幹部職員がセクハラ停職、処分公表せず 青森・藤崎町
2024年6月4日(火) 11:09 東奥日報
青森県藤崎町の男性幹部職員が昨年度、同じ部署の女性職員にセクハラ行為をし、今年5月上旬に1カ月の停職処分を受けていたことが3日、東奥日報の取材で分かった。町は「関係者の二次被害を防ぐため」として処分を公表していない。
複数の関係者によると、幹部職員は1年ほど前から女性職員の体を触ったり、セクハラを疑われるような言動をしていた。
女性が3月、町に被害を報告し発覚した。町が幹部職員らに対し聞き取り調査をし、5月1日付で処分を決めた。
町は4月下旬、町議に対しては今回の事案を説明した。町は懲戒処分の公表基準を「免職、停職および社会的影響の大きい事案」と定めている。その上で、関係者の権利利益を侵害するおそれがある場合は公表しないことができるとしている。
総務課の担当者は取材に対し「懲戒処分の基準に照らした上で(現在)公表すべき事案はない」と説明した。処分を受けた幹部職員は「私には話す権限がない」と答えた。
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