2022年6月25日土曜日

特別支援学校の女性教諭を懲戒処分 生徒2人の頭を平手でたたく

特別支援学校の女性教諭を懲戒処分 生徒2人の頭を平手でたたく

 

2022年6月25日() 8:42 毎日新聞(山田豊)

 

 特別支援学校の生徒2人に対して、額や頭頂部などを平手でたたく体罰を加えたとして、北海道教委は帯広市内の特別支援学校の女性教諭(56)を減給3カ月の懲戒処分にした。23日付。女性教諭は「体罰の認識はなく、指導の一環」としつつも、「たたくべきではなかった」と話しているという。体罰は学校教育法で禁じられている。

 

 女性教諭は2021年6月ごろ、教室で給食の準備中の女子生徒に「遅い」という理由で「早くしなさい」と言いながら後頭部を平手でたたいた。また、この生徒に11月、授業中に指示した作業を行っていなかったとして、頭頂部を平手でたたく体罰を加えたこともあった。

 

 女性教諭は21年9月ごろ、男子生徒を下校のバスに乗車させようとしたところ「ふざけた」という理由で平手でたたく体罰を加えていた。生徒らにけがはなかった。いずれも同僚の教諭が道教委に報告して発覚。道教委の担当者は「誠に遺憾」と語った。


《カウンセラー松川のコメント》

特別支援学校と言う特別な教育機関だけに
教職員の対応も苦労が多いと思います。
自身で選んだ道であるならば耐える事も納得出来るでしょうけど、
人事異動で赴任されたとなると難しい面も多々有ると感じます。
体罰云々は多くの教員が理解しています。
しかし「罵られ、ついカッとなって」「口論の末、ついカッとなって」
そんな事件は無くならないのですから、
生徒が思う様に行動しない事への苛立ちが起きるのも普通の感性です。
「全てを抑止しろ」と望むのならば、専門職を配置するしかないてしょう。

被害者の皆様へ
保護者の方と異なり、赤の他人である教員。
どうしても理解はしても納得出来ずに感情的になるのかも知れません。
それを擁護する訳ではありませんが、
現状では避けられない事案でもあります。
更により良い教育環境を整備して欲しいものです。

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