2022年6月25日土曜日

「自殺はパワハラ原因」遺族による裁判開始 上司にパワハラ受けたと消防士が書き残す【熊本】

「自殺はパワハラ原因」遺族による裁判開始
 上司にパワハラ受けたと消防士が書き残す【熊本】

 

2022年6月25日() 18:18 熊本県民テレビ

 

「消防士の自殺は上司のパワハラが原因だった」と遺族が賠償を求めた裁判が始まった。

 

この裁判は2019年、上益城消防組合消防本部の当時46歳の男性係長が「上司からパワハラを受けた」と書き置きを残して自殺したことをめぐり、遺族が損害賠償を求めているもの。

 

24日の裁判で、遺族は男性が上司から職員らの前で大声で叱責されたり仕事の説明を拒まれたりすることで精神的に追い詰められたと主張。パワハラを認識しながら指導を行わなかったなどとして、上益城消防組合に4000万円の賠償を求めた。

 

一方、被告の上益城消防組合は一部争う姿勢を見せ、KKTの取材に対し「反論が必要なところは粛々と主張を行っていきたい」とコメントしている。

 

次の裁判は8月10日に開かれる予定。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月26日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 熊本・上益城消防のパワハラ自殺 遺族が損害賠償求め提訴へ (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
第三者委員会の調査結果でも自殺の要因にパワハラが含まれていましたし、
業務引継の不備や上司の怠慢もありました。
これらの客観的な事実や証拠を元に審理が継続することでしょう。
被告の消防組合も無理に争うことなく、事実を淡々と受け止め、
損害賠償金額の一部をパワハラ加害者に請求するくらいの
「パワハラは絶対に許さない」態度を示して欲しいものです。

御遺族の皆様へ
国賠訴訟も民事訴訟の様に時間を要します。
しかし、政府を被告にするのと異なり、原告寄りの判決も期待出来ます。
時間と手間は掛かりますが、どうか最後まで正義を貫いてくださいませ。

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