大和市長パワハラ問題
市議会が市長の辞職勧告決議案可決
「反省態度見られない」
2022年12月21日(水) 21:51 神奈川新聞
大和市副市長を昨年4月に任期途中で辞職した金子勝氏(65)が大木哲市長(74)による職員へのパワーハラスメント的言動があったと告発したことを巡り、大和市議会は21日、市長に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。
調査報告を受けて問責決議が可決されていたが、「反省の態度が見られない」としてより厳しい意思を表明した。
同市議会による辞職勧告決議の可決は、確認できる過去30年間で初めて。
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大和市の大木市長への辞職勧告決議案 市議会が可決
2022年12月21日(水) 18:54 テレビ神奈川
パワハラ疑惑をめぐる調査への対応をめぐり、大和市の大木哲市長に対する辞職勧告決議案が市議会で可決されました。
大和市の大木市長のパワハラ疑惑をめぐっては、去年から市議会の特別委員会が調査してきましたが、大木市長は参考人招致の中で証言を拒否する場面が多数ありました。
この対応に市議会が「不誠実だ」と紛糾し、11月、市長への問責決議案を可決しましたが、大木市長は「パワハラから論点をすり替えている」と反論し、自身の責任には言及しませんでした。
こうした言動を受け、12月21日の市議会では、「市長の自覚が欠如している」として、議員が市長に対する辞職勧告決議案を提案。
大和市議会・大和正風会・安藤博夫議員
「大和市議会を軽視し続ける大木市長の姿勢は言語道断。
速やかに市長の職を辞するよう勧告する」
採決の結果、13対11の賛成多数で可決されました。
辞職勧告決議には拘束力はなく、本会議後に大木市長は決議を不服とするコメントを読み上げました。
大和市・大木哲市長
「問責決議から1カ月も経ておらず、この間、何ら状況が変わっていない中で、このような決議が提案されたこと自体に疑問を感じるとともに、可決されたことは極めて遺憾。
もはやパワハラ問題とはかけ離れていると言えると思います」
一方で報道陣からの質問には応じず進退の明言は避けました。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ11月25日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 大和市長パワハラ問題 問責決議を全会一致で可決 証言拒否は「不誠実」 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
間接民主制とは言え議会で辞職勧告決議が可決されたのですから、
これは大和市民の意思として受け取るべきでしょう。
しかし、賛成多数とは言え、反対票より2票だけ多かったのですから、
議会の半数弱は「市長辞めなくていいんじゃない」と考えている訳ですね。
大騒ぎになっている割には、議会の反応が割れているのですね。
そして、パワハラ問題でなく、
議会に対する姿勢で市長は責められている点にも留意したいです。
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