2022年7月20日水曜日

「県議会議員からセクハラ被害…」宮崎市の40代女性が損害賠償求める裁判 宮崎県

「県議会議員からセクハラ被害…」
宮崎市の40代女性が損害賠償求める裁判 宮崎県

 

2022年7月20日() 19:23 テレビ宮崎

 

県議会議員の男性からセクハラを受けたとして、40代の女性が損害賠償を求める裁判の第一回口頭弁論が、宮崎地裁で開かれました。

 

この裁判は、右松隆央県議の事務所で働いていた宮崎市の40代女性が、右松県議からセクハラを受けたとして、220万円の損害賠償を求めているものです。

 

訴状などによりますと、女性は20194月、右松県議からホテルでの食事に誘われ、食後にホテルの部屋で抱きつかれるなどされたほか、解雇されるまでの間繰り返しセクハラを受け、適応障害と診断されたなどとしています。

 

20日の第一回口頭弁論で、女性側は「セクハラによるストレスで体調を崩した」、「許されない行為であり、違法である」と主張。

 

右松県議側は「甚だしい勘違いであり、証拠に基づかない虚偽の主張である」として、棄却を求めました。

 

右松県議は、2011年に宮崎市選挙区から県議会議員に初当選し現在3期目。

20224月から副議長を務めています。



※ 他社のニュースも掲載致します

元事務所勤務の女性「継続的なセクハラ受けた」
右松宮崎県議会副議長を提訴
 県議側は全面的に争う姿勢

 

2022年7月20日() 19:03 宮崎放送

 

宮崎県議会で副議長を務める右松隆央(たかひろ)県議の事務所で働いていた女性が、右松県議に継続的にセクハラを受けたとして、損害賠償を求める裁判を起こしました。

その第一回口頭弁論が、20日、宮崎地裁で開かれ、右松県議側は「客観的証拠に基づかない虚偽」などと主張し、全面的に争う姿勢を示しました。

 

訴えを起こしたのは、今年4月から県議会で副議長を務めている右松隆央県議の事務所に勤務していた40代の女性です。

 

訴状によりますと、女性は、20194月の県議選後に、祝勝会として右松県議と食事をした後、ホテルの一室で抱きつかれたと主張。

 

また、その後も、右松県議から、事務所内でマッサージをさせられたり、温泉やドライブに誘うメッセージを送られたりするセクハラ行為で、精神的苦痛を受けたとして、右松県議に対し220万円の損害賠償を求めています。

 

宮崎地裁で開かれた第一回口頭弁論で、右松県議側は「ホテルの一室で抱きついたのは、前後のやり取りからセクハラとは言えない。そのほかの行為も客観的証拠のない虚偽である」などとして請求の棄却を求め、全面的に争う姿勢を見せました。

 

右松県議は、今月11日、MRTの取材に対し、「女性が訴えるようなハラスメントにあたる行為は一切ない」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

ホテルに同室してしまうとセクハラを訴えても難しいですが
事務所内でマッサージをさせているのが事実ならば
これはセクハラと言われても止む無しでしょう。
しかし、セクハラになるかどうか被害者の意思表明が無いと
同意の上かどうか分からないとも言えます。
「李下に冠を正さず。瓜田に履を納れず」ではありませんが、
議員になる様な方ならば、
「セクハラです」と言われる可能性のある行為は
厳に慎むのが王道といえましょう。
また、報道では被害者は「解雇」と記されていますが、
自己都合退職なのか雇用者側からの解雇なのか
この様な背景にもセクハラ訴訟の原因があるのではないかと
推測しております。

被害者の方へ
証拠が無いと勝訴も難しいと思いますが、
提訴した以上は時間と労力と費用を要しますが
頑張ってください。

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