2022年12月24日土曜日

緊急走行の救急車内でパワハラ 消防司令を停職3カ月処分

緊急走行の救急車内でパワハラ 消防司令を停職3カ月処分

 

2022年12月24日() 10:45 毎日新聞(森永亨)

 

 茨城県石岡市は23日、緊急走行中の救急車内でパワーハラスメントをしたとして、市消防本部の消防司令の男性(49)を停職3カ月の懲戒処分にした。

 

 市によると、男性は救急隊長だった2016年4月~18年3月、傷病者を救急搬送中に部下の運転手に停止や進行について一貫性のない指示を出し、「言うことが聞けないならクビにするぞ」など威圧的な発言をした。男性は「指導の一環だった」と話しているという。

 

 消防本部によると、搬送の遅れなどの影響は確認されていない。


《カウンセラー松川のコメント》

過去、今から6年前から2年間に渡るパワハラに関して処分です。
ここで気になるのは[一貫性のない指示を出していた]ことです。
実際の指示内容について把握しておりませんので、
その点についてコメントが出来ませんが、
他の本部管内でもこの様な隊長がいらっしゃったのを聞いておりますので、
決して珍しい人事ではないと思います。
多分、パワハラ加害そのものよりも、
指示の一貫性の無さが部下にとって大きな不満だったのだと思います。
しかし、一貫性が無いのか、状況に合わせて指示を変えていたのか、
この点について知りたいところです。
隊長目線と隊員目線では異なる部分もあるでしょうし。

被害者の皆様へ
活動中、特に市民の前で叱責されるのは非常に辛いものです。
それが理不尽な内容であれば、不満は溜まるばかりなのも当然です。
傷病者の搬送中の救急車機関員は事故防止だけでなく、
搬送中の傷病者への影響が少なくなる様に運転もしているので、
余計に神経を使っての車両操縦となりますから、
一貫性の無い指示や叱責をされたのでは堪ったものではありません。
不満を溜めたままだと仕事に悪影響を与えますので、
ハラスメントに対しても遠慮をする事はないでしょう。

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