「過去にハラスメント否めない」
映画監督協会、問題認め根絶へ声明
2022年7月28日(木) 19:15 毎日新聞
日本映画監督協会(本木克英理事長)は28日、映画製作現場でのハラスメントが問題になっていることを受け「作品制作に伴う暴力・ハラスメントは決して許されない」とする声明を発表した。
声明では、発表がこの時期になったことについて、監督ごとに演出法や思想、信条が異なるため協会内での議論に時間がかかったと説明。「長い日本映画・映像の歴史の中で、過去にハラスメントがあったことは否めません」と認め、「今後はそのようなことがないよう意識改革に努め、ハラスメントの根絶を目指します。また、制作現場におけるいかなる暴力も許さない環境作りを目指します」と宣言している。
本木理事長は「映画界ではこれまで、ハラスメントを受け入れて人が育ってきたという側面があるが、意識を変えないといけない。人権侵害は許されない」と話した。
《カウンセラー松川のコメント》
製作現場に於けるパワハラは、その判別が難しいと思います。
時間的制約や長時間作業により、言動が荒くなる可能性が大です。
それが良い事かどうかは別問題ですが、
実は私も商業映像製作の現場を経験しておりますので、
パワハラの完全防止は理想論であり、机上の空論だと思います。
そしてセクハラにしても、枕営業の強要は御法度だと思いますが、
あの様な現場で言葉の端々にまで倫理を要求するのも理想論かと思います。
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