2022年6月16日木曜日

部下に暴行・叱責繰り返す…町職員に停職6か月処分 山形・真室川町

部下に暴行・叱責繰り返す…町職員に停職6か月処分 山形・真室川町

 

2022年6月16日() 20:41 山形放送

 

山形県真室川町の役場に勤務する40代の男性職員が約1年間にわたって、勤務時間中に部下に対し顔を殴るなどの暴行や叱責を繰り返していたとして、町がこの職員を停職6か月の懲戒処分としていたことが分かった。

 

真室川町・新田隆治町長「町政に対する信頼・信用を大きく損うことに関し、心からおわび申し上げる」。

今月13日付で停職6か月の懲戒処分を受けたのは、真室川町役場に勤務する40代の男性係長。

真室川町によると、この男性係長は、去年5月下旬から先月上旬までの間、勤務時間中に職場とは別の場所に連れ出すなどして、部下の男性職員に対して拳や平手で頭や顔を殴るなどの暴行のほか、「この場から出ていけ」などの叱責を計数十回にわたって行っていたという。

町の聞き取りに対し、男性係長は暴行や叱責の事実を認め「部下の男性職員が事務作業を遅延することが度重なり、高圧的な態度を取ってしまった」などと話しているという。

真室川町総務課の担当者は「(処分を受けた係長は)職場では指導する立場にあり、そこから起因している。(事務作業が)うまくいかないことに対してだんだん苛立つようになって、そこから暴行を振るうようになった」と述べた。

先月中旬に部下の男性職員が病気休暇の申請をした際、町からの聞き取りで暴行や叱責の事実が発覚した。被害を受けた男性職員は現在も病気休暇中で復職していないという。

真室川町は今後、職員に対して定期的にパワハラなどに関するアンケートを実施するなどして再発防止に努めるとしている。



※ 他社のニュースも掲載致します 

「この場から出ていけ!」顔や頬を殴る
1年の『町役場での暴行』 町役場係長が『停職6か月』に

 

2022年6月16日() 18:24 テレビユー山形

 

山形県真室川町の職員が部下への暴力行為で停職処分を受けた問題で、暴行は、およそ1年にわたり行われていたことがわかりました。

 

真室川町

新田隆治町長

「この度は申し訳ございませんでした」

 

停職6か月の懲戒処分を受けたのは、真室川町の職員で40代の男性係長です。

町によりますとこの男性係長は、今年5月上旬までのおよそ1年間にわたり、部下の男性の顔やほほを手で殴るなどの暴行を加えていました。

 

真室川町役場

佐藤和弥 総務課長

「部下の指導を逸脱し、暴行を人気のない職務室以外の場所で長期間行っていた。
(部下の男性の)病気休暇の取得と暴行の関連性があると考えられる」

 

また、男性係長は暴力行為が始まる前には被害者に「この場から出ていけ」などと
大声で怒鳴ることもあったということです。

 

男性係長は暴力行為などを認めています。

 

真室川町役場
佐藤和弥 総務課長

「(部下の仕事が)うまくいかないことに対してだんだんいらだつようになって
暴行をするようになったと(話している)」

 

町では、この係長のほかにも、管理監督責任として上司2人も減給などの懲戒処分としています。 


《カウンセラー松川のコメント》

加害者の弁が「高圧的な態度を取ってしまった」とのことですが、
これが暴力事件を起こした理由だと思っているならば
この加害者は真に反省はしておりません。
「被害者の低い業務能力が原因で自分が加害者に仕立て上げられた」
と今でも考えているでしょう。
1年間も暴行や暴言をバレずに継続していたのですから、
その点でも行為は悪質と言えましょう。
いくらイラ立っていたとしても、暴力に訴えるのは社会人として異常です。
こんな者を公務に就けさせなければならない真室川町も不幸です。

被害者の方へ
能力の高低は誰にでもあります。
仕事の向き不向きも誰にでもあります。
今の職務が能力的に合わないだけかも知れません。
バワハラや暴行による心の傷が出来ている可能性はあります。
心身に不調を感じられたら心療内科や精神科の受診をお勧めします。

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