八戸高専で50代教員がアカデミック・ハラスメント 威圧的言動などで学生がフラッシュバックに苦しむ 停職2カ月の処分
2024年6月1日(土) 18:12 青森朝日放送
教員の不適切な発言や威圧的行為により学生が精神的に不安定となるアカデミック・ハラスメントがあったとして、八戸市の八戸工業高等専門学校の50代の教員が懲戒処分を受けました。
停職2カ月の処分を受けたのは50代の教員です。八戸高専によりますと、2024年1月、この教員が担当する授業の提出課題や試験の実施に関して複数の学生に対し恐怖心を与えるような不適切な発言や威圧的な行為、アカデミック・ハラスメントを行ったということです。
学生はこの教員の授業に出席できなくなった他、過去の出来事が思い起こされるフラッシュバックに苦しめられるなど精神的に不安定になったということです。
八戸高専の土屋範芳校長は「このような行為を行ったことは遺憾」「このことを厳粛に受け止め、今後このようなことが起こらないように再発防止に取り組むとともに学生が安心して学校生活を送れるよう信頼の回復に努めてまいります」と文書でコメントしています。
アカデミック・ハラスメント行為の教員に停職処分
八戸工業高等専門学校
2024年6月1日(土) 11:49 青森放送
八戸工業高等専門学校は学生にアカデミックハラスメント行為を行なった教員1人を停職処分にしました。
きのう付で停職2か月の処分を受けたのは八戸工業高等専門学校の50歳代の教員1人です。
学校の発表によりますと、この教員はことし1月末自身が担当する授業にかかわる提出課題や試験の実施について、複数の学生に対し恐怖心を与えるような不適切な発言や威圧的行為を行いました。
学生は授業に出席できなくなりフラッシュバックに苦しめられるなど精神的に不安定となったということで、学校は教員の立場を背景としたアカデミック・ハラスメントと判断しました。
土屋範芳校長は「誠に遺憾であり被害者および関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」と文書でコメントしています。
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