パワハラが原因?
鹿児島県派遣の和泊副町長が退職願
町長「なかったが…」庁内の動揺を考慮
2022年12月9日(金) 7:39 南日本新聞社
和泊町の伊原拓也副町長が7日付で退職願を提出した。9日に承認される見通し。町によると、パワハラ発言を受けたと職員から相談があり、町長は「パワハラはなかった」と結論づけたが、庁内の動揺を招いたとした。
伊原氏は鹿児島県が派遣した元職員で、昨年10月副町長に就任した。県は再度採用する方向。
町によると、9月に職員が上司に相談。前(すすめ)登志朗町長が両者から聞き取りし、伊原氏と協議した上で、県に派遣終了の要請を決めた。伊原氏は「発言した記憶はないが、職員が精神的ダメージを受けたなら謝罪する」と話したという。
《カウンセラー松川のコメント》
ハラスメントかどうかは受け取る側次第と言っても過言ではありません。
当事者同士の信頼関係やコミュニケーションの有無や度合い、
受け手の耐性、受け手の状態。
同じ言動でも受け手によって解釈が異なるでしょうし、
同じ受け手でも状況等によって解釈が異なる場合もあります。
今般の事案でも受け手が被害者として相談した結果です。
例え加害者にハラスメントの意識が無くても、
最終的には第三者の判断に依ることになるでしょうし、
受け手が「被害を受けた」と感じれば、職場としては対応するしかありません。
加害者の弁の真偽は不明ですが、職場での言動には注意が必要な時代です。
被害者の方へ
加害者は派遣終了で職場から去りますので再発は無いでしょう。
辛かったかも知れませんが、気分を一新して勤務に精励してくださいませ。
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