2022年7月22日金曜日

「ジョナサン」店長が暴力 部下の肋骨折る、4月に解雇 東京

「ジョナサン」店長が暴力
 部下の肋骨折る、4月に解雇 東京

 

2022年7月22日() 15:24 時事通信

 

 すかいらーくホールディングス(HD)が運営するファミリーレストラン「ジョナサン」の東京都内の店舗で、男性店長が部下の30代男性社員を殴り肋骨(ろっこつ)を折るけがをさせていたことが22日、分かった。

 

 店長は4月に懲戒解雇された。社員が加入する労働組合の総合サポートユニオンが記者会見して明らかにした。

 

 同労組によると、店長は20209月~今年4月、ミスを理由に「死ね」などと暴言を吐き、殴る蹴るなどの暴力を振るった。社員は昨年8月には右肋骨を折られた。精神疾患を発症して休職中で、傷害容疑での刑事告訴も検討している。

 

 店舗の客からは、店長らしき男性の怒鳴り声に関するクレームが会社側に4回寄せられたが、適切な対応は取られなかった。社員は店長から長時間のサービス残業を強いられたとも訴えている。

 

 すかいらーくHDは「ハラスメント研修の強化などを図り、再発防止の徹底に努める」とコメントしている。


《カウンセラー松川のコメント》

刑事事件化はされておりませんが傷害事案に発展して
加害者は解雇されています。
しかし、部下に怪我を負わす前から暴言によるパワハラについて
報道されているので、
拙ブログでは記事化致しました。
上司が部下を叱責するのは他の職場でもありますし、
それだけならばパワハラに当たらない事例が大多数でしょう。
ところが、顧客が店舗に居る状態で、顧客に怒鳴り声が聞こえている。
しかも、それに関するクレームが4回も寄せられているのは
尋常ではありません。
クレームに対して真摯な対応していない、
即ち[お客様の声を大切にしない]会社の方針が露見しているのです。
その様な会社だから、パワハラも放置され、
挙げ句の果てに傷害事案となったのは自明の理です。
1年半以上もパワハラを継続した上に怪我まで負わしているのですから、
これは刑事事件として告訴した方が良いと私は思います。
勿論、被害者が納得するのならば金銭解決でも構いませんが、
他人に怪我をさせる様な輩は法廷で厳しく責められた方が
再発防止になると思います。

被害者の方へ
本当によく我慢をされたと思います。
今は心の傷を治すことに専念して欲しいと思いますが、
「悪い事は悪い」と刑事事件化することも考えて欲しいと思います。
この点については主治医と相談されるのも良いと思います。

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