2022年7月6日水曜日

「二度と起こさないと肝に銘じる」 職員への叱責でパワハラ認定の市長 ハラスメント研修に参加予定

「二度と起こさないと肝に銘じる」
 職員への叱責でパワハラ認定の市長
 ハラスメント研修に参加予定

 

2022年7月6日() 19:06 関西テレビ

 

滋賀県野洲市の市長が、職員への言動の一部がパワハラと認定されたことを受け、謝罪しました。

 

【野洲市 栢木進市長】

「誠に申し訳ございませんでした」

 

野洲市の幹部職員2人は、今年3月、栢木進市長から大声で叱責されたことなどを訴えました。

 

第三者委員会が調べた結果、議会での答弁をめぐり、市長が職員を「ええかげんにせえよ」などと叱責した言動は、優越的な関係を背景として行われたパワハラに該当すると結論付けました。

 

一方で、市長が職員を「頑固でウンコ」と来客に紹介したとされることについては、「真偽が不明」としてパワハラに該当する判断には至りませんでした。

 

【野洲市 栢木進市長】

「議場の中で叱責したことに関しては悪かった。(職員に)事情を聴く前に叱責してしまった」

ーーQ:対処として具体策は?

「対処としての具体策…」

ーーQ:どのように(怒りを)抑え込む?

「二度とこういうことを起こさないと、肝に銘じて自分を抑える」

ーーQ:それで抑え込める?

「抑え込めます」

 

野洲市はハラスメントを防止するための対応策を検討していて、7月に行われるハラスメント研修に、市長が参加するということです。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

滋賀・野洲市長 職員への“パワハラ”を謝罪
 先週「第三者委員会」が認定

 

2022年7月6日() 18:53 読売テレビ

 

 滋賀県野洲市の職員が「市長からパワーハラスメントを受けた」と訴えていた問題で6日、栢木進・野洲市長が会見を開き、謝罪しました。

 

 栢木市長「議場のなかで叱責したことに関しては悪かったなと、申し訳なかったというふうに思っています。自分の浅はかさに反省いたしております」

 

 栢木市長は今年3月、他の職員の前で大声で叱責するなどしたとして、市の幹部職員2人からパワハラ被害を訴えられ、第三者委員会は先週、市長の一部の言動についてパワハラ行為だと認定しました。一方、市長が「こいつは頑固でウンコや」と発言したとされることについては、事実かどうかわからないなどとして、パワハラに該当するとは判断されませんでした。

 

 栢木市長は会見で謝罪し、給与の一部をカットする条例改正案を提出し、市のハラスメント研修に参加することを明らかにしました。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月1日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 第三者委員会が調査報告  野洲・栢木市長のパワハラ認定/滋賀 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
第三者委員会に於いてパワハラ認定された加害者の市長は
自身が加害者であることを認め、給与減額の条例改正案提出と
ハラスメント研修に参加を表明しました。
これで解決ではありませんが、市長がこの様な対応をしたことで
損害賠償請求やリコールが起きない限り、本件は終結となるでしょう。
第三者委員会でパワハラ認定された以上は失職の可能性が無い限り、
無理に抗弁するよりも、潔さを表面に出して印象の低下を抑止して、
次の選挙でも当選出来る様にした方か得策だと思います。

被害者の皆様へ
これで一旦は終結したとしても、
再発を許さない環境作りは皆さんの手に掛かっていますので、
良好な職場環境作りも頑張ってください。

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