2022年12月10日土曜日

「俺はセクハラの塊」「また違う男を連れ回している」…京都副知事の発言で調査委設置の考え

「俺はセクハラの塊」「また違う男を連れ回している」
…京都副知事の発言で調査委設置の考え

 

2022年12月10日() 7:58 読売新聞

 

 京都府の山下晃正副知事(70)が、性差別問題などに取り組む一般社団法人「Voice Up Japan」(東京都)の女性代表理事にセクハラ発言をしたとされる問題で、府は9日、女性から届いた公開質問状への回答を公表した。第三者による調査委員会を設置する考えなどが示されている。

 

 女性によると、副知事は11月15~17日に公務で訪れたスペイン・バルセロナのイベント会場で、女性に「俺はセクハラの塊みたいなもんだからな」「また違う男を連れ回している」と発言したという。

 

 女性が同25日、内容を記した意見文を府の窓口にメールで送ると、副知事から3回にわたって直接返信があった。しかし、府から回答はなく、女性は今月1日、府に今後の対応や取り組みを問う公開質問状を送付。府は同8日に回答した。

 

 回答書では、第三者による調査委員会の設置に向け、弁護士らの選任を進めていると説明。全職員が12月中にセクハラ防止の研修を受けるよう指示している。

 

 府の担当者は「府として重く受け止めている。職員の意識改革のきっかけにしたい」とし、第三者委員会については「できるだけ早期に対応する」と話した。



※ 他社のニュースも掲載致します

京都府副知事の「セクハラ発言」 府が第三者委で調査へ

 

2022年12月9日() 19:36 産経新聞

 

ジェンダー問題などに取り組む団体の代表理事の山本和奈さんが、京都府の山下晃正副知事からセクハラ発言を受けたとする公開質問状に対し、府は9日、第三者委員会を立ち上げて事実確認をするとの回答を明らかにした。8日にメールで山本さんに送付し、回答の公開は本人の同意を得たという。

 

府は回答で、第三者委メンバーの弁護士などの選任を進めており、「必要に応じて厳正に対処する」と説明。山本さんが公開質問状を出す前の11月25日、府に送ったメールに対し、山下副知事が直接返信したことについては「一刻も早くおわびをしたい思いからだったが、さらに精神的な苦痛を与え、軽率だった」とした。

 

山下副知事は11月15~17日、スペイン・バルセロナで開かれたイベントに出席。その際、山本さんは「俺はセクハラの塊みたいなもの」「また違う男を連れ回している」などといわれ、セクハラだとして府に意見文を送付。12月1日には事実確認を求める公開質問状を送っていた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ12月3日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 副知事「また違う男を連れ回している」と発言か、女性の意見文に直接メールも (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
加害者自身が「セクハラの塊」と称しているのですから、
今般の事案は表現を誤ったのではなく、明らかに恣意的な発言です。
自身を「セクハラの塊」と称する輩は異常ですので、
慌てて全職員を教育するよりも、加害者である副知事に考える時間を与え、
自身の行為に対する考えを明文化させるのが先決です。
そして加害者の考え方次第で、今後の処遇を検討すれば良いでしょう。

被害者の方へ
この様な常軌を逸した者が副知事を務められない様に
厳しい追及をした方が良いと思います。
府の動きを見ても、本気で対応している様には見えませんから。

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