同僚への嫌がらせで業務データ削除 海自隊員を懲戒免職処分

同僚への嫌がらせで業務データ削除
　海自隊員を懲戒免職処分

 

2022年12月13日(火) 20:21　神奈川新聞

 

　同僚隊員への嫌がらせで業務データを削除したとして、海上自衛隊は１３日、作戦情報隊（横須賀市）に勤務する４０代の男性１曹を懲戒免職処分とした、と発表した。また、パワハラが部下の精神疾患を発症させる一因になったとして、横須賀基地業務隊（同市）の男性３曹（２８）を停職６日の懲戒処分とした。

 

　横須賀地方総監部によると、１曹は２０２０年８月、当時の所属部隊のパソコンから部内ネットワークで不正アクセスし、その前に所属していた部隊のデータを削除した。調査に対し、「嫌悪感を持っていた隊員を困らせてやろうと思った」と供述しているという。

 

　３曹は同年１１月、当時所属していた艦艇内で、部下に指導する際、暴言を浴びせたり、持っていた３５０ミリリットル缶ほどの金属缶を放り投げたりして威嚇した。部下はこの行為も一因となり、精神疾患を発症。親族が通報し、発覚した。３曹は調査に対し、「自分勝手であいまいな態度を取られ、怒りを覚えた」と供述し、深く反省しているという。

《カウンセラー松川のコメント》

ニュースの見出しには表記されていませんが、
3曹が2年前のパワハラ加害で停職6日の処分となりました。
被害者はパワハラも一因となって精神疾患を発症とのこと。
しかし、加害者の弁では「自分勝手であいまいな態度を取られ」とのこと。
この辺りの背景が分からないとコメントも難しいです。
まぁ「暴力はいかんですな」程度が歩留まりでしょうか。

被害者の方へ
加害者の加害理由の真偽は如何でしょうか？
このままですと「被害者にも非が有る」との認識もされてしまいます。