2022年7月27日水曜日

部下の女性隊員にセクハラとパワハラ 海自2尉の50代男性停職処分 病気やゆ、日常的に人格否定発言

部下の女性隊員にセクハラとパワハラ
 海自2尉の50代男性停職処分 病気やゆ、日常的に人格否定発言

 

2022年7月27日() 22:01 神奈川新聞

 

 部下の女性隊員にセクハラやパワハラを繰り返したとして、海上自衛隊は27日、指揮通信開発隊(横須賀市)に所属する50代の2尉の男性を停職2日の懲戒処分とした。

 

 横須賀地方総監部によると、2尉は2019年11月から20年12月までの間、当時の所属部隊で、部下が女性特有の病気にかかった際、やゆする言動を行い精神的な苦痛を与えた。また、日常的に人格を否定する発言を繰り返したり、机をたたいたりした。

 

 2尉はパワハラについては「指導を繰り返したが改善されず、厳しく叱り過ぎたと今は認識している。海上自衛官として強固な人間にしたかった」と認めている。セクハラについては別の隊員の目撃証言がありながらも、「覚えていない」と話しているという。


《カウンセラー松川のコメント》

自衛官は例えデスクワークでも元々は戦闘職種として訓練を受けた方ですから
非戦闘職種であっても厳しさを持ったままの場合があったも不思議ではありません。
それでも、性差による疾病の違いについては認識するべきであり、
それを揶揄するのは組織人として不適格です。
また、人格否定についても、非戦闘職種ならば控えるべきでしょう。
しかし「指導を繰り返したが改善されず」この部分について
教え方が悪いのか、覚えが悪いのかはわかりませんが、理解されたのかも知れません。
だから、停職2日程度の処分なのだと思います。
セクハラについては本人にその意識が無ければ「覚えていない」のも
当然でしょう。
ところで、2019年から2020年の加害時期は、どの様な職種だったのかも
処分に加味されるのかも知れません。

被害者の方へ
自衛隊もまだまだ男性社会の風潮はあります。
現役の皆さんの頑張りが職場環境改善に資すると思います。

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