座間市議会 前議長らの不適切行為に関する調査で答申書提出
2026年8月24日(月) 18:34 テレビ神奈川
座間市議会の前議長が酒に酔い、市民と口論になったなどとして議長を辞職したことをきっかけとした前議長の不適切な行為に関する調査で、市議会が答申書を提出しました。
座間市議会の熊切和人前議長は去年11月、イベント会場で酒を飲み市民と口論になった案件が、市民からの手紙で明らかになったことなどから議長を辞職しました。
これをきっかけに去年12月から熊切氏の不適切な行為に関する調査を行ってきた議会運営委員会は24日午前、松橋淳郎議長に答申書を提出しました。
答申では熊切氏の不適切な行為について、移動中の議長車内で飲酒を繰り返したことや公務に随行した職員に対し、セクハラに該当する発言を行ったことなど7件を指摘しています。
また、荻原健司市議についても議会の傍聴席から「そういうのは個人間でやればいい」と不適切な発言をするなど、被害者への深刻な二次被害を生じさせたとしています。
(座間市議会 議会運営委員会竹田陽介委員長)
「決して答申書を提出したからといって信頼回復が100%果たせたとは思っていない」
(座間市議会 松橋 淳郎議長)
「今後どのように今回の案件の再発防止さらには市民の信頼回復を行うか議場でまとめながら進めていきたい」
公務中の飲酒、ハラスメント… 座間市議会前議長らの不適切行為認定
8/25(火) 11:15 朝日新聞(豊平森)
【神奈川】座間市議会の竹田陽介・議会運営委員長は24日、前議長による公務中の飲酒や市職員へのハラスメントや、その被害者への別の市議による二次被害など、市議2人による複数の不適切行為を認定し、再発防止策などを求める答申を松橋淳郎議長に手渡した。
松橋議長の諮問を受けて、議運は昨年12月から13回にわたり、前議長や職員らに質疑を行った。被害者保護のため、一部を秘密会にした。
答申は昨年11月にこの問題で議長を辞任した熊切和人市議について、公務中の議長車内での常習的飲酒や、全国市議会議長会の行事を途中退席しての飲酒、議会事務局職員らに対するセクハラ発言や、深夜に緊急性のない電話をするなどのパワハラ、侮辱的発言など、7項目の不適切行為を認定した。
また、熊切氏の前任の議長だった荻原健司市議について、前議長によるハラスメント被害者への二次被害となる行為など、4項目の不適切な行為を認定した。
それによると、荻原氏は前議長の問題が発覚した昨年11月、議運が被害職員の情報秘匿を確認していたのに、セクハラ被害や侮辱的発言の対象となった職員に直接接触。正副議長が接触禁止を申し渡した後も、職員を呼び止めて前議長に関する発言をしたり、被害職員が出席する議運委協議会で傍聴席から「そういうのは個人間でやればいい」と発言したりしたという。
市側は今年1月、議長に職員への安全措置をとるように申し入れた。
答申は一連の行為について、議員の優越的立場を背景に職員への心理的圧迫を強いて深刻な二次被害を生じさせ、調査を妨害・干渉する行為と思われるとした。
2人の行為を「議会として看過することはできない」とし、被害者保護体制の充実や議員が順守すべき規範条例などの策定を求めた。
松橋議長は取材に「内容を重く受け止め、議会として速やかに必要な手続きを進める段階にある」と話した。
一方、熊切氏は調査段階から認定された事実関係の一部を否定しているが、取材に対し「やってはいけないことをやってしまった。おわびしたい」。荻原氏はおおむね認め、「職員の方々に不快な圧迫、心理的圧力をかけてしまった。率直に心からおわびを申し上げたい」とした。
佐藤弥斗市長はコメントを発表。「勇気をもって被害を訴えた職員が心理的負担を受けたり、不利益を被ったりすることは決してあってはならない」とし、「実効性のある再発防止策が着実に講じられ、職員が安心して職務に専念できる環境の確保と、市民からの信頼回復につながることを強く期待している」などとした。
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