2022年12月28日水曜日

今治市の消防 部下へのパワハラで男性隊員を戒告処分【愛媛】

今治市の消防 部下へのパワハラで男性隊員を戒告処分【愛媛】

 

2022年12月28日() 10:02 南海放送

 

部下に対するパワーハラスメント行為が相次いでいる今治市の消防で、新たに50代の男性隊員が、部下に行き過ぎた叱責を繰り返していたなどとして、市の消防本部は、この男性隊員を戒告の懲戒処分にしました。

 

戒告の懲戒処分を受けたのは、今治市消防本部に務める課長補佐級の50代の男性隊員です。

 

消防本部の発表によりますと、この男性隊員は、去年4月から11月にかけて、特定の1人の部下に対し、複数の隊員の前で言葉による行き過ぎた叱責を繰り返していたということです。

 

また、男性隊員は、同じ部下を呼び出して、人格を否定するような厳しい言葉を繰り返し投げかけていたということです。

 

消防本部では、これらの行為をパワーハラスメントと認定し、男性隊員をきのう付けで戒告の懲戒処分にしました。

 

聞き取りに対しこの男性隊員はパワハラ行為を認めた上で「真摯に受け止め反省している」などと話しているということです。

 

今治市消防本部では、パワハラ行為が相次いでいて、先月には別の2人の隊員が懲戒処分を受けています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

人格を否定する言葉、過度な仕事… 今治市消防 パワハラなどで新たに2人処分

 

2022年12月27日() 18:15 あいテレビ

 

愛媛県今治市の消防で新たに2人が部下へのパワハラなどの行為で処分を受けました。

 

今治市消防本部は27日、課長補佐級の男性職員2人をそれぞれ戒告と消防長注意の処分としました。

 

 このうち、戒告処分を受けた職員は、昨年度、部下に対し、他の職員の前で繰り返し厳しく注意をしたり、人格を否定する言葉を浴びせたりしたということです。

 

 一方、消防長注意を受けた職員は、関係者によりますと、過度な仕事によって部下を疲弊させたということです。また、部下の1人はパワハラ被害を訴え、現在、およそ1か月間の病気休暇に入っているということです。

 

 今治市消防本部は、先月、パワハラなどで別の2人が処分を受けていて、「パワハラ行為は決して許されないことであり市民の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

 

 

今治市消防本部 別のパワハラ行為発覚
 特定の部下に強い叱責繰り返す 2人を懲戒処分【愛媛】

 

2022年12月27日() 17:03 テレビ愛媛

 

飲酒の席で平手打ちをしたり、深夜に筋力トレーニングを強要するといったパワーハラスメント行為が明らかになった今治市消防本部で、別のパワハラ行為が判明し、27日付で2人の職員が懲戒処分を受けました。

 

今治市消防本部によりますと、50代の課長補佐級の男性職員が消防の現場や事務室で特定の部下1人に対して強い口調で叱責するパワハラ行為を繰り返していたということです。

 

今治市消防本部は27日付で、この男性職員を「戒告」、上司にあたる次長級の男性職員を「厳重注意」の懲戒処分としました。

 

どのような叱責をしていたかなどパワハラ行為の具体的内容については、被害者の要望で詳細は明らかにしないとしています。

 

今治市消防本部では飲酒の席で平手打ちをしたり、深夜に筋力トレーニングを強要したりといったさまざまなパワハラ行為が明らかになり、今回の2人とは別の5人が懲戒処分を受けています。

 

今治市消防本部の福田吉三郎消防長は「パワハラ行為は決して許されないことで深くお詫びします。再発防止と風通しの良い職場環境の構築に努め信頼を回復したい」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

今治市消防本部は[叩けば埃の出る組織]なのでしょうか?
またもパワハラ事案が発覚です。
しかし、被害者は病気療養が必要なほどなのに、
処分は加害者が[戒告]、加害者の上司が[消防長注意]この程度です。
こんな程度の懲戒処分だから「パワハラやっても大した事はない」と言う環境が
醸成されるているのでしょう。
パワハラの研修を受けているはずですが、一体どの様な研修を受け、
どの様な理解をしたのか、幹部や担当者の思考を疑います。

被害者の方へ
組織としてはパワハラの存在を認めたものの、
軽い処分で片付けてしまいました。
再発の可能性は否定出来ませんので、十分に注意してください。

0 件のコメント:

コメントを投稿