部下の態度が気に入らず腹を殴打・顔面平手打ち
護衛艦きりさめの男性海曹(30代)を停職2か月の懲戒処分 長崎
2024年6月3日(月) 18:17 長崎放送
佐世保地方総監部は、部下が取った態度に腹を立て拳で殴打したなどとして30代の男性自衛官を3日付で停職2か月の懲戒処分としました。
懲戒処分を受けたのは護衛艦きりさめの30代の男性2等海曹です。
佐世保地方総監部によりますと、男性海曹は去年3月頃、きりさめ艦内の乗員寝室で部下の男性と勤務の話をした際に、男性の態度に腹を立て腹を拳で殴打した上、顔面を平手打ちする暴行を加えたということです。
部下の男性が別の上司に報告したことで発覚しました。男性海曹は《ふてくされた態度》をとったためと話しているということです。
男性海曹は3日付で停職2か月の懲戒処分となりました。
男性海曹は「私がしてしまったことは決して許されないことであり反省しています。今後は自衛官という立場をよく自覚し、部下指導の際にはハラスメントにあたる行為をよく理解して自分の行動に責任をもって勤務にまい進したいと考えます」と話しているということです。
護衛艦きりさめの艦長・齊藤直樹2等海佐は「ハラスメントの防止が社会的に大きな注目を浴びている中、本艦乗員がこのような規律違反を生起させたことを重く受け止めています。今後さらに服務指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
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