部下の後頭部を平手で叩く パワハラで男性隊員を懲戒処分
航空自衛隊岐阜基地
2022年12月13日(火) 17:31 名古屋テレビ
部下にパワーハラスメントをしたとして航空自衛隊岐阜基地の男性隊員が懲戒処分となりました。
減給10分の1、1カ月の懲戒処分を受けたのは航空自衛隊岐阜基地の飛行開発実験団整備群に所属する2等空曹の男性隊員(40代)です。
基地によりますと、男性隊員(40代)は2018年4月から12月までの間に、部下の隊員の後頭部を複数回にわたり平手で叩いたり、胸を強く押したりしたということです。部下の隊員にけがはありませんでした。
男性隊員(40代)はパワーハラスメント行為を認め「処分を真摯に受け止め反省しています。今後も継続して任務に邁進してまいります」と話しているということです。
また、同じく飛行開発実験団整備群に所属する3等空曹の男性隊員(30代)は去年12月、各務原市内のガソリンスタンドで精算機に忘れられていたお釣り、現金6千円を持ち去ったとして停職30日の懲戒処分を受けました。
男性隊員(30代)は窃盗の行為を認め「処分を真摯に受け止め反省しています。軽率な行動により被害者に迷惑をかけたことを反省するとともに、二度と違反を起こさないように自己を律し引き続き任務を遂行したい」と話しているということです。
2人とも依願退職はせず、基地は再発防止を徹底するとしています。
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ガソリンスタンドの精算機に“忘れられた6千円”
…持ち帰った自衛隊員が停職処分「店員が忙しそうだった」
2022年12月13日(火) 17:14 東海テレビ
窃盗やパワハラ行為をした航空自衛隊岐阜基地の男性隊員2人が懲戒処分となりました。
岐阜基地によりますと、3等空曹で30代の男性隊員は2021年12月、業務時間外に自分の車で立ち寄ったガソリンスタンドで、精算機に忘れられていた現金6千円を見つけ、警察に届け出ることなく持ち帰りました。
聞き取りに対し、男性隊員は「店員が当時忙しそうだったので、後日警察に届け出ればよいと判断して帰宅してしまった」と認めていて、岐阜基地は13日付けで停職30日の懲戒処分を下しました。
また、岐阜基地は2等空曹で40代の男性隊員についても、4年前、業務中や宴会の席で部下の男性隊員(20代)の後頭部を平手で叩くなどパワハラ行為をしたとして、減給の懲戒処分としています。
飲み会で部下の頭たたくなどパワハラ行為 2等空曹を減給処分
航空自衛隊岐阜基地
2022年12月13日(火) 19:18 CBC
部下の頭を叩くなどのパワハラ行為をしたとして、航空自衛隊岐阜基地の2等空曹が懲戒処分です。
減給10分の1・1か月の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊岐阜基地所属の40代の男性2等空曹です。
2等空曹は2018年、部下の隊員と2人で業務に当たっていた際、後頭部を叩いたり胸を押したりする暴力を伴う指導をしたほか、所属する部隊の飲み会で、部下の隊員の後頭部を叩くなどしました。
被害にあった隊員の親族から部隊に通報があり、事案が発覚しました。
2等空曹は「声をかけても応答がなく、とっさに手が出てしまった」などと話しているということです。
また、ガソリンスタンドで精算機に忘れられた釣り銭6000円を盗んだとして、30代の男性3等空曹が停職30日の懲戒処分を受けました。
《カウンセラー松川のコメント》
4年前のパワハラについて処分が下ったそうですが、
通報自体はいつ頃あったのでしょうか。
数年前の事案では加害者ばかりでなく、
被害者の記憶も薄れてしまうと思います。
自衛隊のハラスメントに対する処分の報道を見ていると
数年前の案件の処分が非常に多く感じます。
釣り銭泥棒は昨年12月の事案なのに、
パワハラは4年前の事案での処分です。
それほどまでに慎重な調査をしているのか、
担当部署が多忙で対応に時間を要しているのか、
部外者としては非常に不思議です。
被害者の方へ
漸くの懲戒処分ですが、これで納得されるとは思いません。
しかし、処分が決定した以上は理解だけでもするしかありません。
残念な部分もありますが、これが自衛隊の実態でもあります。
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