伊賀市長“パワハラ”で証人喚問
「異動希望書いて」発言あった? 真実は?主張は対立
2026年8月25日(火) 16:41 中京テレビ
25日午後。市民の代表として市政を率いる市長が“証人尋問”を受ける立場となりました。
「良心に従って真実を述べ何事も隠さず また何事も付け加えないことを誓います」と宣誓したのは、三重県伊賀市の稲森稔尚市長です。
開かれたのは、市長の“パワハラ疑惑”を調査する百条委員会。
市長のパワハラを申し出た市職員:
「処遇を考えると言われたときは、こういうことを今のご時世で言われるんだと驚き。脅迫に近い話かと感じた」
委員:「 『パワハラにあたる』と発言した?」
市長のパワハラを申し出た市職員:「はい、しました」
委員長:「『処遇を考えますよ』と言ったか?」
稲森市長:「そのような発言は行っていません」
委員長:「『異動希望を書いてください』と言いましたか?」
稲森市長:「そのような発言も行っていません」
双方の主張が真っ向から食い違う状況に。2人の間に一体、何があったのでしょうか。
職員が市議会に提出した申立書によると、ことの発端は2024年12月。市長から職員への「法人Bが会社として信用できないから、今すぐ契約を解除してください」という1本の電話でした。
市長は職員に市が結んでいた民間事業者との契約を解除するよう指示。しかし、職員は“正当な理由がない”として「解除はできない」と伝えると、「なぜ、できないんですか、やらないなら、あなたの処遇も考えますよ」と“職員の配置換え”を示唆したと言います。
職員が真意を尋ねると、「もういいです。異動希望を書いてください」と伝えたとされています。
パワハラを申し立てたのは、当時、財務部・資産経営課の課長。市長とのやりとりの中で精神的な苦痛を感じたと証言しました。
人権生活環境部同和課 吉岡一 課長:
「いきなり電話で言われたので、なぜそうなるのかという気持ち」
委員:「業務上の権限を越えた指示だと思った?」
吉岡課長:「そう思いました」
一方、市長は百条委員会でも“パワハラ発言”を重ねて否定しました。
委員長:「『いいかげんなことばかりして、こちらが指示したことをしないからだ』など言ったか?」
稲森市長:「一字一句覚えてはいないが、そういう内容の趣旨の話をしたのではないかと記憶しています」
また、大きな声を出したことについては、謝罪したつもりだと発言。
これについて、吉岡課長は「謝りますと述べただけで謝罪はなかった」としています。
次の百条委員会は、再度、申立人の市職員を呼んで証人尋問を行う予定です。
職員の主張と真っ向から食い違う…“パワハラ発言疑惑”の三重県伊賀市長
百条委員会で全面否定「そのような発言行っていない」
2026年8月25日(火) 18:48 東海テレビ
三重県伊賀市の稲森市長のパワハラ疑惑。百条委員会で、職員と市長の主張は真っ向から食い違いました。
伊賀市人権生活環境部同和課の吉岡一課長:
「『異動希望を書いてください』と言われました。今のご時世に(こういうことを)言われるんだという驚きと、脅迫に近い話かなと感じました」
おととし、民間企業との契約解除などを職員に指示した際に、パワハラ発言をした疑惑が持たれている、伊賀市の稲森稔尚市長(42)。
市議会が設置した百条委員会で25日、職員の訴えを全面的に否定しました。
Q.あなたは資産経営課長(現・吉岡同和課長)に『あなたの処遇も考えます』と言いましたか?
伊賀市の稲森稔尚市長:
「そのような発言は行っていません」
Q.(職員の)午前中の証言は虚偽ということですか?
伊賀市の稲森稔尚市長:
「そう思います」
稲森市長は委員会の後の会見で、証言が食い違う理由は分からないとした上で、「市民に政策の実現でお返ししたい」と市長の職を続ける考えを示しました。
百条委員会は今後、改めて職員から話を聞くとしています。
“パワハラ疑惑”を完全否定 「一切していない」
三重・伊賀市の稲森稔尚市長 「脅迫に近いと感じた」
被害を主張する職員と言い分対立
2026年8月25日(火) 20:27 中部日本放送
パワハラ疑惑がかかる三重県伊賀市の稲森市長と被害を主張する職員が、疑惑を調査する百条委員会に出席。両者の言い分は真っ向から対立しました。
8月25日午前、神妙な表情で百条委員会に出席したのは、伊賀市の男性職員。
(パワハラを申し立てている職員)
「こういうことを今のご時世で言うんだという驚きと、脅迫に近い話だと感じた」
訴えるのは、稲森稔尚市長の「パワハラ発言」です。問題となっているのは、2024年12月に法人との契約解除を巡る稲森市長と職員のやりとりの中での発言。
(伊賀市 稲森稔尚市長)
「やらないなら、あなたの処遇も考えますよ」
「異動希望を書いてください」
市長は職員に対し、契約の解除をこのように迫ったと言います。
■百条委員会の聞き取り調査で言い分対立
(パワハラを申し立てている職員)
Q.市長の発言どう受け止めた?
「脅しとして捉えた」
午後からは、これまでパワハラを否定し続けている市長も出席しました。
(伊賀市 稲森稔尚市長)
Q.「あなたの処遇も考えますよ」と言ったか?
「そのような発言は行っていません」
1時間半に及ぶ聞き取りの中で、パワハラと指摘されている発言は「一切していない」と完全に否定しました。
■パワハラを訴えた職員の証言を「虚偽」と主張
(伊賀市 稲森稔尚市長)
「(職員の)受け止め方がねじ曲がってしまうのは大変残念に思う」
Q.(職員の証言は)虚偽ということ?
「そう思います」
さらに、パワハラを訴えた職員の証言を「虚偽」と主張。この発言に職員は…
(パワハラを申し立てている職員)
「びっくりしているというか、怒りに震えている。申し訳なかったと一言あればいい」
百条委員会は、改めて職員から話を聞く方針です。
三重・伊賀市長“パワハラ”疑惑 市職員に「異動希望書いて」発言か
…百条委員会で「虚偽」と否定
2026年8月25日(火) 22:05 日本テレビ
三重県伊賀市長のパワハラ疑惑めぐり、市長と告発した職員の主張が真っ向から対立しています。
■市職員“人事ちらかつかせるような発言された”
忍者発祥の地として名高い三重県伊賀市の市長を務める、稲森稔尚市長(42)。就任から、もうじき2年です。
伊賀市・稲森市長(42)
「市民の皆さんの期待に応えて、政策を実現していこう。全身全霊をかけて今、取り組んでいる気持ち」
パワハラが疑われているのは、市長になってまもない“就任1か月後”の出来事です。被害を訴えたのは、市の職員です。
被害を訴える伊賀市職員・吉岡一さん
「『なぜ、できないの? なぜ、できないんだ。できないなら、あなたの処遇も考えますよ』と言われた」
「『処遇って何ですか?』という話をしたら『もういいです。異動希望書いてください』と。こういう脅しをするんだ。今時、こういうことをする人がいるんだ」
◇
2024年12月、稲森市長から電話で、市と契約していた企業との契約を解除するよう、指示されたという職員。ただ、正当な理由がなかったため断ったところ、人事をちらかつかせるような発言をされたといいます。
被害を訴える伊賀市職員・吉岡一さん
「私の親しい後輩とかも、パワハラ被害に遭っている話、聞いていた。私が受けたことを前面に出て、言って、その子らも守ってあげたい。そういう気持ちの中で(声を)あげさせてもらった」
■人事ちらかつかせる発言…一貫して否定
稲森市長は、パワハラの疑いがある発言は「一切していない」と否定。職員の主張とは、真っ向から対立しています。
真実を明らかにするための百条委員会。
伊賀市・稲森市長(42)
「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、また何事も付け加えないことを誓います」
委員長
「『あなたの処遇も考えますよ』と言いましたか?」
伊賀市・稲森市長(42)
「そのような発言はおこなっていません」
委員長
「『異動希望を書いてください』と言いましたか?」
伊賀市・稲森市長(42)
「そのような発言もおこなっていません」
人事をちらかつかせる発言については、一貫して否定しました。
■市職員「あそこまで言い張れるってすごい人やなと」
委員
「『異動希望を出してください』発言は一切していないと証言。申立人(職員)は脅迫されたくらいの感情。全く話がすれ違っている」
伊賀市・稲森市長(42)
「受け止め方として、そのようにねじ曲がってしまうのは、大変残念。なぜ、そんな事実がねじ曲がって伝わって、このようなことになっているのか、私はわかりません」
稲森市長は、職員が訴えている発言は、「虚偽」だとしました。
◇
証言を聞いていた職員は…
被害を訴える伊賀市職員・吉岡一さん
「びっくりしています。というか、怒りに震えています。あそこまで言い張れるって、まぁすごい人やなと思う。異動のことに関して一切ない? ありましたよ。なければ私、顔出して、こんなところでお話ししませんよ。戦いですね。もうこれは」
百条委員会は今後、改めて職員の証言を求める予定です。
パワハラ疑惑で真っ向対立 市長と職員の主張、伊賀の百条委で証人尋問
2026年8月26日(水) 8:01 伊勢新聞
【伊賀】稲森稔尚伊賀市長のパワーハラスメント疑惑を巡る市議会の調査特別委員会(百条委)は25日、被害を申し立てた市職員と稲森氏への証人尋問を実施した。職員は稲森氏から「あなたの処遇も考えますよ」などと言われて「脅しと捉えた」と訴えたのに対し、稲森氏は発言を全面的に否定。両者の主張は真っ向から対立した。
申し立てによると、稲森氏は令和6年12月、民間企業と結んだ旧上野ふれあいプラザの売買契約を巡り、この企業が特定の社員を雇用していることから契約を解除するよう、職員に指示した。
職員が「市に民間企業の社員を辞めさせる権限はない」などと返すと、稲森市長は「やらないなら、あなたの処遇も考えますよ」「異動希望を書いてください」と発言したとされる。
被害を訴えたのは、吉岡一同和課長。稲森氏から発言を受けたとされる当時は、資産経営課長だった。「同様の被害を受けた職員を守りたい」などの思いから、実名で臨むことにしたという。
この日の証人尋問は吉岡氏、稲森氏の順で実施した。それぞれ虚偽の発言をしないことを宣誓した後、約1時間にわたって委員らの質問に回答。稲森氏には弁護士も同行した。
吉岡氏は発言を受けた心境を「今のご時世で、こういうことを言うのかという驚きに加え、脅迫に近い話だと感じた」と説明。「『謝ります』とは言われたが、謝罪は無かった」とした。
発言の影響については「苦痛はあった」としつつ「部下にそういう所を見せたくなかったので普通にしていた」と説明。「市長の顔を見ると、それなりにストレスはあった」と述べた。
「私が病気になって休んだり、自死しなければ何も動かないのかという憤りを感じている」と語る場面も。市長ら特別職からパワハラを受けた職員への相談体制を整える必要性も訴えた。
稲森氏は民間企業との契約解除を指示した理由について「特定の社員を雇用していることではなく、民間企業の契約不履行」と説明。「そもそも契約解除は市長選の公約だった」と述べた。
「やらないなら、あなたの処遇も考えますよ」「異動希望を書いてください」という発言は「全くしていない」と否定。「公務員は市長の指示に従う義務がある」と発言したことは認めた。
当時の状況を「お互いが大きな声を出して言い合いになっていた」と説明。「大きな声を出したことは謝った。相手の人格を傷つけるような発言は一切無かった」と説明した。
一方で「資産経営課から『契約を解除すれば、違約金を受け取れなくなる』という虚偽の説明を受けていた」と主張。契約解除への「抵抗」を受けていたとの認識を示した。
この後、特別委は今後の対応を検討。事実関係を巡って「双方の主張に食い違いがある」などとして、改めて吉岡氏に証人尋問を実施することを決めた。次回は9月中に開かれる見通し。
稲森氏の証人尋問を傍聴した吉岡氏は、報道各社の取材に「怒りに震えている」と語り、稲森氏が否定した発言について「無ければ、私が顔を出してまで話していない」と主張した。
稲森氏は証人尋問後の臨時会見で、自らの言動は「厚労省が示すパワハラの3要件には該当しない」と強調。「就任1カ月で矢継ぎ早に政策を転換しなければならず、苦慮していた」と語った。
伊賀市長のパワハラ疑惑 職員「脅迫に近い」
市長は否定 百条委で証人尋問 三重
2026年8月26日(水) 9:30 三重テレビ
三重県伊賀市の稲森稔尚市長が、市の職員に対しパワハラが疑われる発言をしたとされる問題で、市議会の百条委員会は25日、パワハラを受けたと訴える職員と稲森市長に証人尋問を行いました。
伊賀市の稲森稔尚市長は、2024年12月、市職員に電話で民間企業との契約を解除するよう迫り「やらないならあなたの処遇も考えます。異動希望を書いてください」などと発言した疑いを持たれています。
伊賀市議会はこの問題を調査する百条委員会を設置し、19日から職員の当時の上司などへ証人尋問を行っていて、25日は、ハラスメントの被害を訴える市職員が証言しました。
職員が市長の発言に対し「脅迫に近いと感じた」と証言した一方、稲森市長は「そのような発言は行っていない」と発言の事実を否定しました。
証人尋問のあとで行われた記者会見で、稲森市長は証言の食い違いに関して「私が述べていることに確信をもっている」として、改めてパワハラにあたる行為がなかったことを主張しました。
百条委員会では、改めて職員の証人尋問を行う予定です。
百条委員会の証人尋問で市長「処遇に関する発言はしていない」
とパワハラ疑惑を否定…市幹部職員の証言と食い違い
2026年8月26日(水) 14:15 読売新聞
三重県伊賀市の稲森稔尚市長がパワーハラスメントを行ったとされる疑惑を調査する市議会調査特別委員会(百条委)が25日開かれ、稲森市長らの証人尋問が行われた。市長は疑惑を否定した。
この日はパワハラ被害に遭ったと主張する市幹部職員も証人尋問に立った。職員は尋問で、稲森市長が2024年12月、市が民間に売却した「旧上野ふれあいプラザ」の売買契約の解除について職員に指示した際、異を唱えた職員に対して「処遇を考える。異動希望を書いてください」などと発言したと主張した。
稲森市長は尋問に対し「『公務員として(指示に)従う義務がある』などと言った記憶はある」としたうえで「処遇に関する発言はしていない」と否定した。
契約解除の理由についても職員と稲森市長とで証言に食い違いが生じており、百条委は再度職員を尋問することを決めた。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ本日(8月25日)付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼市長の発言を「脅しとして受け止めた」と百条委員会で証言 三重・伊賀市
これの続報です。
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