松阪市、4人を懲戒処分 パワハラや廃棄食材調理 三重
2025年12月27日(土) 8:02 伊勢新聞
【松阪】三重県の松阪市は26日、パワーハラスメントなど3件について職員4人を懲戒処分した。
パワーハラスメントで健康福祉部係長級女性(43)を停職1カ月とした。女性は令和6年4月―7年3月、20代男性の部下に対し、会議室への入室を鍵を閉めて妨げたり、恋人の有無を聞いたり、外見をスマートフォンで撮影したりした。部下は精神疾患となり、7年4―5月に病気休暇を取った。
この係長級女性の上司の同部課長補佐級女性(50)は、不適切な言動を容認し、一部行為に同席したとして、減給10分の1を1カ月とした。
両人とも「コミュニケーションの一環と思っていた」と話しているという。
医療技術部係員男性(42)は2月20日、廃棄すべき米飯と、給食として患者に提供するのりのつくだ煮を調理して食べたとして戒告とした。「帰宅して食べるのがおっくうだった」と弁明しているという。
同部係員男性(40)は5月16日―8月25日のうち13日間について、出勤していないか退勤した後の時間帯で時間外勤務申請をして時間外手当7125円の支給を受けたとして、減給10分の1を1カ月とした。ICカードで出退勤を管理しているが、男性はカードを使わず、後日、システムに手入力していた。「過去に時間外申請をしていないので振り替えた。申し訳ない」と弁解しているという。
パワハラや不正申告、公物横領 三重・松阪市 職員4人を懲戒処分
2025年12月27日(土) 16:20 夕刊三重
三重県松阪市は26日、健康福祉部で1件2人、松阪市民病院で2件2人の計4人を懲戒処分にした。処分内容は停職、減給、戒告など。対象の不祥事発生は昨年4月〜今年8月と1年以上の期間にまたがるが、市職員課では「関係者への聞き取りなどに時間を要し、このタイミングになってしまった」と弁明した。
健康福祉部では部下の20代男性職員に対する複数のハラスメント行為で、係長級女性(43)を停職1カ月の懲戒処分。同席しながらこの行為を傍観した係長級女性の上司の課長補佐級女性(50)も減給10分の1、1カ月の懲戒処分にした。
部下の男性職員が同僚に相談し、市職員課が行為を把握。同課が聞き取り処分内容を決定した。
係長級女性は昨年4月〜今年3月、部下の男性職員に対し、上司の立場を利用し、職務の適正な範囲を超えた言動で精神的苦痛を与えた。具体的には▶部下の男性職員の入室を妨げようとドアを施錠した▶恋人の有無を聞いた──などで、市職員課ではパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント行為に該当すると判断した。
部下の男性職員は精神的苦痛による精神疾患で、4〜5月に病休。復帰後は係長級女性とは別の部署になった。
市職員課の聞き取りに、係長級女性は「軽い気持ちで、悪いことという意識を持っていなかった」と説明している。
同課では係長級女性が他の職員にも同様の行為に及んでいたことを確認。ただ行為を受けた職員から被害としての申し出を受けなかったため処分の対象外とした。
松阪市民病院では給食用食材を食べた医療技術部係員男性(42)を戒告、出退勤時間を不正に申告し、時間外手当をだまし取った同部係員男性(40)を減給10分の1、1カ月の懲戒処分にした。
両件とも院内の公益通報窓口に情報提供があり、市職員課で調べを進めていた。
係員男性(42)は今年2月20日、本来は廃棄すべき米飯と、患者提供用のノリのつくだ煮でおにぎりをこしらえて食べた。米飯は適切に廃棄しなかった、つくだ煮は「公物の横領」に当たると判断した。情報提供に基づき調理場のカメラ映像を見返し、不適切な行為を確認。聞き取りに係員男性は「家に帰ってから夕食を作るのがおっくうだった」と話したという。
係員男性(40)は退勤時間を改ざんし、本来は権利のない時間外手当7125円を不正に受給した。市は係員男性に返還を求める。
これらはいずれも地方公務員法の職務上の義務違反などが理由。
竹上真人市長は「市民の皆さまの信頼を損なう結果となったことを深くおわび申し上げます」などとコメントを発表した。
恋人の有無を聞く 女性・市職員 部下にパワハラで懲戒処分 三重・松阪市
2025年12月29日(月) 11:00 三重テレビ
部下の男性職員にパワハラを行ったとして、三重県松阪市の女性職員(43)が、26日付けで停職1カ月の懲戒処分となりました。
停職1カ月の処分を受けたのは、松阪市健康福祉部に勤務する係長級の女性職員(43)です。
松阪市によりますと、この女性職員は去年4月から1年間にわたり20代の部下の男性職員に対し、会議室のカギをかけて入室を妨げたりしたほか、恋人の有無を聞いたり、特徴のある外見をスマホで撮影したりしたということです。
女性職員は「コミュニケーションの一環で、悪い行為だという意識を持っていなかった」と話しているということです。
なお、この女性職員の上司で課長補佐級の女性職員(50)もパワハラを容認したなどとして、減給10分の1、1カ月の懲戒処分となりました。
このほか、松阪市民病院で働く男性職員(40)が、勤務時間を偽って時間外手当の支給を受けたとして減給10分の1、1カ月の懲戒処分を受けました。
松阪市の竹上真人市長は「再発防止に向けた研修の徹底、組織内の管理体制の強化、職場環境の改善に取り組み、信頼回復に全力で努める」とコメントしています。
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