2022年6月3日金曜日

横浜市の教職員2人 生徒児童にわいせつセクハラで懲戒免職

横浜市の教職員2人 生徒児童にわいせつセクハラで懲戒免職

 

2022年6月3日() 13:28 テレビ神奈川

 

横浜市教育委員会は、昨年度に生徒や児童にわいせつ行為などをしたとして、教職員2人を懲戒免職にしていたと発表しました。

 

横浜市教委によりますと、懲戒免職処分となった市立中学校の男性職員は、昨年度に生徒とSNSで私的に連絡を取り、2人で出かけた際にキスをするなどのわいせつな行為をしたということです。

 

また、市立小学校の男性教諭は、体育の授業中に指導を行う際、人目のつかないところに連れて行き、後ろから児童の体に触るセクハラ行為をしたとして、懲戒免職処分となりました。

 

男性教諭は、市の聞き取りに対し、「セクハラ行為はしていない」などと話したということです。

 

昨年度の横浜市の教職員などの懲戒処分は、今回2件を含め、懲戒免職が10件で停職3件などをあわせると20件でした。

 

横浜市教職員人事部の古橋正人部長は、「不祥事の防止に取り組んでいる中、20件もの懲戒処分を行う結果となったことは、極めて遺憾であり、大変申し訳なく思います」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

教員から児童生徒への猥褻行為とセクハラ行為は
線引きが難しいと感じております。
・生徒と2人で出かけた際にキスをする
・人目のつかないところに連れて行き、後ろから児童の体に触る
前者が[わいせつな行為]、後者が[セクハラ]と
切り分けているのは不自然です。
どちらの行為も教員自身の性的な欲求を満たす為の行為であり、
不用意に身体に触れてしまったり、発言内容が問題の様な
セクハラとは訳が違います。
文科省や教育委員会は加害行為自体で判断するのではなく、
その目的に応じて[セクハラ]と[わいせつな行為]を分別して欲しいです。

被害者の皆様へ
「先生の行動が変だぞ」と感じたら、
その先生に言うのではなく、保護者に話しをしてください。
家で話せる環境が無いのならば、
思いきって警察署へ行って少年担当の警察官に相談してみましょう。
身体の調子が悪ければ、それも保護者の方に話してください。

被害者の保護者様へ
低年齢な方ほど、教員の行為が加害なのか指導なのか判断出来ないでしょう。
保護者の方は日頃から学校での出来事をお子さんから聞ける環境を
家庭に築いて欲しいと思います。
また、年齢が高くなるほど羞恥心が生まれますので、
その点を踏まえて何でも話せる関係や環境を作って欲しいです。

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