2022年6月8日水曜日

男性教諭からののしられ校舎から飛び降り重傷 損賠賠償訴訟で原告控訴 代理人弁護士は「学校の対応についての不法行為が認められていない」【静岡】

男性教諭からののしられ校舎から飛び降り重傷
 損賠賠償訴訟で原告控訴
 代理人弁護士は
「学校の対応についての不法行為が認められていない」【静岡】

 

2022年6月8日() 19:34 静岡第一テレビ

 

当時、高校生だった女性が男性教諭から受けた心的ストレスが原因で校舎から飛び降り重傷を負ったとして損害賠償を求めた訴訟で、原告側は静岡県に220万円の支払いを命じた判決を不服として控訴した。

 

これは2016年、当時、県中部の県立高校2年生だった女性が指導を受けていた男性教諭から「お前は周りから必要とされていない」などとののしられたことが原因で校舎の3階から飛び降り、大けがをしたと訴え、県などに対し550万円の損害賠償を求めたもの。

 

判決で静岡地裁は「教員が生徒に対して許される教育的指導の範囲を逸脱した」として、県に220万円の支払いを命じたが、県や学校が飛び降り事故の後に、男性教諭と女性が顔を合わせないようにする対応をしなかったことに対する訴えは棄却した。

 

原告の代理人弁護士は「学校の対応についての不法行為が認められていない」と控訴の理由を話している。


《カウンセラー松川のコメント》

教員による生徒への人格否定が飛び降りに至ったのは
「飛び降りが短絡的」と言われたとしても、
人格否定が原因なのは間違い無いでしょう。
しかし、その後の細かい部分まで徹底的に追及するのは
無理を感じる部分もあります。
確かに被害者の立場からすれば、完璧な対応を求めたいのは当然です。
しかし、学校もトラブル対応のプロではありませんから、
足りない部分があるのは止む無しとも言えます。
被告側がどの程度に加害者と顔を合わせない事を要求したのか
ニュースでは分かりませんが、強く申し入れをしたのでしょうか?
「そのくらい被害者に配慮しろ」では無理強いとも思えます。

被害者の方へ
こんなに酷い人格否定をされた事に対しての損害賠償としては
低額ではありませんか?
大切な時間を失った代償として、もっと請求して良かったと感じております。

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