2021年5月27日木曜日

追手門学院が元学長らの“解雇撤回” セクハラ隠蔽問題に絡む「不当解雇」訴訟で和解成立

追手門学院が元学長らの“解雇撤回”
 セクハラ隠蔽問題に絡む「不当解雇」訴訟で和解成立

 

2021年5月27日() 18:22 朝日放送テレビ

 

 追手門学院大学を不当解雇されたとして、元学長ら2人が運営法人を訴えた裁判で、解雇を撤回する和解が成立しました。

 

 追手門学院大学の元学長・落合正行さん(72)と元教授・田中耕二郎さん(71)は2015年、セクハラ被害を訴える運動部コーチに提訴を促したなどの理由で懲戒解雇されました。

 

 2人は「そのような事実はなく不当だ」と提訴。

 

 大阪地裁は2020年「コーチは自らの意思で提訴した」と認定し、解雇は無効として追手門学院に約1億円の支払いを命じていました。

 

 2人によりますと、控訴審で学院が解雇を撤回し、定年まで教授の地位にあったと確認する和解が成立しました。

 

 (元学長・落合正行さん)「一新して社会的に期待される新たな大学へ早期に生まれ変わることを期待しています」。


《カウンセラー松川のコメント》

1億円よりも[過去に遡っての解雇の事実無し]の和解を選んだお二人に
教育者としての矜恃を感じました。
それにしても「セクハラされたならば提訴しては」が
解雇理由になるのも理解出来ません。
裁判にて事案の有無を司法判断して貰うのが悪なのでしょうか?
この学校法人の[臭いものに蓋をする]思考が偏っているとしか思えません。

被害者のお二人へ
和解による金銭解決と言う実より名を取られた、
今の拝金主義が横行する中で一服の清涼剤となりました。
これからも教育界の牽引や見守りをお願いしたいです。

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