2022年12月21日水曜日

同僚女性5人に「好きです」、セクハラ繰り返した男性教諭処分…教委「今後の言動を観察」

同僚女性5人に「好きです」、セクハラ繰り返した男性教諭処分
…教委「今後の言動を観察」

 

2022年12月21日() 14:02 読売新聞

 

 群馬県教育委員会は20日、伊勢崎市立小の男性教諭(24)を免職とするなど、4人を同日付で懲戒処分にしたと発表した。

 

 県教委によると、男性教諭は1月30日、SNSで知り合った当時17歳の女性に金銭を渡して淫らな行為をし、その後、女性の知人男性から恐喝を受け、県警前橋署に相談。県青少年健全育成条例に違反すると知らされ、10月に勤務先に報告した。男性教諭は「専門学生と聞き、18歳以上と判断した」と話したという。

 

 また、沼田市立沼田小で6月30日に行われた理科の授業で、誤った手順で実験を行い児童にやけどを負わせた男性教諭(61)を停職6か月とし、監督責任を問い女性校長(60)を戒告とした。教諭は20日付で依願退職した。

 

 さらに、西毛地域の県立高校に勤める男性教諭(34)を減給10分の1(3か月)とした。教諭は2020年10月~今年11月、同僚の女性5人に「好きです」などの言動を繰り返すセクシュアル・ハラスメントを行った。県教委は「今後の言動について、校長を通してしっかり観察する」としている。



※ 他社のニュースも掲載致します

17歳女性とホテルで不適切行為の男性教諭など4人を懲戒処分 群馬県教委

 

2022年12月20日() 20:32 群馬テレビ

 

群馬県教育委員会は未成年に対し不適切な行為をした男性教諭をはじめ4人を今月20日付けで懲戒処分にしたと発表しました。

伊勢崎市内の公立小学校に勤務する24歳の男性教諭は今年1月SNSを通じて知り合った17歳の女性に金銭を渡し市内のホテルで不適切な行為を行ったとして20日付けで懲戒免職処分となりました。男性教諭は県教委の調べに対し相手の女性が専門学校生であると認識していたと話したうえで「軽率な行動でたくさんの人に迷惑をかけ申し訳ない」と謝罪しているということです。

また、北毛地域の小学校で今年6月、理科の授業の実験中に事故を起こし児童4人にケガを負わせ書類送検された61歳の男性教諭が停職6か月の懲戒処分となりました。これを受けて男性教諭は20日付けで依願退職しました。あわせて60歳の女性校長がこの教諭の指導監督を怠ったとして戒告処分となりました。

西毛地域の県立高校に勤務する男性教諭はセクシャルハラスメントを行ったとして減給3か月の懲戒処分となりました。この男性教諭は2020年の10月頃から今年11月初めにかけて勤務する学校の5人の女性教職員に対して好意を伝える言葉や性的な発言などを執拗に繰り返したものです。過去には生徒に対して性的な発言などを繰り返して校長の指導を受けていたということです。

これらの処分を受けて県教育委員会の平田教育長は「教職員ひとりひとりが教育に携わる公務員としての責任をより強く自覚し襟を正した行動が出来るよう県教育委員会として全力で取り組む」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

幾つかの懲戒処分が発表されていますが、セクハラ事案について言及します。
自分の恋愛感情を示すのは個人の権利でしょう。
しかしそれを繰り返す。しかも職場で繰り返すのでは問題です。
県教委は「今後の言動について、校長を通してしっかり観察する」
とのことですが、過去には生徒に対して性的な発言などを繰り返して
校長の指導を受けていたのですから、
対象は異なるとは言え再犯と同様であり、もう観察の段階ではなく、
問題が起こりそうもない部署へ異動か、
免職や退職の方向で検討して構わないと思いました。

被害者の皆様へ
決して安全な加害者ではありません。再犯のおそれもあります。
何か起こしたら直ちに情報共有の上で、然るべき方に通報してください。

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