前教育長の急死など受け
…県が幹部職員の「メンタルヘルス」対策強化へ
知事「負荷かかっている状態」
2022年6月10日(金) 19:34 長野放送
長野県は特別職や幹部職員の心身の健康を管理する対策を初めて実施します。今年3月に教育長が急死したことなどを受けての対応です。
長野県・阿部守一知事:
「(幹部職員は)新型コロナや災害対策など、いろいろな負荷がかかっている状態。健康管理にしっかりと取り組んでいきたい」
10日の記者会見で阿部知事は、特別職や課長級以上の「心身の健康管理」に努める考えを示しました。
対策としては、カウンセラーや精神科医に委託する専用相談窓口の設置、職場での「気づきや声掛けの推進」などを挙げています。
また、過重労働を避けるため、勤務時間を把握する新しいシステムを運用します。
長野県・阿部守一知事:
「私が夜まで残業すると一緒に残らないといけない職員が必ず出てくるので、改善していきたいと思う」
これは、今年3月に原山隆一前教育長が急死したことも受けての対応で、幹部に特化した対策はこれが初めてです。
《カウンセラー松川のコメント》
各職位で任務が異なる様に、抱えている問題や悩みも異なって来ます。
よって、幹部に対しても相応の対策が必要ではあります。
一人の職員の死亡事例で単に「反省します」「お悔やみ申し上げます」ではなく
きちんと対策を実施された事は高い評価と言えましょう。
勿論、どの職位に対しても対応や対策は必要なのは言うまでもありません。
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