2021年5月29日土曜日

車内で個別指導、生徒に私的なLINE…教員を処分

車内で個別指導、生徒に私的なLINE…教員を処分

 

2021年5月29日() 9:26 朝日新聞(吉田博行)

 

 徳島県教育委員会は28日、生徒とLINEやメールで私的なやりとりをしたなどとして、県立高校の男性教諭2人を懲戒処分したと発表した。

 

 県教委によると、減給6カ月の処分を受けた男性教諭(49)は昨年10月から今年3月にかけて、女子生徒とLINEで私的にやりとりをし、車内で試験の個別指導をしたり、校内で頭などに触れたりした。生徒からの相談を受け、校長の注意を受けた後も生徒にメッセージを送信したという。戒告処分を受けた男性教諭(60)は一昨年5月から今年3月にかけて、複数の女子生徒とメールで私的なやりとりをし、髪や肩に触れるなどの行為をしたという。


《カウンセラー松川のコメント》

男性教諭(49)について
生徒から校長に相談があったと言うことは
この時点で当該生徒は教諭に対して好意を抱いておらず、
迷惑行為と感じたので相談に至ったのだと思います。
校長から注意を受けた時点ならば懲戒対象にならなずに済んだものを
その後もメッセージを送り続けたのは悪質と言えるでしょう。

被害者の方も
校長に相談し、校長もそれなりの対応をしてくれたはずなのに
その後もメッセージが送られて来て、教諭に対してのみならず
校長に対しても不信感を抱かれたと思います。
今般の懲戒処分で教諭の行為が問題である事は明白になりましたので
先ずは安心して生活して頂きたいと思います。
しかし、心のどこかに何か違和感を覚える様であれば、
御家族に相談の上で専門医の診察を受けることをお勧めします。

男性教諭(60)について
複数の女子生徒と私的にメール交換とのこと。
恋愛感情云々ではなく若い異性とのメールを楽しんでいたのでしょうね。
しかし、相手が教え子であれば、今の世の中では問題視されます。
また、特定の生徒との私的な交流も平等性の点から疑われますので、
教員としては控えた方が無難でしょう。
そして、異性の身体に触れるのも問題視され易く、
しかも相手が教え子ならば今は確実に問題とされますので
これも避けた方が無難です。

被害者の方々へ
嫌悪感を持たれていたのか報道では分かりませんが
懲戒処分が出た事で決着をつけて欲しいと感じております。
但し、精神的な不安定感が消えない場合は
御家族に相談の上で専門医の診察を受けてください。

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