


《カウンセラー松川のコメント》

事案の発生した大学の説明では
「再発防止に向けガイドラインや研修などを活用しながら」
との事なので、ハラスメント対策を採る気になれば出来たのに、
「ハラスメント対策に力を入れる」と言う事は
事案発生まで無為無策であった訳です。
これだけ世間でハラスメントが話題にされ、
大企業はもとより今年4月1日からは中小企業まで
ハラスメントの窓口の設置義務がある時代に
国立大学でハラスメントが発生しているのは
加害者に問題があるのは当然ですが、
学校当局の姿勢にも問題があると感じております。

被害者の皆様へ
学校としては加害者に懲戒処分を科した事で
事案の解決とするでしょうけど、
今後も師弟関係を続ける点についても
関係各方面と協議をされた法が良いかも知れません。

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