2022年12月27日火曜日

警視が部下に大声で「あんたの話は長いんだよ」…内部処分で異動

警視が部下に大声で「あんたの話は長いんだよ」
…内部処分で異動

 

2022年12月27日() 13:54 読売新聞

 

 群馬県警が、交通機動隊隊長だった警視の部下へのパワーハラスメントを認定し、本部長注意の内部処分とし、交通部理事官に異動させていたことが26日、わかった。処分と異動は9日付。

 

 県警監察課などによると、警視は5~11月、部下に対し「あんたの話は長いんだよ」などと大声で暴言を浴びせたという。警視は「指導の仕方が悪かった」と話している。同隊長の後任には、運転免許統括官と兼任で須田和行警視を充てる。

 

 また、関係職員にセクハラ行為をした警察署の巡査長を8日付で、本部長訓戒の内部処分とした。巡査長は11月、勤務時間外に関係職員の体を触り、性的な言動をしたという。巡査長は処分を受け依願退職した。

 

 

 ※ 他社のニュースも紹介致します

「あんたの話は長い」部下に激高
 パワハラで男性警視が本部長注意に 群馬県警

 

2022年12月26日() 20:42 群馬テレビ

 

勤務中に部下を怒鳴りつけるなどのパワーハラスメントをしたとして、群馬県警の男性警視を本部長注意としていたことが分かりました。

本部長注意となったのは、県警の小林渡警視です。県警によりますと、今年5月から11月までの間、交通機動隊長だった小林警視は、部下が業務に関する説明をしていたところ突然激高し、他の職員の前で「あんたの話は長いんだよ」「何年やってるの」などと大声を出したということです。小林警視は「指導の仕方が悪かった」と話しているということです。

また、県警は、同僚にセクハラをしたとして署に勤務する巡査長を本部長訓戒としました。巡査長は、「申し訳ないことをした」と話し、依願退職したということです。



部下へのパワハラで交通機動隊長を更迭 群馬県警 


2022年12月13日(火) 11:00 上毛新聞

 

 職場でパワーハラスメント(パワハラ)をしたとして、群馬県警が交通機動隊の男性隊長を別の部署へ異動させていたことが12日、関係者への取材で分かった。県警は把握した情報を調査、確認した上で、既に処分も行ったもようだ。 

 

 関係者によると、部下に対する威圧的な言動がパワハラに当たると指摘された。先週の段階で同隊長から交通部理事官に異動させたという。 

 

 県警は今回の異動や処分を発表していない。監察課は、一般論として事案ごとに発表を検討していると説明。「現時点ではコメントできない」としている。 

 

 県警内のパワハラを巡っては、昨年10月に当時の富岡署長が更迭、処分された。以降も警察署勤務の警部補ら複数人がそれぞれ処分を受けている。 


《カウンセラー松川のコメント》

交通機動隊長について
今年の3月18日付運転管理課長からの異動。僅か9ヶ月での懲罰人事です。
報道によると5~11月と幅を持たせていることからも、
複数回のパワハラがあったのでしょう。
どの様な経緯でパワハラに至ったのかは分かりませんが、
所属長となった事で抑えが効かなくなったのかも知れませんし、
過去に問題視されないだけでパワハラ加害をしていたのかも知れません。

被害者の方へ
誰にでも得手不得手があるでしょうし、要領の善し悪しもあります。
その短所の部分に目を付けられて大勢の前で叱責。
しかも、数ヶ月間継続していたのでは、面子も丸潰れだったでしょう。
今般の異動でパワハラ上司は去りましたので、
気持ちを新たにして勤務に精励して頂きたいと祈念しております。


巡査長について
勤務時間外に関係職員へのセクハラとのこと。
相手が警察官でなく職員だったので、逆に問題が大きくなったのかも知れません。
「たかが職員」と高を括って時間外に悪さをしたのが徒となったのでしょう。
本部長訓戒とは言え、巡査の階級(巡査長は警察法上では巡査)で
懲戒処分が記録されたのでは昇進どころか栄転も絶望的ですから、
退職したのは正解でしょう。

被害者の方へ
警察内部の事だからと泣き寝入りする事はありません。
警察法第三条にて
警察の職務を行うすべての職員は、日本国憲法及び法律を擁護し」と
規定されているのですから。

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