2022年7月26日火曜日

制服の着こなしで殴る蹴るの暴行…自衛隊が「パワハラ」認定 3等陸曹停職3か月・大分

制服の着こなしで殴る蹴るの暴行
…自衛隊が「パワハラ」認定
 3等陸曹停職3か月・大分

 

2022年7月26日() 19:14 テレビ大分

 

陸上自衛隊別府駐屯地に勤務する27歳の男性隊員が後輩に指導する際に暴行し、けがをさせたとして、停職3か月の懲戒処分を受けました。

自衛隊ではパワーハラスメントと認定しています。

 

停職3か月の懲戒処分を受けたのは第41普通科連隊に所属する27歳の男性3等陸曹です。別府駐屯地によりますとこの3等陸曹は去年3月、宿舎で後輩に制服の着こなしを指導しましたが従わなかったことに苛立ち、顔面を殴ったり 脇腹や腰などを複数回蹴る暴行を加えたということです。

 

後輩隊員は全治およそ10日のけがをしていて、自衛隊ではパワーハラスメントと認定しています。

中村英昭連隊長は「規律違反行為が起きたことはまことに遺憾。再発防止に努める」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

[着こなし]と言う正規の被服着用方法なのか、
先輩の俺ルールやローカルルールなのか不明なのですが
先輩の指導に対して従わない後輩と言うのも問題かと思いました。
しかし、指導の一環として暴力行為に至ってしまうと
しかも怪我まで負わせてしまうとなると
原因が後輩にあっても後輩は被害者となり
指導していた先輩は加害者と言う立場が決まってしまいます。
後輩の態度に腹立たしいのも理解出来ますが、
それならば他者の前で明確な指導をすることで
先ずは後輩に意識付けをするのが先決だったでしょう。

被害者の方へ
怪我を負ったのは大変な事だったと思います。
ところで、先輩の指導に従わなかった理由が気になります。
先輩の指導が理不尽だったのでしょうか?
それとも「たかが着こなし」と考えられたのでしょうか?
「服装の乱れは心の乱れ」と指導される世界であることも
認識してください。

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