2022年6月2日木曜日

50代教授「上司として心配」、女性部下の自宅や実家周辺うろつく…性的発言も

50代教授「上司として心配」、
女性部下の自宅や実家周辺うろつく…性的発言も

 

2022年6月2日() 17:03 読売新聞

 

 和歌山県立医大は1日、部下の女性にセクハラやパワハラを繰り返したとして、医学部の50歳代男性教授を停職3か月の懲戒処分とした。

 

 発表によると、男性教授は昨年12月~今年1月、同部で部下の女性に、不快感を与える性的な発言や、人格や尊厳を傷つける発言を繰り返したほか、自宅や実家周辺をうろつくなどしてつきまとったという。1月下旬に女性から大学に相談があり、発覚。女性は3月に抑うつ状態と診断され、一時休職した。

 

 男性教授は大学側の聞き取りに対し、セクハラやパワハラについて「軽率だった」としているが、つきまといに関しては「本人が心身不安定になっており、上司として心配で様子を見に行った」と話しているという。

 

 同大の宮下和久理事長は「教職員に対し、ハラスメントに関する研修など指導教育を徹底し、再発防止に取り組む」とのコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者は「上司として心配」だったとのことですが、
これだけハラスメント加害をしていたら
加害者として心配だったとしか思えませんし、
口実を作って付きまとっていたと判断されて止む無しです。
50歳代にもなってハラスメントを続けている様な者には
単なる研修よりも「加害者となったら前途は無い」くらいの
躾けをしても効果は疑わしいでしょう。

被害者の方へ
抑うつ状態にまで追い込まれて、その苦労は言葉では表せないでしょう。
快癒までには時間を要しても、焦らずマイペースで医師と二人三脚で
治療に臨んでください。

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