2022年7月1日金曜日

「口答えするな!」 部下を大声で叱責 柏市、パワハラで女性局長減給

「口答えするな!」 部下を大声で叱責 柏市、
パワハラで女性局長減給

 

2022年7月1日() 11:50 千葉日報

 

「パワハラの認識なかった」

 柏市は30日、部下9人に「口答えするな」などとパワーハラスメントを繰り返したとして、市監査事務局の女性局長(58)を減給10分の13カ月)の懲戒処分としたと発表した。市の聞き取りに、事実関係は認め反省しているが「パワハラとの認識はなかった」と話したという。

 

 市人事課によると、局長は環境部次長だった202021年度、部下に「口答えするな」「何でできない」などと大声で叱責(しっせき)し、精神的苦痛を与えた。自席の前に30分間立たせて叱責し続けたこともあった。吐き気と頭痛が1カ月間程度続いたと訴える部下もいた。昨年1112月に部下から申告があり判明。市民課勤務時にもパワハラ行為があり、人事課長から口頭指導を受けていた。

 

 市は他に、保健所への応援業務を2日間無断で欠勤した産業廃棄物対策課の男性主任(34)を減給10分の13カ月)、太陽光発電事業の兼業を無断でしていた公園緑地課の男性統括リーダー(47)を減給10分の11カ月)の懲戒処分にした。

 

 市人事課では「不祥事が相次いでおり、反省が必要。綱紀粛正を全職員に通知した」としている。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

パワハラ・兼業・無断欠勤
…千葉県柏市 職員3人を減給の懲戒処分

 

2022年7月1日() 12:59 千葉テレビ

 

 千葉県柏市は630日、部下に対しパワーハラスメント行為をしたり、許可なく兼業をしたりした職員、合わせて3人を減給の懲戒処分したと発表しました。

 

 パワハラ行為をしたとして、減給3か月の懲戒処分を受けたのは、監査事務局長の女性職員(58)です。

 

 市によりますと、監査事務局長は、環境政策課長を務めていた2020年度から2021年度にかけて、当時部下だった職員9人に対し、「なんでできないの」「私に口答えするな」などと声を荒げて叱責を繰り返し、職員に精神的な苦痛を与えたということです。

 

 一方、都市部公園緑地課統括リーダーの男性職員(47)は、市長の許可なく、20198月から親族の合同会社の業務執行社員に就任するなど、兼業をしていたとして減給1か月の処分を受けました。

 

 また、新型コロナの対応で保健所の応援で出勤する予定の日に無断欠勤し、報告も怠ったとして、産業廃棄物対策課の男性主任(34)が減給3か月の処分を受けました。

 

 職員の不祥事を受け、柏市の太田和美市長は、「お詫び申し上げます。職員の法令・服務規律の遵守について指導徹底してまいります」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者は「パワハラとの認識はなかった」と言い訳をしておりますが、
過去にもパワハラで口頭注意を受けているのですから、
パワハラに対する認知が無いのか、単なる逃げ口上のどちらかでしょう。
しかし、管理職にもなってパワハラに関して知識が無いのは
社会常識に欠けると言い切れます。
もしかしたら、この加害者は自制心を働かせる事が出来ず、
感情的になると自身の行動が認識不能になるのかも知れません。
それならば、管理職として不適格極まりないので、
分限で降格した方が職場の為、市民の為です。

被害者の皆様へ
加害者は反省なんてしてませんから、いつか再発します。
皆で目を光らせて小さな事でも、どんどん申告して
パワハラ上司を駆逐しましょう。

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