2022年12月28日水曜日

個人情報紛失・不適正照会・セクハラ・禁止場所での喫煙など…高知県警が警察官6人を“所属長注意”処分

個人情報紛失・不適正照会・セクハラ・禁止場所での喫煙など
…高知県警が警察官6人を所属長注意処分

 

2022年12月28日() 15:26 テレビ高知

 

個人情報の紛失や不適正な照会、セクハラをしたなどとして、129日、高知県警の警察官6人が「所属長注意」の処分を受けたことがわかりました。

 

1)個人情報未記載の書類一部紛失

令和410月中旬、巡査が未記載の書類をパトカーのトランクの上に置いたまま発進して落とし、5分間紛失したということです。巡査は「迷惑をかけてしまい、反省している」と話していると言うことです。

 

2)個人情報記載の書類紛失

令和411月初旬、巡査長が個人情報が書かれたノートと捜査書類1枚が挟まったバインダーを捜査車両のトランクの上の置いたまま発進して落としました。ノートは20分後に見つかりましたが、捜査書類は見つかっていません。巡査長は「迷惑をかけてしまって反省している」と話しているということです。

 

3)個人情報記載の書類一時紛失

令和411月中旬、巡査長が、事案に関する、「様式が決まっているわけではない」書類を公共施設の駐車場で落として、50分間紛失しました。巡査長は、落としたことに気付かず施設の職員からの連絡で判明したということです。巡査長は「落としたことに気付かなかった。関係者に迷惑をかけて反省している」と話していると言うことです。

 

4)不適正照会

令和44月上旬から9月下旬、警部補が、執務室内で専用の端末を使用し、私的な目的で警察情報管理システムで複数回、複数人の個人情報を照会したということです。警部補は「個人的に生年月日とかを知りたかった」と話していると言うことです。

 

5)セクシュアルハラスメント

令和410月初旬から10月下旬、警部が女性職員に対し、腕を触る不適切な身体接触をしたほか、複数回、会食に誘ったということです。会食の要求は「2人きり」ではなかったということです。警部は「女性職員に不快な思いをさせたことについて謝罪する」と話していると言うことです。

 

6)留置所内喫煙

令和411月中旬、巡査長が警察署の留置所内の休憩室に、持ち込みが禁止されている電子タバコを持ち込み、喫煙したということです。過去にも複数回喫煙したことがあり、巡査長は「喫煙場所までいくのが面倒だった」と話していると言うことです。


《カウンセラー松川のコメント》

ニュースでは6件の問題事案が報じられていますが、
拙ブログでは(5)セクシュアルハラスメントについて記事化致します。
会食の要求について「2人きりではなかった」と主張している点が、
逆に怪しさを感じます。
人数について言及していなかったとか、
男女二人ずつとかの要求の可能性も否定出来ません。
そして、この事案でも男性警察官が女性職員へ加害と言う構図。
女性警察官よりもセクハラし易いと考えているのでしょう。
警察は警察官と言う制服組がトップを務め、構成員の殆どが制服組なので、
職員を下に見る傾向は昔からあります。

被害者の方へ
今後も別の加害者により発生する可能性もありますが、
泣き寝入りせず、担当窓口等に訴えた方が良いでしょう。

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