2022年6月8日水曜日

和歌山南陵高の理事長をパワハラで提訴へ 元野球部主将の17歳

和歌山南陵高の理事長をパワハラで提訴へ 元野球部主将の17

 

2022年6月8日() 21:06 毎日新聞(加藤敦久)

 

 私立和歌山南陵高校(和歌山県日高川町)を運営する学校法人南陵学園(静岡県)の小野和利理事長(59)の暴言などで精神的苦痛を受けたとして、同校生徒だった男性(17)=堺市=が、法人と小野理事長に566万円の損害賠償を求めて大阪地裁堺支部へ提訴することが8日、男性の代理人弁護士への取材で判明した。

 

 訴状によると、男性は2年生だった20217月に硬式野球部の主将となったが、9月に部員の問題行動をきっかけに総監督だった小野理事長から懲罰的な練習メニューを示された。反対意見を伝えたところ、小野理事長は男性を直立させ、「おまえがキャプテンだからこんな問題が起きるんだ」「辞めろ」「テストの点数も悪いんだろ」などと約40分にわたり暴言を続け、10月初めには一方的に主将の交代を通告。男性は寮を出て自宅に戻ったが、食欲不振や不眠が続き、医療機関で「適応障害」と診断されたとしている。

 

 男性は野球部を退部し、今春転校した。取材に「体重が1カ月間で7キロ以上落ちた。暴言の後、理事長を見ただけで体が震えるようになった」と訴えた。

 

 一方、法人側は代理人弁護士を通じて「理事長のパワハラなどの事実はないという認識だ」と答えた。

 

 同校を巡っては225月、教職員が給与未払いなどを理由に授業をボイコットする「ストライキ」が起きるなど、法人の学校運営を巡る問題が相次いでいる。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラと教職員ストライキを結びつける訳ではありませんが、
この様な問題が起きている以上は責任者に原因があると思えます。
被告側弁護士の「・・・事実はないという認識」とのコメント。
本当に無いのならば「・・・事実はない」と言い切れるのに、
語尾に「認識」と付けていることから、
「やったが否定する」との思いが滲み出ているのだと思います。
理事長が総監督なんて無用な役職に就いていることからも、
その人間性が分かる気もします。

被害者の方へ
被告からは言い訳や屁理屈が噴出するでしょうけど
先ずは弁護士に任せてみてはいかがでしょうか?
二度とは戻って来ない青春を今からでも再び謳歌してください。

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