2022年6月27日月曜日

部下に「奴隷のように働け」 申告させない文書も作成 消防署員処分

部下に「奴隷のように働け」 申告させない文書も作成 消防署員処分

 

2022年6月27日() 17:12 朝日新聞

 

 東京消防庁は27日、部下を殴ったなどとして深川消防署の男性消防司令補(42)を停職2カ月の懲戒処分とし、発表した。

 

 同庁によると、消防司令補は202012月~212月、部下の男性の肩や背中を殴ったり、「奴隷のように働け」などと暴言を吐いたりした。この部下が別の職員に被害を相談していたことを知ると、内部調査に対し被害を申告しないよう約束させる「合意書」を作って署名させたという。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

パワハラで消防司令補停職 東京消防庁

 

2022年6月27日() 15:27 共同通信

 

 部下の職員に暴言を吐くなどのパワーハラスメントを繰り返したとして、東京消防庁は27日、深川消防署の男性消防司令補(42)を停職2カ月の懲戒処分にした。

 

 東京消防庁によると、消防司令補は202012月~212月、部下の男性の肩や背中を素手で殴ったり「奴隷のように働け」と暴言を吐いたりした。事実関係を認め「相手を思いやる心が欠け、申し訳ない」と話している。

 

 異変に気付いた同僚が212月に上司に伝えた。それを知った消防司令補はパワハラ行為を職場に報告しないとする文書を作成し、被害者に署名させたという。




消防パワハラ「奴隷のように働け」
救急隊長が部下に暴行や暴言 搬送先の病院や車内で

 

2022年6月27日() 19:57 TBS

 

東京消防庁の42歳の消防司令補が部下に「奴隷のように働け」と暴言を吐くなどのパワハラ行為をしたとして停職2か月の懲戒処分を受けました。

 

停職2か月の懲戒処分を受けたのは、東京消防庁の深川消防署森下出張所に勤務する男性の消防司令補(42)です。

 

東京消防庁によりますと、この消防司令補は救急隊長をつとめていたおととし12月から去年2月までの間、2人いる部下のうち、1人の消防副士長の男性に対し、パワハラ行為に及んだということです。

 

消防司令補は、現場に向かう救急車の中や搬送先の病院で男性の肩や背中を殴り、「奴隷のように働け」などと暴言を吐いたということです。

 

さらにパワハラ行為を職場に報告しないことを約束する書類にも署名をさせたということです。

 

消防司令補は「相手を思いやる気持ちが欠如していた」と謝罪しているということで、東京消防庁は「職員の教育指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラも事故と同様に起こしてしまってからの対応が肝心です。
どの様な理由で一人の部下にパワハラ加害をしたか
ニュースでは言及されていませんが、
パワハラが発覚した途端に口止めの念書を強要するのは
余りにも情けないですし卑怯です。
やってしまった以上は潔く罰を受ける覚悟が無いのならば
誰に対して低姿勢で絶対に腹を立てないで生きることです。
反省の弁もある様ですが、こんなのは嘘っぱちです。
真に反省している者が口止めの念書なんて書かせる訳がありませんから。

被害者の方へ
よく堪えられたと思います。
被害に遭ったことは辛く大変なことでしたが、
パワハラ被害を体験したことで今後の指導教育に活かし、
良好な職場環境を維持する先駆者となって頂きたいと思います。

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