2024年6月6日木曜日

パワハラでスタッフ5人退職 FMさつませんだいが発表 放送は継続

パワハラでスタッフ5人退職 FMさつませんだいが発表 放送は継続

 

2024年6月6日() 19:17 南日本放送

 

鹿児島県薩摩川内市の観光物産協会が運営する「FMさつませんだい」で、半数を超える5人のスタッフが退職することになりました。複数のスタッフがパワハラが理由と答えているということです。

 

FMさつませんだい」は、薩摩川内市の第3セクターである観光物産協会が運営するコミュニティFMです。スタッフの数は8人ですが、このうち5人が今月末までに退職します。協会の聞き取りに対し、複数がパワハラが退職の理由と答えているということです。

 

6日の観光物産協会の株主総会で明らかになったもので、井龍大社長は再発防止に努めながら放送を続けると説明しました。

 

(薩摩川内市観光物産協会・井龍大社長)「新しい体制をまずしっかりと作り上げていくこと。こういった状況にならないように再発防止に努めながら、しっかりと安定したFM放送を続けていきたい」

 

筆頭株主である薩摩川内市は、現在、職員2人が協会の取締役を務めていますが、チェック体制強化のため1人増やし、3人体制にするということです。

 

今後、新たに社員を募集するとともに外部の協力を得ながら、新体制を来月作り、再スタートする方針です。


《カウンセラー松川のコメント》

複数の社員や職員が「一斉に退職」や「次々に退職」。
実はどの業界でもあり得る事態です。
原因の殆どは、社内環境の悪化。
「この職場では働きたくない」と言う、強い決意を抱かせる状態です。
そして、その多くは「職場内で問題を起す人が放置されている」
これに起因してます。
今般の事案も「パワハラで退職」とのことなので、
いくら「再発防止」とか「体制強化」を唱えても
このパワハラを行う人が存在する限りは、
新規に採用された方々も、いずれ退職する可能性は高いです。

被害者の皆様へ
折角に得た職を手放すのは本当にもったいないですが、
環境の悪い職場での勤務継続は心身に悪影響を及ぼしますので
退職は正解だと思います。
新天地が良い職場でありますことを祈念しております。

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