2022年7月6日水曜日

兵庫県警機動隊パワハラ訴訟 県警側も控訴、100万円賠償命令に不服

兵庫県警機動隊パワハラ訴訟 県警側も控訴、100万円賠償命令に不服

 

2022年7月6日() 22:14 神戸新聞

 

 兵庫県警機動隊の巡査だった木戸大地さん=当時(24)=の自殺は、先輩隊員らのパワーハラスメントが原因として、広島市の両親が県に約8千万円の損害賠償を求めた訴訟で、先輩隊員のパワハラ行為を認定して慰謝料計100万円の支払いを命じた神戸地裁判決を不服とし、県が6日控訴した。判決は、先輩隊員らの行為と自殺などとの因果関係は認めておらず、両親側も6月26日付で控訴していた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月23日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 警官自殺とパワハラの因果関係認めず…1か月前には別の隊員も自殺、幹部「昔の常識は通用しない」 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
6月22日の判決に対して原告は6月26日に控訴をしましたが、
被告は態度を保留しておりましたが、7月6日付けで控訴。
国賠訴訟の控訴軌間は判決書を受け取ってから2週間以内。
判決に満足しない場合は控訴検討期間を1日でも多くしたい為に
手渡しでなく郵送による送達を希望しますので、
6月23日に判決書を受領したとすると、2週間後は7月6日。
当に期限ギリギリで控訴をしたことになります。
[パワハラの事実は認定しても、それを自殺の原因にはしない]
国営の裁判所としては落とし所として十分な判決だと思いましたが、
県は納得出来なかった様です。
被告にとって完全勝訴でなければ、
今後の警察官に対する指導教育への足枷となるのでしょうか?
裁判所が国営なだけに、まさかの国寄り判決にならないか心配です。

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