2021年5月20日木曜日

「公立学校でパワハラ」と教師が訴え 長崎地裁で第1回口頭弁論

「公立学校でパワハラ」と教師が訴え 長崎地裁で第1回口頭弁論

 

2021年5月20日() 18:59 テレビ長崎

 

長崎市内の公立学校に勤務していた男性教師が、長崎市に対して、職場内で受けたパワハラに適切に対処しなかったとして、損害賠償を求める裁判が長崎地裁で始まりました。

 

訴えを起こしているのは、長崎市内の公立学校に勤務していた、休職中の50代の男性教師です。

 

訴状などによりますと、原告の男性は2019年、当時務めていた学校で先輩の男性教師から、1時間にわたる叱責や、「殴ってやろうかと思っていた」という暴言などのパワハラ行為を受けたとしています。

 

男性は「パワハラに対する適切な措置を講じず、職場環境に配慮する義務を怠った」として、長崎市に150万円の賠償を求めています。

 

20日、長崎地裁で開かれた第1回口頭弁論で、長崎市側は請求の棄却を求めました。

 

原告の男性は「公立学校ではハラスメントがあっても、教職員は辞めたり異動したりするのは難しい。裁判を通して、職場からハラスメントをなくす糸口にしたい」と話しています。

 

次回の期日は715日です。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラ被害者の原告とパワハラ環境を放置したとされる市側の被告が
全面対決をしています。
事件捜査とは異なりますので、原告の挙証責任下での法廷闘争となり、
市側がどの様に受けて立つのか気になります。

被害者の方も
有利な証人をしっかりと確保して、被害回復は無理でも
[パワハラを許さない職場環境]が作れる様に
頑張ってください。

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