高知県の移住政策を担う団体 パワハラ問題で第3者委員設置へ【高知】
2024年6月19日(水) 19:07 高知放送
高知県の移住政策を担う団体で関係者がパワハラについての調査を求めた問題で、団体は6月19日、弁護士3人による第3者委員会を6月中に設置することを明らかにしました。
19日に「高知県UIターンサポートセンター」の定時社員総会が開かれました。センターでは、2020年から今年にかけて職員が「うつ病」などを発症し相次いで6人が退職。また、関係者が一部職員によるパワハラについて調査を求めている問題で、センターの片岡千保理事長がハラスメントに関するこれまでの対応について説明し、6月中に第3者委員会を設置すると報告しました。
第3者委員会は弁護士3人で構成し、調査方法の決定や事実調査、センターへの報告書の作成、再発防止策の提言などを行うということです。
片岡理事長は、職員との個別面談を今後も継続していくことや、ハラスメント対策の外部相談窓口を強化し、職員が働きやすい職場作りに向けた体制を強化するとしています。
高知県UIターンサポートセンター
退職者が相次いだ問題を受けハラスメント事案に関する第三者委員会設置
2024年6月19日(水) 18:51 テレビ高知
高知県内への移住促進や人材確保に取り組む県UIターンサポートセンターで問題となっているハラスメント事案について、センターは、客観的に調査するために第三者委員会を設置することを発表しました。
(片岡千保
新理事長)
「当センターにおけますハラスメント事案に関しましては、社員の皆様方に多大なるご迷惑、そしてご心配をおかけし誠に申し訳なく思っております」
県UIターンサポートセンターはインターネット上で「パワハラが続き多くの職員が退職に追い込まれている」という書き込みあったことや、退職者が相次いだ問題を受け、2024年3月、前の理事長が一連の管理責任として自らを文書による「厳重注意」処分とする事態となっていました。
19日行われた社員総会では、2024年4月に着任した片岡千保(かたおかちほ)新理事長が、ハラスメント事案について調査する第三者委員会を今月中に設置することを発表しました。第三者委員会は弁護士3人で構成され、事実調査の結果や認定内容、再発防止策などを盛り込んだ調査報告書の作成に取り組みます。
(県UIターンサポートセンター 片岡千保 理事長)
「一対一の面談を行ったところ、不安に思っている職員や、理事長の交代でなにか刷新されるのではないかと期待をしている、そういった声も聞いているので、私が先頭に立ってこの案件を早く解決したい。調査報告その内容がいかなるものであっても真摯に受け止めて対応をはかっていきたいと考えている」
調査報告書は2024年12月末までにセンターに提出される予定です。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ6月5日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼職員6人がうつ病などを発症して相次いで退職していた団体 6月中にも調査委員会を設置【高知】
これの続報です。
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