2022年7月1日金曜日

第三者委員会が調査報告  野洲・栢木市長のパワハラ認定/滋賀

第三者委員会が調査報告  野洲・栢木市長のパワハラ認定/滋賀

 

2022年7月1日() 18:50 びわ湖放送

 

野洲市の幹部職員ら2人が栢木市長からパワハラを受けたと訴えていた問題で、調査した第三者委員会はパワハラがあったと認定しました。

 

この問題は、野洲市の幹部職員ら2人が栢木進市長からのパワハラを訴え、今年4月に設立された弁護士らによる第三者委員会が調査を進めてきたものです。

 

第三者委員会は栢木市長をはじめ関係者12人に対して聞き取り調査などを行い、630日、副市長に調査結果を答申しました。公表された調査結果によりますと、栢木市長は去年5月、市長室での協議中に同席した幹部らに激しく怒り、ボールペンを机にたたきつけた上、「3日話しても同じや」と発言。幹部らを威嚇したということです。このほかにも、別の場で幹部らに対する根拠を欠いた叱責があったとしています。

 

第三者委員会では、今回訴えがあった5件のうち3件を「職員に対する優越的な関係を背景に行われた勤務環境を害する言動」と認め、パワーハラスメントに該当すると認定しました。

 

結果を受け栢木市長は、「私の一連の言動で市民や多くの方にご迷惑・ご心配をおかけし、おわびします」とコメントを発表し、76日に会見を開くとしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

ボ-ルペンを机にたたきつける
 野洲市長のパワハラ認定 第三者委

 

2022年6月30日() 21:01 朝日新聞(松浦和夫)

 

 滋賀県野洲市の栢木(かやき)進市長からパワーハラスメントを受けたとする職員の訴えを受け、事実関係を調べていた市の第三者委員会が30日、調査結果を公表した。第三者委は、栢木市長が職員と議論中、机にボールペンをたたきつけた行為などをパワハラと認めた。栢木市長は「一連の言動で市民の皆様や多くの方々にご迷惑、ご心配をおかけしたことをおわび申し上げる」とするコメントを出した。

 

 第三者委は、栢木市長が昨年5月、机にボールペンをたたきつけた行為のほか、職員らに「3日話しても同じや」と発言した市議会の一般質問終了後、議場で職員に対し「ええかげんにせえよ」「ちゃんと言えよ」などと叱責(しっせき)した――こともパワハラと認定。優越的な関係を背景に、業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動で、職員の勤務環境を害したと結論づけた。

 

 再発防止策として、特別職と一般職の行為規範を定めることや、外部の相談窓口の設置なども提言した。パワハラを訴えた職員は「このことを教訓にして、市長を含めた市組織が、再びハラスメントが起こらない働きやすい職場になって欲しい」とのコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月28日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 滋賀県野洲市 市長が幹部職員に「お前はうんこ」とパワハラか 市が第三者委員会を設置し調査へ (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
机にボールペンをたたきつけた行為までパワハラになるのでは
職場で上席者が感情的に成ったら負けな訳ですね。
沈着冷静な上司は理想的かも知れませんが、
そんな見本の様な上司なんて実在するのでしょうか?
根拠を欠いた叱責もあったとのことですが、これはダメです。
叱責する以上は確固たる証拠を得てからするべきです。
根拠を欠いた叱責をした以上は、多くの者前で土下座をして
自身の恥を曝すくらいは進んでしましょう。
それが上の者としての責務です。

被害者の皆様へ
調査で全てではありませんが市長のパワハラが認められました。
起きた事は取り消せませんから、しっかりと詫びを入れて貰ってください。

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