2022年6月2日木曜日

労働相談 正社員からの相談4割増加 内訳「パワハラ・嫌がらせ」最も多く【岩手】

労働相談 正社員からの相談4割増加
 内訳「パワハラ・嫌がらせ」最も多く【岩手】
 

 

2022年6月2日() 12:53 岩手朝日テレビ

 

 昨年度、岩手県に寄せられた労働相談の件数などがまとまりました。正規雇用からの相談がおよそ4割増加しています。

 県労働委員会のまとめによりますと、昨年度の労働相談の受け付け件数は447件で前の年度に比べて10.1%増加しました。

 内容別では「パワハラ・嫌がらせ」が115件と最も多く、次いで「賃金・手当」の88件でした。具体的には、「パワハラによる退職者が増え続け現場の負担が大きくなっている。どのように対処したらよいか。」などの相談があったということです。

 また、正規雇用からの相談が39.6%増えていて、県労働委員会は、新型コロナや働き方改革による法制度見直しなどで多様化、複雑化している問題の早期解決に向けた支援に取り組んでいくとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

コロナ禍で国民我慢大会に強制参加させられていた状況下なので
多くの人がストレスからイライラを溜め込んでいたことでしょう。
そのイライラを放出する先が職場で立場の弱い人に向けられました。
あってはならない事ですが、本能的な行動でもあるので、
全てを抑止するのも難しいでしょう。
だからこそ、相談窓口が必要であり、
公権力によって解決をするしかないとも言えます。
相談件数の減少が望ましいのですが、今も経済は停滞気味なので
好況に転じない限りは相談件数も減少しないでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿