2023年11月14日火曜日

▼“いじめやパワハラは確認できなかった” 宝塚歌劇団が調査結果を公表

“いじめやパワハラは確認できなかった” 宝塚歌劇団が調査結果を公表

 

2023年11月14日(火) 21:33 日本テレビ

 

宝塚歌劇団の宙組に所属する25歳の女性が死亡した問題について、歌劇団は14日に会見を開き、調査結果を公表しました。会見で歌劇団は、女性へのいじめやハラスメントについては「確認できなかった」と話しました。

 

   ◇

 

14日、宝塚歌劇団が会見を開きました。

 

宝塚歌劇団 木場健之理事長

「宝塚歌劇にとってかなり、今回のことは危機的な状況」

 

自ら命を絶った25歳の劇団員の女性を巡る過重労働とパワハラの問題。14日、外部の弁護士による調査結果の内容が明かされました。

 

宝塚歌劇団 木場健之理事長

「安全配慮義務を十分に果たせていなかったと、深く反省しております」

 

「清く 正しく 美しく」。来年で110周年を迎える宝塚歌劇団。華々しい世界に送られる熱い視線から一転、14日は多くの報道陣による厳しい視線が注がれました。

 

会見に臨んだのは、宝塚歌劇団のトップ・木場健之理事長らです。

 

宝塚歌劇団 木場健之理事長

「宙組生の急逝につきまして、謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様には、大切なご家族を守れなかったこと、心より深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございません」

 

冒頭、謝罪の言葉を口にしました。

 

   ◇

 

今年9月、25歳の女性が宝塚市内のマンションの敷地内で遺体で見つかりました。宝塚歌劇団の「宙組」に所属する7年目の劇団員で、現場の状況から自殺とみられています。

 

女性の遺族側は、10日に行われた会見で――

 

遺族代理人 川人博弁護士

「約1か月半、わずか1日3時間程度の睡眠しかとれない状況が続き、加えて上級生からのパワハラもあり、健康を損なって亡くなった」

 

女性が亡くなった背景に「過重労働」と「上級生からのパワハラ」があったと主張。劇団などに対し謝罪と補償を求めていました。

 

この問題について、劇団側が外部の調査チームがまとめた調査結果を14日に公表したのです。「宙組」の劇団員など70人あまりから、1人1時間から2時間ほど聞き取りを行ったということです。

 

まず「過重労働」については、遺族側の弁護士によると、女性は亡くなる直前の1か月間、1日も休むことなく、睡眠時間わずか3時間ほどの生活を続けていたといいます。

 

宝塚歌劇団 井塲睦之理事・制作部長

「客観的に精神障害を発病させる恐れがある強い心理的負荷であるとされる場合に相当する、強い心理的負荷が故人にかかっていた可能性が否定できないとの指摘を受けました」

 

女性は自身が演じる役に加え、下級生のまとめ役もつとめていました。調査報告書では「過重労働は存在し、心理的負荷がかかっていた可能性は否定できない」とされました。

 

宝塚歌劇団 木場健之理事長

「長の期として、娘役2人のみであたったことが、故人にとって大きな負荷になっていたと判断。状況や問題を劇団側が十分に把握できず、対処できなかったことにつきまして責任を痛感しております」

 

続いて「上級生からのパワハラ」については、遺族側の主張では、女性は稽古中に上級生に頻繁に呼び出され「下級生の失敗は、すべてあんたのせいや」「マインドが足りない、マインドがないのか!」「うそつき野郎!」などの心ない暴言を受けていたといいます。

 

この点については、調査ではいじめやパワハラは確認できなかったといいます。

 

宝塚歌劇団 木場健之理事長

「いじめやハラスメントは確認できなかったとされており、たとえば『うそつき野郎』『やる気がない』といった発言の有無については、すべて伝聞情報であり、実際に発言があったことは確認されていない」

 

ただ、その一方で――

 

宝塚歌劇団 木場健之理事長

「(上級生が)『うそをついていないか』何度も聞いていたといった状況は確認。それらが時間的に近接、重複して起きたことで、故人にとっては、大きな心理的負荷になったものと十分に考えられる」

 

そして、週刊誌で報じられた「女性が上級生にヘアアイロンを当てられやけどした」という一件。劇団側が10月、両者などへのヒアリングの結果“トラブルはなかった”と否定した一方で、遺族側は――

 

遺族代理人 川人博弁護士(10日)

「(女性は)聞き取りに対して事実を述べたけれど、上級生から詰問され、劇団はホームページで、この事件の報道は『事実無根』と理事長の声明を発表」

 

主張が食い違っていました。

 

これについては、改めてやけどがあった事実は認めたものの、ヘアアイロンを“故意に押し当てたか”については、客観的な証拠がないため判断することは困難としています。

 

宝塚歌劇団 木場健之理事長

「故人の舞台にかける思いを劇団がサポートできなかったこと、共に歩んだ大切な仲間である故人を守れなかったこと。大変重く受け止めており、組織の長として深く反省しています」

 

木場理事長は、12月1日付で辞任することを表明。劇団は今後、年間の興行数を減らし、稽古の時間を見直すなどして対策するとしています。

 

   ◇

 

劇団の調査報告書を受けて、遺族側は長時間業務を行ったことを認定したことなどについては一定の評価をした上で、ハラスメントが確認されなかったという評価については苦言を呈しました。

 

遺族代理人の弁護士(遺族側の会見、14日午後5時半ごろ)

「ハラスメントの問題に関しては、報告書は否定的な評価。この報告書の内容は失当、間違いである」

「上級生のパワハラ行為を認定しないのは、一時代前の、二時代前と言ってもいいかもしれません。価値観による思考と言わざるを得ない」

 

遺族側は今後、劇団に意見書を提出する予定だということです。

 

 

   ◇◇◇

 

藤井キャスター

「今、every.をご覧になっている方の中にも、この報道を見てつらい気持ちになった方がいらっしゃるかもしれません。心を落ち着けるためのウェブページがあります。『こころのオンライン避難所』というサイトです。気持ちを落ち着かせる方法などが具体的に紹介されています」

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 ※ 他社のニュースも掲載致します

『すべて伝聞情報であり、確認されていない』
劇団員死亡を受けて宝塚歌劇団側が会見…
「上級生のハラスメントはなかった」とする内容に遺族側が反論
『納得できない。事実関係を再度検証し直すべき』

 

2023年11月14日(火) 19:12 毎日放送

 

 宝塚歌劇団の劇団員が死亡した問題で、歌劇団が設置していた外部の弁護士による調査チームの調査報告書を公表する記者会見が行われました。会見では、劇団内でのハラスメントやいじめの事実は確認できなかったと明かしました。そして、これを受けて遺族側も会見を開いています。

 

 (宝塚歌劇団 木場健之理事長)「謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族には大切なご家族を守れなかったこと、心より深くおわび申し上げます。今後もご遺族のみなさまに誠心誠意対応する所存でございます。また、ファンや関係者に多大なる心配とご迷惑をかけていますこと、深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございません」

 

 11月14日午後4時、宝塚歌劇団が開いた会見で冒頭、木場健之理事長らが謝罪しました。

 

 (遺族のコメントを代読する井上耕史弁護士 11月10日)「どんなつらいことがあっても舞台に立っている時は忘れられる、と娘は言っていました。けれど、それを上回るつらさは忘れられる量をはるかに超えていました」

 

 今年9月、宝塚歌劇団の「宙組」に所属していた25歳の女性が、宝塚市の自宅マンション敷地内で自ら命を絶ちました。

 

 遺族側の弁護士は自殺の原因について、「過重労働」と「上級生からのパワハラ」があったと主張。遺族側が作成した労働時間集計表によりますと、女性は亡くなる直前まで休みなく朝から深夜まで働いていたことがわかります。時間外労働は277時間35分で、過労死ラインとされる「単月100時間」を遥かに上回っていました。

 

 さらに、女性は上級生からヘアアイロンを額に当てられてやけどを負ったり、「うそつき野郎」「下級生の失敗はすべてあんたのせい」などと暴言を受けていたりしたといいます。

 

 今回の事態を受けて歌劇団側は10月に外部の弁護士による調査チームを設置して団員から聞き取りなどを行っていて、11月14日にその調査報告書が公表されました。

 

 (宝塚歌劇団 木場健之理事長)「劇団としては、特に稽古終盤の過密なスケジュールをこなしながら、新人公演の稽古も予定される中で、長の期(下級生の指導)としての役割に娘役2人のみであたったことが故人に大きな負担になったと判断しています。そのような状況や問題を劇団側が十分に把握できていなかったことについて責任を痛感しています」

 

 劇団側は過重労働があったと認め、「劇団の中で起きた以上、健康面の配慮をすべきだった。深く反省している」と述べました。一方、上級生によるハラスメントについては「あくまで指導の一環でハラスメントの事実はなかった」と話しました。

 

 (宝塚歌劇団 木場健之理事長)「故人に対するいじめやハラスメントは確認できなかったとされており、例えば『うそつき野郎』『やる気がない』といった発言の有無についてはすべて伝聞情報であり、実際にそのような発言があったことは確認されておりません。ただ、『うそをついていないかと何度も聞いていた』という状況は確認できており、過密なスケジュールにより追い詰められていった状況の中で、上級生から下級生への指導が公演を安全に努める上で必要だったとはいえ、それらが時間的に近接・重複して起きたことで故人にとって大きな心理的に負担になったことが十分に考えられます」

 

 こうした歌劇団側の調査報告について、遺族側の弁護士が同日に会見を開きました。

 

 (遺族代理人 川人博弁護士)「ハラスメントの問題に関しては、報告書では存在に関して否定的な評価です。これは間違いであると、それが遺族からの見解です。これらの部分については遺族側は納得することはできず、劇団側が調査報告書の内容の認定を前提とせずに、事実関係を再度検証し直すべきだと考えます。上級生のパワハラ行為を認定しないのは、一時代前・二時代前の価値観による思考と言わざるをえません。(ヘアアイロンで)これだけのけがを下級生にさせたのだから、そのことに関して深く謝罪すべきなのに、何一つ謝罪を行っていません」

 

 遺族側は報告書に関する意見書を劇団に提出して、劇団・阪急側との面談交渉を11月末までに行う予定だということです。一方、歌劇団側はこうした責任をとって、木場理事長が12月1日をもって理事長職を辞任するとともに、年間興行数を減らして過密な公演スケジュールを見直すなどの対応策を行うと発表しました。

2023年11月8日水曜日

▼防衛省“女性自衛官にセクハラ加害者と面会強要”上司を停職3か月の懲戒処分に

防衛省“女性自衛官にセクハラ加害者と面会強要”
上司を停職3か月の懲戒処分に

 

2023年11月8日(水) 18:09 日本テレビ

 

防衛省は、セクハラを受けた女性自衛官に加害者である男性隊員との面会を強要した上司を停職3か月の懲戒処分としました。

 

この問題は、海上自衛隊の女性隊員が同僚の男性隊員からセクハラを受けたうえ、加害者である男性隊員との面会を拒否していたにもかかわらず、上司によって面会させられていたものです。女性は心身に異常を訴え、その後、依願退職しました。

 

防衛省は、この上司について、適切な対応を行わなかったとして8日付で停職3か月の懲戒処分にしました。また、セクハラをした男性隊員については停職10か月としました。

 

酒井海上幕僚長は、「ハラスメントは国民の信頼を裏切る行為。根絶に向けて努力する」とコメントしています。

2023年11月7日火曜日

▼男性副主査を停職処分 「胸を触らせてほしい」「ホテルに行こう」女性職員10人以上にセクハラ発言繰り返す 芝山町

男性副主査を停職処分 
「胸を触らせてほしい」「ホテルに行こう」
女性職員10人以上にセクハラ発言繰り返す 芝山町

 

2023年11月7日(火) 05:00 千葉日報

 

 芝山町は6日、女性職員10人以上に性的な発言をするセクハラ行為をしたとして、まちづくり課の男性副主査(38)を停職1カ月の懲戒処分とした。

 

 町によると、副主査は昨年4月~今年9月、時間外勤務の際に10人以上の女性職員に対し、それぞれ個別に「胸を触らせてほしい」「ホテルに行こう」などと性的な発言を繰り返した。

 

 女性職員1人から町総務課に相談があり、9月末から10月にかけてハラスメント防止対策委員会が開かれ、セクハラと認定された。副主査は聞き取りでおおむねの事実を認めたという。

 

 麻生孝之町長は「町民の信頼を大きく損なう結果となり、深くおわび申し上げる。全職員に再度ハラスメントに関する意識改善を図り、職員研修などを通じてハラスメント教育を再度徹底する」とコメントした。

2023年11月3日金曜日

▼ティッシュ箱投げや長時間叱責 係長級の県職員に戒告 24人中17人が“パワハラ”報告

ティッシュ箱投げや長時間叱責 係長級の県職員に戒告
 24人中17人が“パワハラ”報告

 

2023年11月3日(金) 19:15 日本テレビ

 

熊本県庁は、2日付で係長級の54歳の男性職員をパワーハラスメントで戒告の懲戒処分にしたと発表しました。県によると、この職員は2019年度から昨年度までに、部下に対し2時間以上の長時間に及ぶ指導や叱責を、特定できただけで40回近く繰り返していたといいます。

 

その中には、ファイルを机にたたきつけたり、ティッシュボックスを投げたりするなどの不適切な行為や、質問を繰り返して反論できない状況に追い込むといった行為が含まれていたといいます。

2023年10月27日金曜日

▼石垣市の消防本部でパワハラ 司令補が部下に精神的苦痛 戒告処分に 沖縄

石垣市の消防本部でパワハラ 司令補が部下に精神的苦痛 戒告処分に 沖縄

 

2023年10月27日() 12:05 琉球新報

 

【石垣】石垣市は26日、部下に対してパワーハラスメントをしたとして、石垣市消防本部の50代男性消防司令補を戒告の懲戒処分にしたと発表した。指導監督不適正として、消防長と消防署長には中山義隆市長から口頭での厳重注意処分とした。いずれも26日付。男性司令補は2022年11月から23年3月までの間に部下に対し、他の職員の前で業務の範囲を超えた言動をして、精神的な苦痛を与えたという。

2023年10月24日火曜日

▼「敵だから話しかけるな」「俺とこいつの間に壁があるから聞こえない」 八千代市消防、パワハラで職員減給

「敵だから話しかけるな」「俺とこいつの間に壁があるから聞こえない」 八千代市消防、パワハラで職員減給

 

2023年10月24日(火) 05:00 千葉日報

 

 八千代市は23日、部下にパワハラ行為をしたとして、東消防署に務める50代の男性職員を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。

 

 市消防本部によると、職員は昨年4~7月、所属していた消防本部警防課で、部下の男性に対し、暴言を吐くなどの言動を複数回行った。部下は「敵だから話しかけるな」「俺とこいつの間に壁があるから聞こえない」などの暴言を受け、3カ月間出勤できない状態になった。

 

 職員は「指導的な考えが強かった」と認め「真摯(しんし)に受け止め注意する」と反省しているという。

 

2023年10月23日月曜日

▼消防署の同僚職員に侮辱行為 3人が戒告の懲戒処分

消防署の同僚職員に侮辱行為 3人が戒告の懲戒処分

 

2023年10月23日(月) 19:55 ABS秋田放送

 

同僚の職員に侮辱行為といやがらせをしたとして、由利本荘市消防署の職員3人が戒告の懲戒処分となりました。

 

23日付で戒告の懲戒処分となったのは由利本荘市消防署の44歳の消防司令補と36歳の消防士長、それに29歳の消防士長で、いずれも男性です。

 

由利本荘市消防本部によりますと3人はそれぞれ去年4月から今年3月末にかけて、30代の男性消防士長に対し、複数回にわたって侮辱行為といやがらせをしていました。30代の消防士長が持病で訓練ができなかったことを執拗にからかったり、コーヒーの中に菓子を入れたりしたということです。

 

3人は由利本荘市の聞き取りに対し「侮辱している認識はなかった」「いたずらのつもりでやった」などと話しているということです。由利本荘市消防本部の佐藤英樹消防長は「消防職員の信頼を裏切る行為で、深くおわび申し上げます」とコメントしています。